2月19日(金) 給食室より毎月19日は食育の日で和食献立です。真鯛は、コロナ感染症の影響で日本各地で水産物の流通が減少し、漁業活動の継続支援を行うために学校給食に提供し、消費拡大を図る事業です。提供に係る経費は補助されます。(他県水産物販売促進緊急対策支援事業) 献立を立てる時にどんなお料理にしようかと随分悩みましたが、「鯛の味を味わって欲しい。」と思い、シンプルな塩にしようと思いました。 塩をふって焼くだけと思いがちですが、シンプルな料理ほど難しく、給食室では試行錯誤して加熱時間や温度など調整をしながら仕上げました。加熱時間が長くなると水分が抜けすぎてせっかくの鯛の身のやわらかさが半減してしまい、温度を下げると焼き目がつがず水分が残りすぎ魚の匂いが出てしまいました。ようやくおいしく焼ける方法を検討し、焼き上げました。児童からは「鯛おいしかった。」という感想がありました。 生産者の方の気持ちや思いを届けるのは、私たち調理する側がしっかりと受け止め、おいしい給食を提供できるよう努力しながらこれからも作っていこうと思いました。 <今日の給食の食材> 鶏肉・・・鹿児島県 真鯛、里芋・・・愛媛県 人参・・・千葉県 ごぼう・・・青森県 いんげん・・・沖縄県 |
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