平成31年3月19日(火)・いぶりがっこごはん ・ハタハタの唐揚げ ・のり和え ・きりたんぽ汁 ・牛乳 ☆食材の産地紹介☆ ごま(スーダン・パラグアイ) ハタハタ(石川) にんにく(青森) しょうが(高知) 小松菜(埼玉) もやし(神奈川) にんじん(徳島) 鶏肉(宮崎) ごぼう(青森) だいこん(神奈川) 白菜(茨城) まいたけ(長野) せり(茨城) 長ねぎ(埼玉) ☆毎月19日は食育の日 今日は、秋田県の代表的な食材、いぶりがっこ・ハタハタ・きりたんぽを使用して給食を作りました。 ・いぶりがっこ 煙で燻した大根の漬物です。「がっこ」は秋田県の方言で「漬物」の意味です。 気温が低く、日照時間も短い秋田の冬は、漬物を作るために外で天日干しができません。そこで、室内で囲炉裏の煙と熱によって燻した大根を漬物にしたのが始まりといわれています。 今回は、秋田県から取り寄せた本場、昔ながらの製法で作った、無添加のいぶりがっこを、ごまご飯に添えました。 ・ハタハタ ハタハタは秋田県の県魚で、漢字では魚に「雷」もしくは「神」と書きます。 雷が鳴り、海が荒れる時期によく獲れることからこの漢字になったそうです。 そのまま食べるだけでなく、塩漬けにして発酵させ、「しょっつる」という調味料としても食べられています。 秋田の郷土料理に欠かせない魚です。今日は、下味をつけて唐揚げにしました。 ・きりたんぽ 秋田県といえば「きりたんぽ」をイメージする人もいるかもしれません。 杉の棒にご飯をつぶして棒状に巻きつけ、囲炉裏の火で焼いたものを「たんぽ」といい、それを切って鍋に入れるので、きりたんぽ鍋といいます。 今日は、鶏ガラでだしを取り、ごぼう・ねぎ・せり・まいたけなどの野菜を加えてきりたんぽ鍋風の汁物を作りました。 郷土料理は、普段食べ慣れていないこともあって、好きと苦手に大きく分かれました。 特に、いぶりがっこの燻した香りや味付けは敬遠されがちでした。(好きな子はモリモリ食べていましたが・・・) 日本には地方独特の気候や風土・文化があって、そこから生まれた食も数多くあります。今日はそんな味のひとつとして「いぶりがっこ」を紹介しました。いつか秋田へ行くことがあったり、大人になって出会った時に今日の給食を思い出してほしいからです。 そして、和食給食を味わう機会を増やしていきたいです。 |
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