【本日の給食】ゆかりじゃこごはん、胡麻味噌田楽、筑前煮、かぶの甘酢(131206)関西では明後日、関東では2月8日に行われ、字の如く“針”を供養する行事です。針の使用を謹んで、針仕事を休み、古針を豆腐やこんにゃく、あるいは餅に刺して、神社で供養したり、川へ流したりするのが一般的であったようです。 なぜ豆腐やこんにゃくかと言えば、柔らかいもので針に楽をさせ、今までの針の労に感謝するという意味で、この日に芋・大根・焼豆腐・あずき・人参などの煮物料理を食べるのも、こうした縁起からきたものだそうです。 今日は、『田楽』と『筑前煮』にしました。九中生は豆腐が好きなので、豆腐に甘い胡麻味噌だれをつけて焼いた“胡麻味噌田楽”にしてみました。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)ちりめんじゃこ(広島県) にんじん・かぶ(千葉県)里芋(埼玉県)いんげん(長崎県)れんこん(茨城県) 【本日の給食】フィッシュバーガー、ミネストローネ、ハッシュドポテト(131205)じゃがいもを主体とした炭水化物(デンプンなど)が豊富で、加えて油で揚げる調理法から高カロリーな食品であり、朝食・昼食など活動エネルギーを得るための食事に好まれる料理といえます。【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 メルルーサ(アルゼンチン産)豚肉(熊本県)たまご(青森県) きゃべつ(神奈川県)にんじん(千葉県)セロリ(静岡県) じゃがいも・たまねぎ(北海道)にんにく(青森県) 【本日の給食】豚丼、三平汁、柿(131204)豚ロース肉を焼いて、砂糖醤油味の甘辛いたれで味付けしたものを“具”とした丼物です。甘辛いのは、地元産の“テンサイ”を隠し味にしていました。 『三平汁』も、北海道の郷土料理です。北海道で獲れる鮭・ニシン・鱈・ホッケなどの魚の「塩引き」または「糠漬け(こうじづけ)」を、大根、にんじんなどの根菜類やじゃがいもと一緒に煮た塩汁で、特色は魚自体が含む塩味にあります。 野菜の旨み(甘み)と酒粕と少量の味噌のコクが一体となって、体が温まる料理と言えます。今日の根菜は「大根・人参・じゃがいも」です。どれもビタミン豊富な野菜たちです。三平汁はこんな料理だと記憶してくれると良いと思って出しています。【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚ロース肉(熊本県)たら(アラスカ産) 小松菜(東京都)長ねぎ(埼玉県)大根(神奈川県)にんじん(千葉県) たまねぎ(北海道)柿(岐阜県) 【本日の給食】鮭とほうれん草のパスタ、木の実サラダ、みかん(131203)『みかん』は、500年ほど前に九州に日本独自の種なしみかんが誕生し、「温州みかん」と名付けられました。明治時代に一般に栽培され、冬の味覚の代表的なものになっています。 現在日本には、静岡みかん・熊本みかん・愛媛みかんをはじめ、200種近いみかんがありますが、これらはみな同じ温州みかんの仲間です。同じ品種でも気候風土の違いによってみかんの特徴も異なります。 果実の中には100g中35mgのビタミンCが含まれていて、“いちご”や“レモン”に比べると決して多くはありませんが、袋や皮がガードしているので、壊れやすいビタミンCを効率的にとることができるのです。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 生鮭(北海道) きゃべつ・大根(神奈川県)にんじん(千葉県)ほうれん草(埼玉県) きゅうり(宮崎県)たまねぎ(北海道) にんにく(青森県)みかん(愛媛県) 【本日の給食】五目ごはん、豆腐入り白玉団子汁、大豆の揚げ煮(131202)寒中に、この沈殿作業を繰り返して乾燥させるため、別名は、「寒晒し(かんざらし)」とも呼ばれます。 粉の粒子が小さいので、水で練ってゆであがった白玉はつるりとした食感となります。冷めても固くなりません。粉を練るときに、豆腐を使うことで、それがさらに柔らかく弾力を持ちます。【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)かえり煮干し(広島県) 小松菜(東京都)にんじん(千葉八街産)長ねぎ(埼玉深谷産) たけのこ(徳島県)たまねぎ(北海道) 【本日の給食】吹き寄せごはん、沢煮椀、みたらし団子(131129)『吹き寄せ』とは、日本料理の手法の一つです。風で木の葉が吹き寄せられた様子を表します。主に秋から冬の料理に用いられます。野菜、鶏肉、えび、貝、栗、ぎんなんなど各種食品を一緒に料理して一つの器に盛り付けます。この他に、吹き寄せ蒸し、吹き寄せ玉子、吹き寄せ鍋などがあります。 今日のごはんの具材は、おなかを温め、消化吸収が良く、ビタミンAを豊富に含む“鶏肉”、免疫力や抵抗力を高めるカロチンの“にんじん”、大腸がんを防ぐ食物繊維の“ごぼう”、味の“しめじ”、カロチン・ビタミンCの“栗”、レシチン・エルゴステリンの“ぎんなん”です。 みたらし団子(御手洗団子)は、京都市左京区下鴨の加茂御手洗茶屋が発祥で、この店の近所に鎮座する下鴨神社境内の糺の森にある御手洗池の水泡を模して、この団子がつくられたといわれています。 「とろりとした葛餡」「焦げ目の香ばしさ」が主に評価されています。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)豚肉(熊本県) 大根・長ねぎ(八王子立川さん)ごぼう(青森県)にんじん(千葉県) くり(愛媛県)しめじ(長野県)ぎんなん(愛知県) 【本日の給食】二色サンド、きのこのシチュー、焼きりんご(131128)今日の『焼きリンゴ』は、“ふじ”を使いました。焼き菓子には紅玉(こうぎょく)という種類のりんごが最適です。製菓用として根強い需要がありますが、今日はあえて「ふじ」を使いました。シナモンバターをたっぷり塗って、焼き上げ、甘酸っぱく、美味しく出来ました。 「ふじ」は、青森県南津軽郡藤崎町で育成された品種です。デリシャスと国光を交配したもので、名前の由来は、藤崎町と富士山にちなんだものだそうです。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県) じゃがいも・たまねぎ(北海道)にんじん・パセリ(千葉県) 白菜(埼玉県)ふじ・しめじ(長野県)えのき(新潟県) 【本日の給食】ごはん、鰯の胡麻味噌かけ、里芋の含め煮、もやしの甘酢(131127)いわしの脂肪は、《飽和脂肪酸》と言われ、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含んでいます。この脂肪は、肉などに含まれる脂肪と違って、“肥満の原因”とはならず、コレステロールを減少させる効果があります。血液をサラサラにさせ、心筋梗塞・動脈硬化・狭心症などの欧米型の生活習慣病をかなり防げるものです。 鰯だけでなく、青い魚(鯖・さんまなど)には同じように豊富に含まれているので、魚を食べる時は、意識して食べるといいと思います。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 いわし(アメリカ産) さといも(愛媛県)きゅうり(埼玉県)しょうが(高知県) にんじん(千葉県)もやし(神奈川県) 【本日の給食】スパゲティミートソース、ポテトのフレンチサラダ(131126)
《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(青森県) きゅうり(埼玉県)にんじん(千葉県)レモン(佐賀県) たまねぎ・じゃがいも(北海道)にんにく(青森県) 【本日の給食】親子丼、みそ汁、二色浸し(131125)『親子丼』というのは、「鶏の肉と鶏の卵を使うこと」に由来します。「親子どんぶり」が本来の呼び名でしょうが、その略称である「親子丼」がよく使われます。 丼物のたねを作るときに使う直径16cm前後の浅い鍋の名前は『親子鍋』と言い、「親子丼」が名前の由来だそうです。 学校では、その鍋で1人分ずつ作ることが不可能なので、グラタン皿を使って工夫してみました。ごはんの上へのせて丼にして食べるのも良し、おかずとして食べても良しで、自分の好みで食べることにしました。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)たまご(青森県) 長ねぎ・切りみつば(埼玉県)ほうれん草(千葉県) もやし(神奈川県)たまねぎ・じゃがいも(北海道) 【本日の給食】高菜ごはん、太平燕(たいぴーえん)、いきなり団子(131122)“高菜”は、【延喜式】にみられる古い野菜で、辛味があって美味です。九州地方に多く、高菜漬けとして漬け物にされますが、漬物にされる幅広、肉厚のものは、明治37年に奈良県に入った青菜(せんさい)が各地に散ったものです。 『太平燕(たいぴーえん)』は、“熊本県の郷土料理”です。中国から伝来した“麺料理”ですが、主に熊本県で広まりました。熊本県の中華料理店では、メニューに入っていて郷土料理的な存在です。麺といっても、手に入りやすい「春雨」を使うのが特徴です。 『いきなり団子』は、さつまいもを使った饅頭です。本来は“餡子(あんこ)”を一緒に包みますが、今日はさつまいもを練って餡にして、使いました。『いきなり』は、短時間で「いきなり」作れるという意味と、生の芋を調理する「生き成り」という意味が重なっているそうです。【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚肉・豚挽肉(熊本県) いか(ペルー産)むきえび(インドネシア産) さつまいも(東京八王子立川さん) 高菜漬け・万能ねぎ(福岡県)きくらげ(大分県) たけのこ(徳島県)たまねぎ(北海道)しょうが(高知県) にんじん(千葉県)にんにく(青森県)はくさい(長野県) 【本日の給食】チーズハンバーガー、ミネストローネ、ラ・フランス(131121)1864年にフランス人が発見し、1903年(明治36年)に農商務省農事試験場へ食用としてでなく、受粉用として導入されました。 日本では盛んに栽培されていますが、原産国フランスなどヨーロッパ各国では気候が合わなかったためにほとんど生産されていないのです。 収穫後に常温で10日から2週間程度追熟されることで、初めて生食に適するものになります。【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 牛挽肉(北海道)豚挽肉・豚肉(熊本県)たまご(秋田県) ラ・フランス(山形県)きゃべつ(神奈川県)にんにく(青森県) セロリ(静岡県)にんじん(千葉県)たまねぎ(北海道) 【本日の給食】菜飯、吉野汁、大豆の揚げ煮(131120)食後にみんなが「歯磨き」して歯を大事にするのと同じように、“顎”を動かすことによっての効能も大事にして欲しいです。顎を強くすることで、歯ぐきの鍛練にもなり、また顎を動かすことは脳にも刺激を与えることになります。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚肉(熊本県)かえり煮干し(広島県) 小松菜(東京都)さといも(埼玉県)大根・にんじん(千葉県) 糸三つ葉(静岡県)しめじ(長野県) 【本日の給食】ほうとう、天ぷら(いか・さつまいも)柿(131119)今日の果物は『柿』です。柿は、日本と中国が原産です。日本では、実を食べるために北海道を除く全国各地で栽培されています。岐阜県の富有、静岡県の次郎、神奈川県の禅寺丸、広島県の西条などが、柿の産地として有名です。 柿は、ビタミンAとCがたいへん多く含まれているので、疲労回復や風邪の予防をはじめ、高血圧・がんの予防、老化防止などに効果があります。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 いか(ペルー産)鶏肉(徳島県)たまご(青森県) さつまいも(八王子立川さん)大根・人参・長ねぎ(八王子菱山さん) かぼちゃ(北海道)ごぼう(青森県)白菜(長野県) 小松菜(東京都)柿(新潟県) 【本日の給食】チキンカレー、コールスローサラダ、オレンジゼリー(131118)【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚挽肉(熊本県)鶏肉(徳島県) キャベツ(東京都)きゅうり(宮崎県)しょうが(高知県) たまねぎ・にんじん(北海道)ピーマン(茨城県) りんご・にんにく(青森県) 【本日の給食】鶏飯、八頭のそぼろあんかけ、黄金餅(131115)酉の市の食べ物の縁起物に『頭の芋』『黄金餅』があります。頭の芋(とうのいも)は、頭(かしら)になって出世する、芋は子宝に恵まれる、黄金餅は金持ちになれるという縁起をかつぎました。 今日は“酉の日”にちなんでの献立です。『鶏めし』はその名のごとく“鶏肉”と臭み消しの“生姜”、 旬の野菜の“ごぼう”を炊き込みました。“八つ頭”は里芋の親芋です。子沢山・子孫繁栄の縁起かつぎに使われる食材です。『黄金餅』には“粟”を蒸して、さつまいもと餅粉に混ぜ、黄金色に仕上げました。 黄金餅は、揚げずに焼きました。時間がたつと、少し固くなるので、美味しいけれど、噛む必要があります。【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 鶏肉(徳島県)豚挽肉(熊本県) さつまいも(八王子立川さん)・にんじん(八王子菱山さん) ごぼう(青森県)しょうが(高知県)万能ネギ(福岡県)八頭(千葉県) 【本日の給食】ごぼうピザトースト、ボルシチ、柿(131114)ごぼうを切って放置しておくと黒褐色に変色します。これは、ごぼうに含まれているポリフェノールが、酸化酵素のポリフェノールオキシターゼの作用を受けるからです。ゴワゴワとした歯ごたえは多糖類のイヌリンというものです。体内でブドウ糖に変わりにくく、消化吸収されず、食物繊維として排出されます。このときに腸内の発がん物質を吸着するので、大腸がんの発生率を低くする効果があります。コレステロールも排出してくれるので、動脈硬化の予防にも効果があります。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚肉・豚挽肉(熊本県) きゃべつ(神奈川県横浜市)じゃがいも・たまねぎ・にんじん(北海道) にんにく・ごぼう(青森県)パセリ(長野県)柿(新潟県) 【本日の給食】昆布ごはん、鰺の南蛮漬け、野菜のいりごま、肉じゃが(131113)南蛮を経て入ってきた料理には、ねぎや唐辛子を用いたものが多く、また油もよく使われていたため、この名称がつけられました。南蛮は唐辛子の別名としても用いられます。カリッと揚げたあと、南蛮たれをかけました。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 あじ(ニュージーランド産)豚肉(熊本県)鶏肉(徳島県)昆布(釧路産) 江戸菜(千葉県)じゃがいも・たまねぎ・にんじん(北海道) さやえんどう(愛知県)パセリ(長野県)もやし(神奈川県) 【本日の給食】麻婆麺、さつまいもの胡麻団子(131112)麻婆豆腐は、中国の四川料理の一つで、ひき肉と赤唐辛子・花椒(山椒の同族異種)・豆板醤などを炒め、鶏ガラスープを入れて豆腐を煮た料理です。 『ゴマ団子』は、甜点心(てぇんてんしん、中国の甘い点心:お菓子)の一種です。本来は、胡麻餡を白玉粉で作った生地で包んで揚げたものですが、今日は、“武バージョン”で、旬の野菜の「さつま芋」と、みんなに積極的に食べて欲しい「インゲン豆」を少々入れて作ってみました。そして、“ゴマ”をたっぷり使いました。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚挽肉(宮崎県) ねぎ・にんじん(八王子菱山さん)さつまいも(八王子立川さん) たけのこ(福岡県)にら(高知県)にんにく(青森県) 【本日の給食】ごはん、蓮根のはさみ揚げ、じゃがいものきんぴら、わかめと寒天のスープ(131111)蓮根は、水生植物のハスの肥大した地下茎を食用としたもので、中国が原産地です。在来種と中国種がありますが、中国種が主流で、茨城県が全国の3分の1を生産しています。夏に晴天が多く気温が高かった年ほど豊作です。 ビタミンCを100g中55mg、カリウム・鉄・食物繊維も多く含みます。ビタミンCは疲労回復に効果があり、コラーゲンの生成を促してくれ、丈夫な粘膜を作るので、風邪の予防に有効に働きます。 【学校栄養職員;武 高子】 《本日の食材》 豚挽肉・豚肉(宮崎県)鶏肉(徳島県) たまご(秋田県)生わかめ(鳴門産) じゃがいも・にんじん(北海道)いんげん(山形県)ごぼう(青森県) たけのこ(福岡県)ながねぎ(埼玉県)れんこん(佐賀県) |
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