学校日記

全校朝礼(12月2日)

公開日
2013/12/04
更新日
2013/12/04

おしらせ

●12月の朝礼、寒い朝でしたが、時間前集合整列完了しました。
●表彰は、数検と英検です。数検は1年生で3級合格がありました。写真は英検の合格者のようすです。フロアーに大勢起立しています。準2級14名、3級15名、4級7名です。
●本日の校長講話は、「人権意識」についてです。今週12月4日から人権週間、今年のテーマは、「考えよう、相手の気持ち、育てよう、思いやりの心」です。
●四中では、これまでもそうでしたが、特にこの2年間は東京都の推進校として、人権意識啓発につとめてきました。「思いやりの心」や「豊かな関わり」について、随分意識し始めています。生徒一人ひとりが考えた230の宣言文の中に、それらが、しっかり表れています。

●さて、思いやり、優しさ、いたわり、という感情、他人の痛みを感じ取る感情は、人間の本能ではないので、意識して育てるしかありません。訓練して身に付けさせていかなければならないものです。しかし、それは決して難しいことではなく、例えば、転んでいる人がいたら、ああ痛そうだな、「大丈夫でしょうか、お手伝いしますよ」といって助けてあげるところから、気付き、感じ、育っていく感情です。その都度、気付き、いたわる気持ちを積み重ねていけば、豊かな感情をもつ人になれるはずです。生徒作品には、「困っている人がいたら、そっと支えてあげたい」という宣言文がありました。

●また、生徒宣言文には「止めようよ」という種類の呼びかけに、「悪口をこそこそ言わない」というのや、「よく考えてから発言・行動する」というのがありました。
●そうです。言葉は魔法にもなり、刃物にもなります。相手意識を大切にした言葉選びが大事です。実は私も学校評価自由記述で、今回かなりダメージを受けました。大人だって傷つくのです。特に匿名で書かれた記述は真意が分からず、一人歩きもします。恐ろしいですよ」という話をしました。

●「人を傷つけるのも人、人を思いやるのも人」です。学校だけでなく、家庭・地域・社会全体で意識していき、大人が子供の良きお手本でありたいと強く思います。
●寒い冬、温かい気持ちを広げたいと、あいさつ運動も続けています。