20190611 カレーうどん、芋餅、フルーツヨーグルト

画像1 画像1
 日本で初めて『カレーうどん』を提供したのは、早稲田の「三朝庵」というお店で、明治37年(1904年)のことです。
 当初高級料理だった「カレーライス」がだんだんと大衆料理として受け入れられるようになり、洋食屋のカレーライスに対抗して、「うどん屋のカレーうどん」というわけです。
 ちなみに「カレーそば」として提供したのは、なんと中目黒の「朝松庵」が初めだそうです。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)
小松菜(埼玉県)さつまいも・にんじん・長ねぎ(千葉県)
たまねぎ(愛知県)

20190610 ごはん、回鍋肉、春雨スープ、牛乳羹

画像1 画像1
 「回鍋肉(ホイコーロー)」は、中国の四川(シセン)料理の一つです。材料を一度油通し(ゆどおし)し、取り出して、調味料を入れた鍋(なべ)に材料を戻すことから、この名前がついたそうです。(鍋を使い回す肉料理)
 本来のホイコーローは、蒜苗(そんみょう:にんにくの芽)を使ったそうですが、陳建民がホイコーローを日本に広めた際、キャベツを使ってから、日本ではキャベツを使うのが標準になったそうです。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)鶏肉(山梨県)
にんにく(青森県)もやし(栃木県)
長ねぎ(千葉県)きゃべつ(神奈川県)
にんじん(徳島県)しょうが(高知県)たけのこ(福岡県)

20190607 オムライス、トマトのサラダ、美生柑

画像1 画像1
 『オムライス』は、銀座の「たいめい軒」というレストランが発祥の料理といわれています。
 ケチャップライスの上に「オムレツ(Omelet)」を載せ、半分に切って卵を全体にまぶして食べる料理から、手軽に薄焼き卵で巻いた料理まで、幅広い人気があります。
 学校では、たくさん作らなくてはならないため、天板で一度に8人分の薄焼き卵を作ります。そのため四角い薄焼き卵になります。食べるときに自分でライスを巻いて食べます。時間がないとそのまま載せるだけになります。
 『トマトサラダ』は、トマトが一番美味しい「季節の料理」です。しっかり冷やしてあるので、オムライスの濃厚な味をさっぱりさせます。

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(青森県)
にんじん(千葉県)パセリ(長野県)
美生柑(愛媛県)たまねぎ(兵庫県)
ピーマン(宮崎県)トマト(熊本県)

220190606 ジャムバターサンド、アスパラの肉巻きフライ、フライドポテト、フレンチサラダ

画像1 画像1
 “旬”の野菜の『グリーンアスパラ』を一人1本使って、ロース肉を巻きつけフライにしました。
 『グリーンアスパラガス』は、18世紀にオランダ人によって日本に伝わりました。当時は観賞用で、食用として栽培されたのは19世紀に入ってからのことです。
 “アスパラ”に含まれているアスパラギン酸は、血圧を下げて毛細血管を拡張し、免疫力を増強します。新陳代謝を盛んにして活力を高め、肌を美しくする働きをします。
 『豚肉』は、ビタミンB1を牛肉の約10倍も含んでいて、このB1は、エネルギーの代謝や神経の働きに関係しているので、疲労を回復し、イライラを防ぎます。そして、良質のたんぱく質も豊富なので、細胞を丈夫にする効果があります。
 ということで、『アスパラの肉巻フライ』は、疲労回復にもってこいの料理と言えます。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)たまご(秋田県)
きゅうり(青森県)にんじん(千葉県)グリーンアスパラ(栃木県)
きゃべつ(愛知県)たまねぎ(兵庫県)じゃがいも(長崎県)

20190605 ごはん、鰹の味噌炒め、お浸し、味噌汁

画像1 画像1
 今日は、“初夏”の旬の食材“鰹”を使った料理です。
 “鰹の旬”は二度あり、春から初夏にかけてのあっさりした味を好むか、秋の脂ののった鰹を好むかで、違ってきます。全漁獲量の半分近くは、<かつお節>となります。

《本日の食材》
かつお(静岡県)
にんじん・長ねぎ(千葉県)ほうれん草(埼玉県)もやし(静岡県)
たまねぎ(兵庫県)しょうが(高知県)
ピーマン(宮崎県)たけのこ(鹿児島県)

20190604 昆布ごはん、ニラ玉あんかけ、みそ汁

画像1 画像1
 『昆布』は、高濃度の海水中で生育しているため、柔軟性のある細胞膜と粘質多糖類を含んでいます。つまり、ミネラルをたっぷり含んでいるのです。
 粘質多糖類は食物繊維として作用するために、肥満、糖尿病、心臓病、大腸がん、便秘などに効用があります。
 特に“ヨード”を多く含み、そのため甲状腺ホルモンの分泌を促し、心臓や血管の活動、体温の調節などをスムーズにして、新陳代謝をよくします。

《本日の食材》
牛挽肉(鹿児島県)鶏肉(山梨県)たまご(青森県)
にんじん(千葉県)セロリー(長野県)ニラ(山形県)
たまねぎ(兵庫県)じゃがいも(長崎県)たけのこ(鹿児島県)

20190603 キムチチャーハン、わかめスープ、杏仁豆腐

画像1 画像1
 今日の「キムチチャーハン」は、韓国の家庭料理です。その背景は「キムチ」が各家庭で作る漬物だからです。
 「キムチ」は、白菜などの野菜と塩・唐辛子、魚介の塩辛、ニンニクなどを主に使用して、発酵させた漬物で、かっては朝鮮漬けとも呼ばれました。もともとは朝鮮半島の厳寒期に備えた保存食であり、野菜を塩漬けにしたものから始まりました。
 唐辛子が使われるようになり、赤くなったのは、豊臣秀吉が朝鮮に侵攻し、唐辛子をかの地で武器として使ったあとからと言われています。
 唐辛子の効能には、身体を温める効果があります。今日の「キムチ」は『はくさいキムチ(アレルゲンフリー)』を使っています。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)たまご(青森県)生わかめ(鳴門産)
小松菜(東京都)にんじん・長ねぎ(千葉県)

20190531 グリンピースごはん、沢煮碗、生揚げの肉野菜あんかけ

画像1 画像1
 今日の「グリンピースごはん」には、“生のグリンピース”を使いました。年に一度の献立です。
 “旬”のグリンピースの“生”が食べられるのは、今だけです。そして、彩(いろどり)で使うことがある冷凍グリンピースとは、一味違います。
 鞘から剝いて、塩茹でして、ごはんに混ぜました。一人10粒くらいだから、食べず嫌いをしないで、食べてみて、味わって欲しいものです。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)鶏肉(山梨県)
だいこん(千葉県)小松菜・長ねぎ(埼玉県)
ごぼう(青森県)たまねぎ(兵庫県)にんじん(徳島県)
しょうが(高知県)しめじ(福岡県)グリンピース(鹿児島県)

20190530 コロッケサンド、ミネストローネ

画像1 画像1
 『コロッケ』は、1887年(明治20年)に、現在のポテトコロッケが『コロッケ』として日本に新しく誕生しました。
 コロッケの起源の有力説として、フランス料理の“クロケット起源説”がありますが、フランスのクロケットは、ミンチした魚肉や鶏肉などを混ぜたクリームコロッケに近いものが主流です。
 コロッケに使うジャガイモは、デンプン質の多い「男爵いも」が食味の点で適しています。

《今日の食材》
豚挽肉(熊本県)たまご(秋田県)
にんにく(青森県)きゃべつ(神奈川県)セロリー(長野県)
たまねぎ(兵庫県)にんじん(徳島県)じゃがいも(長崎県)

20190529 あじさいごはん、しゃもの甘露煮、ほうれん草のゴマ和え、味噌汁

画像1 画像1
 『あじさいごはん』の色は、“黒豆”の栄養成分の“アントシアニン”の自然な紫色です。“豆”は大切な栄養源です。まず食べて味わってほしいと伝えました。
 『ししゃもの甘露煮』は、“ししゃも”を唐揚げして、甘だれでからめました。
 『胡麻和え』は別名『胡麻よごし』とも言われますが、本当に、せっかくの“ほうれん草”の緑色が少し汚れたように見えます。

《本日の食材》
ししゃも(北欧)黒豆(北海道)さといも(愛媛県)
ほうれん草・だいこん・長ねぎ(千葉県)
ごぼう(青森県)にんじん(徳島県)生姜(高知県)

190528 スパゲティミートソース、ポテトのフレンチサラダ

画像1 画像1
 『ミートソース』は、イタリアの北部、ボローニャ地方のソース(Salsa bolognese)といわれます。
 牛のひき肉が主材料でたまねぎ、セロリ、にんじんなどの野菜のみじん切りと共に炒め、トマトの酸味をきかせ、肉と野菜の旨味(うまみ)を煮詰めた保存のきくソースです。スパゲティ・マカロニ・ラザーニェなどのパスタ料理によく使われます。
 九中のミートソースの特徴は、「たまねぎが飴色になるまで炒める」ところにあります。たまねぎは炒めれば炒めるほど、甘みとコクが増し、香りも強くなるので、甘い匂いが学校中に広がっていました。

《本日の食材》
牛挽肉(鹿児島県)豚挽肉(熊本県)
じゃがいも(長崎県)
きゅうり(埼玉県)にんにく(青森県)にんじん(徳島県)
たまねぎ(兵庫県)レモン(広島県)

20190525 弁当給食(ゆかりじゃこご飯・さわらの西京焼き・鶏の唐揚げネギソース・二色浸し・プチトマト・スィートポテト)、アップルジュース

画像1 画像1
 今日は天気に恵まれた体育祭です。教室で食べますが、椅子は校庭に出ているので、床に座って食べることになります。各クラス仲良く車座になって、競技への取り組みを熱心に語り合います。
 そのために『弁当形式』の給食を作りました。肉・魚をメインのおかずに、生徒が大好きなごはんと野菜、デザートに甘い物をつけました。

《本日の食材》
鶏肉(北海道)たまご(青森県)
鰆(韓国産)ちりめんじゃこ(広島県)
さつまいも・長ねぎ(千葉県)もやし(静岡県)
ほうれん草(北海道)しょうが(高知県)ミニトマト(熊本県)

20190524 ピザトースト、ボルシチ

画像1 画像1
 『ボルシチ』は、テーブルビート(ビーツ)をもとにしたロシアの伝統的な料理で、鮮やかな深紅色をした煮込みスープです。
 近世以後、東欧諸国に普及しましたが、ポーランドとロシアでは自国の料理であると主張する意見もあるようです。現在、東欧文化圏のほかに、中央ヨーロッパ、ギリシャ、イランや、北米在住の東欧系ユダヤ人によっても作られており、多くの国で世界三大スープとして好まれています。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)
にんにく(青森県)セロリー(長野県)
たまねぎ(北海道)きゃべつ(愛知県)
にんじん(徳島県)ピーマン(高知県)じゃがいも(長崎県)


190523 ドライカレー、フレンチサラダ、アップルゼリー

画像1 画像1
 今日の「ドライカレー」は、挽き肉とみじん切りにした野菜を炒め、カレー粉で風味をつけ、スープで味付けして煮詰め、平皿に盛った飯に載せた挽き肉タイプです。食べ方は、ごはんとルーを少しずつ混ぜながら食べます。ルーは辛いので、少量です。
 インド料理を原型として、日本で独特の発展をした「カレーライス」のバリエーションの一つで、1910年ごろ、日本郵船の外国航路「三島丸」の食堂がはじめてドライカレー(挽き肉タイプ)を提供したといわれています。

《本日の食材》
豚挽き肉(熊本県)
にんにく(青森県)にんじん(徳島県)ピーマン・しょうが(高知県)
きゃべつ(愛知県)たまねぎ(兵庫県)きゅうり(宮崎県)

190522 梅若ごはん、魚の塩焼き大根おろし添え、お浸し、味噌汁

画像1 画像1
 “梅(Prunus mume、Japanese apricot)”は、中国が原産であるといわれていますが、日本も原産地の一つだという説もあり、古くから栽培されています。
 果実は、梅雨の頃熟します。“梅雨(つゆ)”とは、梅の実がとれる雨の多いところからついた『季語(きご)』です。

《本日の食材》
さば(ノルウェー産)
じゃがいも(長崎県)
ほうれん草(岩手県)だいこん(千葉県)
もやし(静岡県)たまねぎ(兵庫県)

20190521 味噌“勝”丼、田舎汁

画像1 画像1
 今日は、体育祭予行演習日でしたが、雨天延期となりました。
 体育祭予行日で、『自分に勝つ』を意識して、名古屋名物『みそかつ』を丼物にしました。
 『みそかつ』は、もともと『串カツ』を、この地方の特産である米麹(こめこうじ)を使用しない味噌、いわゆる八丁味噌を使った『どて煮』に浸して食べたのが始まりだそうです。そしてまだ、この食べ方を守っている地域や店もあるそうです。
 今日の九中では、その後発祥した「豚カツに味噌だれをかける」方の「味噌カツ」にしました。

《本日の食材》
豚ロース肉(熊本県)たまご(青森県)
だいこん・長ねぎ(千葉県)さといも(埼玉県)きゃべつ(神奈川県)
ごぼう(青森県)にんじん(徳島県)しょうが(高知県)

190520 ごはん、青のりふりかけ、鶏の鍬焼き、お浸し、味噌汁

画像1 画像1
 『鍬焼き(くわやき)』とは、醤油とみりんのタレにつけた肉や野菜を、フライパンや鉄板で焼いた料理です。
 名前にある鍬(くわ)は、田畑を耕すための道具のことで、「昔、農作業の合間に野鳥を捕まえて、使っていた鍬の上で焼いて食べた」ことがルーツといわれる料理です。一般的には鶏肉や鴨肉が使われ、甘辛い味に仕上げます。

《本日の食材》
鶏肉(山梨県)青のり(愛知県)生わかめ(徳島県)
長ねぎ(千葉県)もやし(静岡県)なめこ(山形県)
ほうれん草(北海道)ピーマン(鹿児島県)

20190517 パエリア、もずくと卵のスープ、ミルクゼリーピーチソースかけ

画像1 画像1
 『もずく』は、100%国産の海藻で、4〜7月に旬を迎えます。ホンダワラなど他の褐藻類に付着することから「藻付く」という名がついたといわれます。
 1977年に沖縄県で初めて「もずく」の養殖に成功しました。現在では天然の「もずく」はあまり流通しておらず、ロープなどに付着させて育てた養殖の「もずく」が一般的です。最も生産量が多い都道府県は、沖縄県で生産量の90%を占めています。
 「もずく」には、健康に良いといわれるネバネバ成分フコダインとアリギンサンが豊富に含まれており、これは「血液をサラサラにするので、生活習慣病の予防に効果がある」と期待されています。また、胃の粘膜を保護しピロリ菌から体を守る働きも持っていて、免疫力を高めてくれます。

《本日の食材》
鶏ヒナもも肉(山梨県)たまご(青森県)
いか(ペルー産)もずく(沖縄県産)
小松菜・ピーマン(埼玉県)長ねぎ(千葉県)
にんにく(青森県)レモン(広島県)
赤ピーマン(宮崎県)たまねぎ(佐賀県)

20190516 ガーリックトースト、ポークシチュー

画像1 画像1
 『ガーリックトースト』は、バターにガーリック(にんにく)をすり込んだガーリックバターを塗って焼いたものです。
 “ガーリック”(にんにく)は、ねぎ類の中でもっともにおいが強く、漢方では、“大蒜(たいさん)”といい、体を温める作用のある温薬とされています。疲れ、冷え症に効果抜群です。インフルエンザ・風邪などはもちろん、暑さ負けして体力が消耗されている時の、滋養強壮に効果覿面(こうかてきめん)です。

《本日の食材》
豚肉(熊本県)
にんにく(青森県)パセリ(静岡県)
たまねぎ(北海道)にんじん(徳島県)じゃがいも(鹿児島県)

20190515 ごはん、味噌汁、鯖のぬかみそ炊き、春雨と筍の炒め物

画像1 画像1
 『鯖のぬかみそ炊き』は、北九州地方の「郷土料理」です。
 漬け物に使う『ぬかみそ』で、煮ました。マスキング効果で、魚の臭みが取れ、美味しくなります。
 『ぬかみそ』は乳酸菌などの微生物が豊富です。この微生物の働きで、野菜が美味しい漬け物になるのです。

《本日の食材》
さば(ノルウェイ産)生わかめ(徳島県鳴門)
長ねぎ(千葉県)
にんにく(青森県)しょうが・赤ピーマン(高知県)
たけのこ(福岡県)ピーマン(宮崎県)


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30