東京都人権尊重教育推進校として

研究主題:豊かな人間関係を育成する教育活動の推進。サブテーマ:信頼関係を基盤とした一人一人を大切にする指導の工夫。 平成24年平成25年2年間の継続研究をいたします。 研究をとおして、大人も子供もともに人権感覚を磨いていきます。

「学校の平等」を目指した具体的な決意表明

(3年生) ・人の悪口をひかえる。 ・わけ隔てなく、一人一人対等に接して、優しくふるまう。 ・四中生としての自覚をもって行動する。 ・人と話すとき、笑顔でいること。 ・完璧な人間にはなれないと思うが、それに近づけるような人になる。 ・自分にされて嫌なことを友達には絶対にしない。 ・困っている人がいたら、そっと支えてあげたい。 ・客観的に物事をとらえ、平等に判断する ・人の悪口をこそこそ言わない。 ・相手の気持ちを汲み、小さな心配りをできるようにする。 ・よく考えてから、発言・行動をする。 ・もっと周りを見て思いやりをもって人と接する。 ・理不尽なことがあったら、そのままにしないで、話し合いとかで解決につなげる気持ちをもつ。

H25年度生徒総会

5月31日生徒総会を受けて、生徒会より生徒全員に決意表明の呼びかけをしました。●●●四中生のみなさんへ、生徒会より(H25,6,3)「学校の平等」についてクラス討論発表を終えて・・・・・今回のクラス討論では、各学級での討議内容を発表していただきました。それぞれの学級代表の発表を聞いて、生徒全員で今回のテーマ「学校の平等」について考えを深めることができました。・・・・・Mさんのまとめより:各クラスの結果をまとめると、「同じ環境にいるのに、違いや差を、誰か一人でも感じたら、それは平等ではない」、という意見にまとまりました。このような状況をつくらないためには、対等に接し、他人を思いやる気持ちをもつことが大切です。これからの委員会やクラス、部活動、そして学校生活において、みんなが心地よく過ごせるように、話し合ったことを具体的な行動へとつなげていってもらえたら嬉しいです。・・・・・Tさんの閉会のあいさつより:まずは人権を守って、日ごろの行動や言葉づかい、考え方を見直してみてください。これから一人ひとりが小さなことから取り組み、よりよい学校にしていきましょう。・・・・・このように、2人から、生徒の皆さんの具体的な行動へ呼びかけがありました。生徒総会を受けて、全校生徒から決意表明が届きました。 2年Iさん 仲間外れをなくし、だれとも気がねなく話すこと 2年Dくん 日ごろの言葉づかいを気をつける 2年Iさん 人の話をちゃんと聞くこと など、200通以上のメッセージがありますので、まとめたところで発表します。

わかたけ学級との交流

四中には、「わかたけ学級」という肢体不自由学級があり、生徒達は日常的に交流を重ねています。校舎が併設でないため離れてはいますが、行事での交流や授業での交流など増やしています。小学校からずっと一緒という生徒もいて、自然なかたちで関わりがもてています。昨年は運動会にも初参加し、2年生と合同競技をしました。

新入生対面式(4月10日) (画像 3)

生徒会対面式と運動会

運動会写真特集その2 (画像 1)

研究授業(目黒区)1月13日

1年生の社会科、音楽科、英語科の研究授業を行いました。各教科ともに人権教育の観点に重点を置いて授業を行いました。目黒区内から大勢の先生方をお迎えし、研究協議も活発に行われました。目黒区教育委員会の先生から指導講評をいただきました。 各教科の目標は、社会科:グループディアウカッション、差別をなくし、人権意識を身につける、 音楽科:豊かな感性を養う、 英語科:人の話をしっかり聞こうとする態度、適切な自己表現、コミュニケーションの技能を身につけさせるでした。

1月11日(金)授業公開・研究協議会のようす (画像 3)

人権講演会(2月21日)

●今日は1・2年生対象の講演会でした。がん患者の支援をなりわいとしておられる桜井なおみ氏をお迎えして、「みんなで生きる力を考える」というテーマでご講演いただきました。●8年前がんを発症してからの闘病記、そして病気になったために出会えた人たちとのつながり、困っている人たちのことを考えて自分にできることは、「自分を想う、人を想う耳をもとう」というお話でした。●ワークショップでは、40ある言葉の中から好きな単語をそれぞれが選び、文を作りました。「夢、命、平和、美、お金、ペット」などの言葉を筆頭に、人それぞれ色々な選択がありました。この選択で深層心理が分かるのだそうですが、人それぞれ違うということの確認もできました。●最後に5つ選んだ言葉で文をつくり発表をしてもらいました。「自分の夢は、平和で、優しく、安心して、両親と暮らせる世界」という作品が1年男子から。心温まる大作でした。●時間を忘れて集中している生徒たちを見るにつけ、講師の先生の巧みな話術と生徒の気持ちの取り込み方、興味の引き出し方に、私たち教師も多くのことを学びました。

人権講演会報告(2月21日) (画像 2)

「品川お肉の情報館について」講演会(11月28日)

1年生の人権教育講演会は品川のお肉の情報館・食肉加工場から講師の先生をお招きし、職業差別のない社会についてお話をいただきました。生徒達は事前にイヌイットの生活などについて事前学習をしていましたので、非常に関心が高く、しっかり話を聞き質問も多く出ていました。

いじめ問題を考える会(11月27日)

油面小、不動小の6年生全員と、四中2年生全員が、「いじめ防止フォーラム」と題して、いじめ問題を一緒に考えました。 10人程度のグループ討議の中で、「いじめはしない、させない、見逃さない」という決意表明があったり、「いじめはなくならないけど、減らす努力が必要だ」という本音トークも聞かれました。

いじめ問題つどい1

人権意見発表会(10月27日)

こぶし祭で、各学年代表2名ずつ、合計6名が意見発表をしました。事前に、人権擁護委員会の代表の方から人権課題について講演を受け、夏休み中に全校生徒が人権課題からテーマを選び、各自作文にまとめました。9月に各学級で作文をもとに発表しあい、その後に代表を選んだわけです。主な内容は、いじめについて、人権について、傷害のある人への心配り、理解するということ、未来の男女観などでした。

弁論大会

「東日本大震災から学んだこと・命」講演会(10月22日)

塩竃市の中学校教頭先生から、実際の体験をもとに「命の大切さ」について、「生きること」についてご講演いただきました。保護者の方にもご参加いただき、一緒に考えることができました。生徒達の感想では、「命あることの有り難さを実感した」、「いじめなんてやっている場合じゃない」、「もっと前向きに生きていかなければ」ということを感じたようです。気づき、考え、行動するための種を植えていただきました。

いじめ防止講演会(10月22日) (画像 1)