【本日の給食】こぎつねごはん、ちくわの磯辺揚げ、青菜のお浸し、味噌汁(150306)

画像1 画像1
 今日の「磯辺揚げ」に使った海苔は、「青のり」です。
 『のり』の原料となる甘のりは20種類くらいありますが、その中の1種、アサクサノリを干したものが多く出回っています。
 「のり」を食用としたのは、平安時代からといわれていますが、現在のような干し海苔は、江戸時代初期から始まりました。甘のりを、よく洗ってから細かくカットし、漉いて脱水してスダレの上に載せて乾燥させます。干し海苔、焼き海苔、味付け海苔、刻み海苔、もみ海苔など、加工したものもあります。
 たくさんの栄養分が凝縮されています。とくに多いのはビタミンAで100g中に14000IUも含まれています。海苔1枚の重さは3gですので、420IU摂れるわけです。これは、牛乳200cc5本分のビタミンAの量とほぼ同じです。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚肉(熊本県)たまご(青森県)干し貝柱(北海道)青のり(愛知県)
ほうれん草(東京)にんじん(千葉県山武)もやし(静岡県)
たまねぎ(北海道)じゃがいも(鹿児島県)

【本日の給食】スパゲティミートソース、じゃがカリカリサラダ、コーヒーゼリー(150305)

画像1 画像1
 今日は、1年B組のリクエスト献立です。主食・主食である『スパゲティ・ミートソース』副菜に『じゃがカリカリサラダ』デザートに『コーヒーゼリー』とバランスよく考えることができました。
 『ミートソース』は、イタリアの北部、ボローニャ地方のソース(Salsa bolognese)といわれます。牛のひき肉が主材料で、たまねぎ、セロリ、にんじんなどの野菜のみじん切りと共に炒め、トマトの酸味をきかせ、肉と野菜の旨味(うまみ)を煮詰めた保存のきくソースです。スパゲティ・マカロニ・ラザーニェなどのパスタ料理によく使われます。
 九中では、甘みとコクを出すために、たまねぎをトコトン炒めます。作っている途中で、その匂いが廊下に漏れてくると、生徒が「いい匂い。給食、まだかな。腹減った。」と食欲をそそるようです。【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
牛挽き肉(北海道)豚挽き肉(熊本県)
にんじん(千葉県山武)
たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)きゃべつ(愛知県)
きゅうり(宮崎県)じゃがいも(鹿児島県)

【本日の給食】ごはん、さわらの塩焼き大根おろし添え、野菜のいりごま、田舎汁(150304)

画像1 画像1
 『ごま』の原産地はインドとエジプト。黒ごま、白ごま、黄ごまの3種類があります。
 香りがよく、脂肪を含んでいて、食物の中ではカルシウムの王様といわれるほど、豊富に含んでいます。ほかに、たんぱく質、カリウム、リン、鉄などの成分を含有しています。
 白ごまと黄ごまは脂肪が多いので、ごま油に利用されます。黒ごまは香りが特に良いので、調味料、香料として使われています。
 ごまは大さじ1杯(10g)で約60キロカリーある、高栄養、高たんぱく食品です。
 人間の体内には、老化を促進する活性酸素が存在していますが、ごまはこの活性酸素を退治してくれるゴマリグナンを含んでいます。これは、ビタミンCやE、β−カロチン、ポリフェノールなどと同じ働きをします。ゴマリグナンに含まれている「セサミン」は、肝臓でよく働くということも判明しています。
 ごまは、貧血で疲れやすい人、肌がカサつく人には、とくに効果のある食品です。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
さわら(韓国産)
江戸菜(千葉県)にんじん(千葉県山武)
長ねぎ(埼玉県深谷)さといも(埼玉県いるま野)
大根(神奈川県)もやし(静岡県)
ごぼう(青森県)しょうが(高知県)

【本日の給食】五目ちらし寿司、菜花のかき玉汁、苺(150303)

画像1 画像1
 今日は『ひな祭り』です。
 女の子の健やかな成長を願い、美しい雛人形を飾ってお祝いする、日本の春の伝統行事です。古くは「上巳の節句」「弥生の節句」となどの呼び名があり、五節句(「人日」「上巳」「端午」「七夕」「重陽」)の一つにあたります。
 元々は、女の子のためのお祭りではなく、邪気が入りやすい季節に「穢れ(けがれ)」を祓うための儀式だったそうです。
 ひな祭りのルーツは、3世紀前後の古代中国で行っていた風習に基づくといわれています。中国では、「季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすい」と考えられ、3月最初の巳の日に水辺で禊(みそぎ)を行ったり、盃を水に流して自分のところに流れ着くまでに詩歌を読む「曲水の宴」を行う風習がありました。これがやがて遣唐使によって日本に伝えられ、禊の神事と結びつき、当初は天子をお祓いするための儀式であったものが、宮中行事へと変化したといわれます。
 ひな祭りは別名「桃の節句」といい、桃の花を飾ったり、桃花酒を飲む習慣があります。これは桃の木には邪気払いの効き目があるとされているからです。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(青森県)
にんじん(千葉県山武)
菜花(徳島県)いちご(長崎県)きぬさや(鹿児島県)

【本日の給食】アメリカンクロックムッシュ、ミネストラスープ、コールスローサラダ(150302)

画像1 画像1
 『クロックムッシュ(フランス語:croque−monsieur)』は、1910年にフランスのオペラ座近くのカフェで作られた、焼いたサンドイッチでトーストの一種と言えます。
 ハムとチーズを挟んでから、カスタードソースに漬けて、焼きました。クロックムッシュに半熟玉子の目玉焼きをのせると“クロックマダム”になります。
 アメリカンと名がついたのは、ふつうは「ベシャメルソース」や「ホワイトソース」などに漬けるところを「カスタードソース」に漬けて甘くしたからです。
 「カスタードソース」は卵黄・牛乳・砂糖、場合によってはコーンスターチなどのデンプンを加えて、とろりとなるまで加熱した洋菓子用のソースです。
 「クロック」は、音が由来です。香ばしくトーストしてあるので、「カリカリ」という音がします。この「カリカリと音がする」(croque)からきています。食べるときに音がするのは、マナーに反するので、男性が食べることが多かったので、「ムッシュ(紳士)」がついたという説もあります。【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚肉(熊本県)たまご(秋田県)かんぴょう(栃木県)昆布(釧路産)
かぶ(千葉県東庄)にんじん(千葉県山武)
きゃべつ(神奈川県)セロリー(静岡県)
たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)きゅうり(宮崎県)

【本日の給食】中華丼、中華スープ、ラーパーツァイ(150227)

画像1 画像1
 『辣白菜(ラーパーツァイ)』は、中華料理の漬物の一つで、白菜の中華風ピリ辛甘酢漬けのことです。白菜の芯を使います。
 学校では芯のみというわけにはいかないので、なるべくシャキッと出来上がるように、工夫しました。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚肉(熊本県)えび(ミャンマー)いか(中国)
にんじん(千葉県多古)長ねぎ(埼玉県越谷)
白菜(群馬県)もやし(神奈川県)チンゲン菜(静岡県)
たまねぎ(北海道)しょうが(高知県)たけのこ(福岡県)

【本日の給食】ごぼうピザトースト、ボルシチ(150226)

画像1 画像1
 『ごぼう』は、中国から薬草として入ってきたもので、日本で改良して、宮廷などで料理に使われてきました。ごぼうを野菜として栽培化したのは日本だけです。
 ごぼうを切って放置しておくと黒褐色に変色しますが、これは、ごぼうに含まれているポリフェノールが、酸化酵素のポリフェノールオキシターゼの作用を受けるからです。酢水につけると、酸化酵素の作用で漂白されます。
 皮にうまみ成分があるので、剥かずに包丁の背などでこそげるとるようにします。アクが強いので、酢水につけることでアク抜きをして使いました。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
にんじん(千葉県)パセリ(静岡県)
たまねぎ(北海道)にんにく・ごぼう(青森県)
きゃべつ(愛知県)じゃがいも(鹿児島県)

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31