【本日の給食】160415 蒜山おこわ、鶏団子汁、黒蜜羹

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 『蒜山おこわ(ひるぜんおこわ)』は、岡山県蒜山地方に伝わる「おこわ」料理です。
 蒜山地方には、『大山信仰』が厚く、西北の地に高くそびえる霊峰を拝んでいました。大山参りをしたお土産に「大山おこわ」(寺社で強飯を振舞った)を持ち帰りました。この大山おこわが「蒜山おこわ」になりました。
 ちなみに「おこわ」とは、「強飯(こわめし)」とも言いました。強飯とは、こわい(堅い)飯のことで、かっては「うるち米」を蒸したものをそう呼びました。
 中世から近世にかけて米を炊くことが一般化していくと、主にもち米を蒸したものを「こわいい」「おこわ」と呼ぶようになりました。炊き上げたご飯と比べると、独特な触感と甘みがあります。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏挽肉(徳島県)たまご(秋田県)
小松菜(東京都)大根(千葉県君津)長ネギ(千葉県九十九里)
たまねぎ(北海道)ごぼう(青森県)にんじん(徳島県)
しょうが(高知県)じゃがいも(鹿児島県)さやいんげん(沖縄県)

【本日の給食】160414 チーズバーガー、ボルシチ、ジューシーオレンジ

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 今日は“旬の食材”である“春キャベツ”をたくさん使いました。『チーズバーガー』にも『ボルシチ』にも、ふんだんに使ってあります。
 「きゃべつ」は、春採り、夏秋採り、冬採りがあり、年中出回っていますが、やわらかい春のキャベツは格別なものがあります。
 古代エジプトでは、キャベツは薬になると信じられ、よく利用されました。日本には、18世紀にオランダ人によって長崎に入ってきました。
 カルシウム、カリウムなどの無機質やビタミンCが豊富で、特にビタミンCは大きな葉1枚で、約40mgも含んでいます。風邪の予防や疲労回復に効果的です。
 旬の果物の『ジューシーオレンジ』は、河内晩柑の別称です。そもそも、河内晩柑という名称は、品種が発見された熊本県熊本市河内町から「河内」と伊予かんなど晩生の柑橘類の総称である「晩柑」からつけられました。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
牛挽肉(北海道)豚挽肉・豚肉(熊本県)たまご(秋田県)
たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)キャベツ(愛知県)
にんじん(徳島県)ジューシー(熊本県)じゃがいも(鹿児島県)

【本日の給食】160413 大豆ごはん、しゅんゆい、もやしのゴマ醤油、肉じゃが

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 今日の『しゅんゆい』の魚は、旬の「鯵(あじ)」です。
 日本の朝食にはアジの干物がつきものであるように、食生活に古くから深い関わりのある魚です。
 魚偏に参と書いて「鯵」とするのには、いろいろ諸説があり、最も美味の季節が旧暦の3月に当たるので傍に数字の「参」が使われたとする説もあります。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚肉(熊本県)ヒナもも肉(徳島県)
鯵(長崎県)刻み昆布(釧路産)生わかめ(徳島県鳴門)
もやし(山梨県)たまねぎ(北海道)にんじん(徳島県)
じゃがいも(鹿児島県)いんげん(沖縄県)

【本日の給食】160412 わかめうどん、ちくわの磯辺揚げ、若草だんご

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 今日の季節の献立の『若草だんご』は、“よもぎ(蓬)”が入っています。
 「よもぎ」は、キク科の野草で、山野に自生する“もちぐさ”のことです。春に新芽をとり、草餅に用いるので、この名前があります。ビタミンA、ビタミンCに富み、カルシウムもたくさん含みます。
 そして、今日の団子の柔らかさの秘密は、小麦粉だけでなく、白玉粉も入っているからです。
 「白玉粉」は、もち米を水に浸し、磨砕して水に晒し、乾燥粉末にしたものです。『寒晒し粉(かんざらしこ)』とも言います。ほとんど100%純粋のでんぷんで、粒子が細かく、でんぷんの中でも消化が良いものの一つです。
 「きなこ」は、豆腐と同じく、大豆から作られます。大豆は『畑の肉』と呼ばれるくらい、植物性のたんぱく質が多い食品です。パウダー状なので、牛乳に混ぜて飲んでも美味しいです。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(青森県)
青のり(愛知県)生わかめ(鳴門産)
小松菜(東京都)長ネギ(千葉県山武)
たまねぎ(北海道)冷凍よもぎ(山形県)
にんじん(徳島県)たけのこ(鹿児島県)

【本日の給食】160411 ごはん、回鍋肉、春雨とニラのスープ

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 『回鍋肉(ホイコーロー)』は、中国の四川(シセン)料理の一つです。
 材料を一度油通しして取り出し、調味料を入れ、その鍋に材料を戻すことから、この名前がついたそうです。(鍋を使い回す肉料理)
 本来のホイコーローは、蒜苗(そんみょう:にんにくの芽)を使ったそうですが、陳建民がホイコーローを日本に広めた際に、キャベツを使ってから、日本ではキャベツを使うのが標準になったそうです。
 九中の給食では、キャベツを軽く蒸してから炒めることにより、「シャキシャキした歯ごたえ」を残します。たくさんのキャベツを使うため、生のまま、最初から炒めると、火が通る頃にはベチャベチャになってしまうからです。
 先週金曜日の新一年生の初めての給食の感想を担任の先生から聞きました。「さすがにおにぎりが大きかったようで、食べきれませんでした。卒業学年が足りないと言っていましたが、かわいい1年生はこれから大きくなってくれると思います。」
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚もも肉(熊本県)ヒナもも肉(徳島県)
長ネギ(千葉県山武)キャベツ(神奈川県)
にんにく(青森県)にんじん(徳島県)しょうが・ニラ(高知県)
ピーマン(宮崎県)たけのこ(鹿児島県)

【本日の給食】160408 紅白おにぎり、松風焼き、お浸し、沢煮碗

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 一昨日昨日で始業式・入学式が無事終り、今日から今年度の給食が始まりました。進級・入学のお祝いの気持を込めて給食を作りました。
 『赤飯』は。赤飯そのものが“お祝い”の意義がありますが、使われている“ササゲ”にも意味があります。小豆(アズキ)と同じ種類の豆ですが、煮崩れない(割れない)のと、赤い色が出るので、お祝い事の料理によく使われます。
 豆類は、その名のごとく「マメであるように」との願いがこめられているわけです。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
米・もち米(千葉県館山産)
豚肉(熊本県)たまご(秋田県)
銀鮭(チリ産)焼き海苔(徳島県)
大根・長ねぎ(千葉県)ほうれん草・もやし(神奈川県)
たまねぎ(北海道)ごぼう(青森県)
にんじん(徳島県)しめじ(福岡県)

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