【本日の給食】わかめごはん、しゅんゆい、江戸菜のごま和え、みそ汁(140129)今日の『しゅんゆい(燻魚)』に使った魚は“まあじ”です。「燻魚(しゅんゆい)」は、字のごとく魚を燻して食べる中華料理です。つまり燻製(くんせい)にするわけですが、燻製にしなくても、魚に下味をつけて、甘辛だれにからませても、今日のようにおいしく食べやすい料理になります。 【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 あじ(ニュージーランド産) 江戸菜(千葉県)じゃがいも・たまねぎ(北海道)ニラ(長崎県) 【本日の給食】うぐいす揚げパン、アーモンド揚げパン、ワンタンスープ、牛乳羹(140128)給食が始まった頃は、脱脂粉乳と、パンにおかずの組み合わせばかりでした。パンをそのまま食べる方が多い中で、コッペパンを揚げて砂糖をからませる『揚げパン』は、人気のある献立でした。 『うぐいす揚げパン』は、“鶯(ウグイス)きな粉”をまぶしてあります。 “きな粉”は、大豆を原料としています。一般的には黄色大豆から作られますが、今日は“青大豆”を原料としているので、青色のきな粉となります。青色というより緑色(鶯(うぐいす)色(いろ))を呈するので、“鶯(ウグイス)きな粉”という名称が使われています。 日本語特有の色の名称が食材にも使われます。料理の世界では、料理名のみならず食材にも“色”の名前が反映されることも多いのです。 【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 豚肉・豚挽肉(熊本県) にんじん(八王子鈴木さん)白菜・長ねぎ(八王子菱山さん) しょうが(高知県)もやし(神奈川県) 【本日の給食】ハヤシライス、じゃがカリカリサラダ、ネーブル(140127)
学校給食週間2日目は、『ハヤシライス』『じゃがカリカリサラダ』『ネーブル』にしました。
『ハヤシライス』の名前の由来は、丸善の創始者:早矢仕有的(ハヤシユウテキ)という人が考案した料理だからという説と、「ハッシュドビーフ(牛肉を細切れにする)」が略されてハヤシライスになったという説が、有力です。 『ハヤシライス』は、薄切りにした牛肉と玉ねぎをバターで炒め、赤ワインとドミグラスソースで煮たものを、ごはんにかけて食べる、日本独自の料理で、代表的な『洋食』のひとつです。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 牛肉(北海道) にんじん(千葉県)たまねぎ(北海道)にんにく(青森県) きゃべつ(愛知県)じゃがいも(長崎県) きゅうり(宮崎県)ネーブル(広島県) 【本日の給食】ごはん、さわらの塩焼き、お浸し、冬野菜汁(140124)『冬野菜汁』には、“ごぼう”“にんじん”“さといも”“かぶ”“ねぎ”“油揚げ”が入っています。“ごぼう・さといも・かぶ”の旬は、秋から冬にかけてです。 ・ごぼうは、大腸がん、便秘、動脈硬化、糖尿病、滋養強壮に効果があります。 ・さといもは、便秘、滋養強壮の他、健胃、肝臓病、高血圧に効果があります。 ・かぶは、体を温めたり、消化促進、がんや精神安定の効能があります。 今の時期にたくさん食べたい食材です。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 さわら(韓国産) さといも(八王子立川さん)にんじん(八王子鈴木さん) 長ねぎ(八王子菱山さん)ほうれん草(埼玉県)かぶ(千葉県) 大根(神奈川県)もやし(静岡県)ごぼう(青森県) 【本日の給食】かけうどん、イカと冬野菜の天ぷら(140123)今日は、クラスみんなで協力しないと、『温かいうどん』が温かいまま食べられない日です。 うどんは、茹でてから水に晒し、1人分ずつに丸めてあるのを丼に盛り付けます。そして、小松菜・わかめ・ウズラ卵をトッピングして、でんぷんでとじた熱い汁をかけます。いくら熱いとはいえ、素早く盛り付け、各テーブルに配らなければどんどん冷めてしまいます。そして、揚げ物は3種類で、数を数えなければなりません。 クラスみんなの協力で熱いものは熱く、冷たいものはつめたく、美味しく食べることができたようです。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 いか(北西太平洋・青森産)鶏肉(徳島県) たまご(青森県)生わかめ(鳴門産) 小松菜(東京都)にんじん(千葉県)長ねぎ(埼玉県深谷) たまねぎ(北海道)たけのこ(徳島県) れんこん(佐賀県)かぼちゃ(メキシコ) 【本日の給食】キーマカレー、野菜スープ、りんご(140122)「キーマ」は、ヒンディー語やウルドゥー語で「細切り肉、ひき肉」を意味します。玉ねぎやにんじんなどの野菜を“みじん切り”または“あられ切り”にしたものと、ひき肉を炒め、カレー粉などの香辛料と調味料を加えて少量の水で煮込みます。 今日は、たくさんの野菜を炒めたので、野菜の煮汁が大半のとろみとなりました。 【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 豚挽肉(熊本県)にんじん(八王子鈴木さん) じゃがいも・たまねぎ(北海道)きゃべつ(愛知県)しょうが(高知県) ピーマン(宮崎県)りんご・にんにく(青森県) 【本日の給食】ロールパン、チキンカツ、パリパリサラダ(140121)『チキンカツ(試験に勝つ!)』とジャガイモがパリパリしている『パリパリサラダ(ばりばり頑張る)』です。 全部食べて飲んで、お腹がいっぱいになるので、お残ししないように!とクラスにはメッセージしました。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)たまご(青森県) にんじん(千葉県)たまねぎ(北海道)キャベツ(愛知県) きゅうり(宮崎県)じゃがいも(長崎県) 【本日の給食】五目ごはん、かき玉汁、大豆の揚げ煮(140120)パン給食は、おかずを作るだけだったので、ごはんのための炊飯器がない施設が大部分でした。おかずを作る釜(45Lくらい入る)で米を炊きました。 ごはんに釜を使ってしまうため、おかずを作る時間がないため献立としては、混ぜごはんが主となりました。現在とは随分違います。 『大豆の揚げ煮』は、 “噛んで”欲しい献立です。カリッと仕上がりました。“大豆”も“ちりめんじゃこ”もタンパク質、カルシウム、食物繊維など、意識して摂取してほしい栄養の宝庫です。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)かえり煮干し(広島県)たまご(青森県) 小松菜(東京都)にんじん(千葉県)たけのこ(徳島県) 【本日の給食】おにぎり(昆布・磯ごはん)、すいとん(140117)今日の献立は、「炊き出し」です。T先生は、阪神淡路大震災後の災害復旧のボランティアに行って、各地のコンビニから災害救助用に送られた「おにぎり」を食べたそうです。 「食べられるのは幸せと思いつつ、寒い中での冷え切ったおにぎりはなかなかのどを通らなかった」そうです。「温かい食べ物がどれほど欲しかったか、普通に食べられることは幸せなこと」と言われました。 天災は避けられないことであっても、その対処は毎日毎日を懸命に生きることで、見つけられると思います。今日の献立をよく味わって欲しいと思います。 【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 豚肉(熊本県)ちりめんじゃこ(広島県)焼きのり(徳島県) さといも・にんじん(八王子鈴木さん)長ねぎ(八王子菱山さん) はす(千葉県)大根(神奈川県)ごぼう(青森県) 【本日の給食】焼きそば・豚肉と白菜のあんかけ、蜂蜜レモンゼリー(140116)今日の『焼きそば・豚肉と白菜のあんかけ』に入っている“白菜”は、淡色野菜ですが見た目より栄養があり、ビタミンC・カリウム・カルシウム・カロチン・食物繊維を多く含みます。 ビタミンCは、風邪の時などに有効です。カリウムは、利尿作用があり、体の余分な熱を冷まし、胃腸の調子がよくないときや胸がムカムカしているときに効果的です。 加熱することで繊維質がやわらかくなり整腸作用もあるので、腸が弱っているときにも安心です。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 豚肉(熊本県)きくらげ(大分県) にんじん・白菜(八王子産)もやし(神奈川県) にんにく(青森県)しょうが(高知県) ニラ(長崎県)レモン(愛媛県) 【本日の給食】あけぼのご飯、ぶり大根、筑前煮(140115)“ブリ”は、寒ブリと呼ばれる冬がおいしい魚です。日本では重要な食用魚であり、各地の文化や産業に深くかかわる出世魚です。出世魚と言われるのは、成長の大きさによって呼び名がかわるからです。東京付近などでは、15cmくらいまでのものをワカシ、40cmくらいをイナダ(夏場においしい)、60cmくらいをワラサ、90cm以上をブリ(夏場は味が落ちる)といいます。 “大根”には、食べ物の消化を促進したり、胃炎や胃潰瘍を予防したりする酵素がたくさん含まれています。 『筑前煮』は、油で鶏肉とにんじん・ごぼう・れんこん・こんにゃくなどを炒め、砂糖・醤油で甘辛く煮た料理です。筑前は、現在の福岡県北部西部にあたる旧国名です。この独特の方法で作られる料理を九州地方以外では「筑前煮」と呼び、九州では『がめ煮』と呼びます。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 天然ぶり(千葉県)鶏肉(徳島県) にんじん・れんこん(千葉県)大根(神奈川県) さといも(愛媛県)いんげん(鹿児島県) 【本日の給食】魚の竜田揚サンド、春雨スープ、みかん(140114)マグロは、日本人になじみの深い魚です。マグロの旬は冬で、脂がのっておいしくなります。種類や部位によって栄養価が変わります。トロの脂肪分は、脂の少ない赤身の約24倍もあります。赤身は、高タンパク・低脂肪です。 マグロは、脳細胞を活性化するDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含みますが、特にトロに多く含まれます。コレステロール値は魚の中でも低く、一方ビタミンE・鉄・タウリンなども多く、活性酸素の害を防ぐセレンも含まれています。 今の時期に食べるには、とっても良い食品といえます。 【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 めかじき(オーストラリア太平洋産)鶏肉(徳島県) にんじん(千葉県)ねぎ(埼玉県)もやし(神奈川県)ちんげんさい(静岡県) しょうが(高知県)たまねぎ(北海道)みかん(和歌山県) 【本日の給食】ごはん、鯖の味噌あんかけ、二色浸し、お汁粉(140110)「開き」は「割り」の忌み言葉であり、鏡は円満を、開くは末広がりを意味します。また、鏡餅を食べることを「歯固め」とも言い、これは固いものを食べ、歯を丈夫にして、年神様に長寿を祈ります。今日は「おしるこ」に餅を入れました。 おしるこの原料の『小豆(あずき)』は、不溶性の食物繊維が多いので便秘によく、肌荒れの解消にも役立ちます。色素はアントシアニンです。サポニンを含み、細胞の活性化をはかり、利尿作用もあります。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 さば(ノルウェイ産) しょうが(高知県)ほうれん草(東京都)もやし(静岡県) 【本日の給食】トースト、りんご蒸しパン、ホワイトシチュー(140109)“りんご”は秋から冬にかけての“旬の食材”です。西洋のことわざに『りんごが赤くなると医者が青くなる』とあるように、胃腸にやさしく、元気をつけてくれる果物です。その効能は、すぐれた整腸作用にあります。 ビタミンCは少ないのですが、ミネラルとカリウムと食物繊維のペクチン、リンゴ酸を含みます。カリウムは、体内にあるナトリウムと結合して体外に排泄する働きがあります。ペクチンは水溶性で、水分を含むとゼリー状になって固まり、排便を促します。しかも下痢になった時はゼリー状になり腸壁を守る働きをします。つまり、便秘や下痢にも効果的な食材といえます。 風邪をひいて、お腹の調子がよくない時に食べたい食材の一つです。 【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)たまご(青森県) にんじん(千葉県山武)たまねぎ(北海道) じゃがいも(長崎県)パセリ(香川県)りんご(青森県) 【本日の給食】七草雑煮、もやしの甘酢、バナナッツケーキ(140108)「君がため 春の野に出て若菜摘む 我が衣手に雪は降りつつ」(百人一首より) ここに歌われている若菜”とは、七草のことです。「大切な人が健康で1年を送れるように。そのために、若菜を摘んで食べさせよう」という意味があり、この七草をお粥にして、1年の無病息災を願う習わしが1300年あまり昔の奈良時代からあります。 冬は野菜が不足し、七草のころ野に出る若菜は緑黄色野菜で、大切な栄養源だったのでしょう。《七草》とは、「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。 今日はそのうちの「せり・すずな(かぶ)・すずしろ(だいこん)」と他の青菜の代わりに「小松菜」を使いました。【学校栄養職員:武高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)たまご(青森県) 小松菜(東京都)かぶ(千葉県東庄)にんじん(千葉県富里) 大根(神奈川県)長ねぎ(埼玉県深谷)もやし(静岡県) せり(宮城県)レモン(広島県)きゅうり(宮崎県) バナナ(エクアドル) |
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