10月7日 栗ご飯、さんまの梅煮、江戸菜のからし和え、すまし汁
- 公開日
- 2011/10/07
- 更新日
- 2011/10/07
今日の給食
今日は秋の味覚の栗とさんまが登場した給食でした。
栗ご飯は白米ともち米を合わせて炊いているので、栗おこわとなっています。出汁昆布やお酒と一緒に炊いており、栗の香りが引き立つご飯になりました。ただ栗の甘さを出すためにもう少々塩分を入れてもいいかなと感じました。今日の栗は熊本産です。皮をむいた形で仕入れて使っているので、調理の負担はそれほど大きくありませんでした。
栗はビタミンB1やビタミンCが豊富に含まれているので、風邪の予防に効果的であり、これから寒くなって体調を崩しやすい季節の変わり目にぴったりの食材です。栗は旬が限られていて今しか出せないので、子どもたちに食べてもらえてよかったなと思いました。
さんまの梅煮は朝から調理師さんが3時間かけてじっくり煮込んでくれたので、骨まで軟らかく全部食べられます。教室を回るとお皿がきれいになっているので「全部骨まで食べたの?」と聞くと「食べたよ!やわらかかった!」と言ってくれる子が何人もいました。子どもたちには、骨ごと食べてもらえるようにさんまにかぶりついてほしかったのですが、ついいつもの習慣で肉だけとってしまい骨を残してしまう子もいました。「骨まで食べられるよ」と言っても「骨はいや」と頑なに拒否する子もいて、骨が硬いものというイメージが強いのだなぁと思いました。ただ子どもたち同士で「この魚の骨が○○ちゃんの骨を作るんだから食べたほうがいいよ。」とか「骨だけ食べるんじゃなくてお魚の肉と一緒に食べるとミックスされて美味しいんだよ。」など教えあっていたのがうれしかったです。先生からおいしいと言われるより、近い味覚を持っている友達の言っていることの方が信頼されるかもしれません。美味しいことを必死で伝えようとしている姿を見てとてもうれしくなりました。
今日のように子供たちの体を作る栄養にもなり、学びにもなる料理を今後も積極的に取り入れたいなと感じました。
江戸菜のからし和えの「江戸菜」とは、高菜のことです。しゃきしゃきした葉野菜だったので、子供たちも美味しく食べられたと思います。
野菜の価格が高騰しており、これからまた難しいこともあるかと思いますが、子供たちに安心安全で栄養のある食材を提供できるようにこれからも努めていきたいと思います。
★今日の食材の産地★
栗・・・熊本
えのき・・・長野
万能ねぎ・・・佐賀
しょうが・・・高知
もやし・・・栃木
人参・・・北海道
江戸菜・・・千葉
さんま・・・北海道