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学校日記

12月12日 どんどろけめし、つみれ汁、ふかし芋、牛乳

公開日
2011/12/12
更新日
2011/12/12

今日の給食

今日は鳥取の郷土料理であるどんどろけ飯が主食でした。
どんどろけめしは、炒めた豆腐・人参・ごぼうなどと米を一緒に炊いたご飯です。『どんどろけ』とは、鳥取の方言で『雷』という意味です。豆腐を油で炒める時にでる「バチバチ」という音が雷に似ているためこう呼ばれます。豆腐の香ばしい音が鼻に抜けて、普通の炊き込みご飯よりも塩分が控え目ですが、しっかり味があります。ただ少し水分が少なく、食べる時にはのどにつまりそうになったのが残念でした。汁と一緒に食べれば全く問題ないのですが、さつまいももものどに詰まりやすいため、組み合わせとしてはよくなかったかもしれません。さつまいもや蒸しパンなど和菓子はうどんなど汁ものと合せる方がいいと改めて思いました。
イワシのつみれ汁は、鹿児島県産のイワシのつみれを使用しています。今日はネギ・あかみそ・卵などと混ぜて団子を作り、一回お湯に落としてからスープに入れています。団子を入れながら浮いてきた団子をとるので、調理師さんが1つ1つ温度を確認しながら作ってくれました。大変な作業ですが、生ではないことを確認するために大切な作業です。つみれの団子を苦手にしている子が多く、配膳する時に「この団子いれないで」という子が何人かいました。魚独特の歯触りと香りがするので、苦手なのもわかりますが、さすがにつみれなしの汁はだめだと思い「1つは食べようね」というとわかったと言って、食べてくれました。少しづつでもいいので、苦手を克服して欲しいなと思います。
ふかし芋は、千葉県産のベニアズマという品種を使いました。スチームオーブンで蒸したため、じっくりと温度が上がり甘く仕上がっています。大きい芋だったので量が多いかなと心配したのですが、子供たちにも好評でたくさん食べてくれました。「スイートポテトは苦手だけど、これなら美味しい」という子もいて、砂糖の甘さよりも自然の芋の甘さを心地よく感じてくれてうれしいなと思いました。

★今日の食材の産地★
いわし・・・鹿児島
人参・・・千葉
万能ねぎ・・・福岡
大根・・・神奈川
ネギ・・・山形
小松菜・・・埼玉
生姜・・・高知
さつま芋・・・千葉