学校日記メニュー

学校日記

7月9日 ケークサレ スパゲッティジェノベーゼ ライスサラダ トマト 牛乳

公開日
2010/07/09
更新日
2010/07/09

今日の給食

今日のケークサレは初めてのメニューです。フランス語で「塩のケーキ」という意味で、野菜やウインナーなどを入れて作るお総菜パンのようなものです。今日は、旬のみにトマト・ズッキーニ・タマネギ・ジャガイモ・チーズ・ウインナーをいれて焼き上げました。本当はパウンドケーキ型で焼くのですが、給食ではたくさんの型がないので、天板にのばして切り分けました。子どもたちは「卵焼きみたい。」「ミニトマトがいやだ。」など、食べ慣れないためか、戸惑っている様子でした。確かに、子どもたちが好きな野菜や食感ではないかもしれません。今月の献立にケークサレを入れたのは、ある子どものリクエストでした。今流行っているし、やってみよう!と試作をして挑みました。中目黒に有名なケークサレのお店があり、田道小学校に通っている子のおばあちゃんがそちらで働いていらっしゃるということで、実際にいただいてとてもおいしかったです。いろいろな具で味もバリエーションにとみ、また9月の献立に入れようかな〜と考えていましたが、レシピは子どもたちが食べやすいもので考えたいと思いました。
 ジェノベーゼは旬のバジルをたっぷり使いました。給食室中にバジルのよい香りが広がり、朝からとても幸せな気分になりました。ただ、給食では必ず加熱をしなければならないので、色が変わってしまったのが残念です。また、本当はバジル・オリーブ油・松の実・粉チーズ・にんにくで作りますが、オリーブ油が多いのでとてもエネルギーや脂質が上がってしまうのが難点でした。今回は、チーフの提案でだし汁をつかって油を抑えて作ってみました。試作の時はよかったのですが、大量だと水分を吸ってしまったり、チーズが固まってしまったりと、なかなか思うようにはいきませんでした。子どもたちはジェノベーゼは抵抗なく、よく食べてくれました。
 ライスサラダも初めてのメニューです。お米はサフランと一緒に炊きあげ、バルサミコベースのドレッシングをしみこませました。また、旬の枝豆と金時豆、パプリカ、キュウリなどを入れて、とても彩りのよい仕上がりになりました。味もおいしかったのですが、子どもたちは「豆がいやだ。」「ピーマンがいやだ。」「何でお米をサラダに入れるの?」と、やはり食べ慣れないサラダに困惑している様子でした。クラスによっては半分近く残ってしまっていて、とても残念でした。いろいろなメニューを子どもたちに食べてもらいたいですが、好みも考えつつ、取り入れていかなければ・・・と改めて思いました。