【本日の給食】わかめうどん、野沢菜のお焼き(121213)

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 今日の『野沢菜のお焼き』は、長野の郷土料理です。小麦粉・そば粉などを水で溶いて煉り、薄く伸ばした皮で、小豆・野菜などで作った餡を包み、焼いたものです。焼き餅とも呼ばれます。
 長野県(信州)の名物で、発祥は北信地方・安曇野地方です。急峻な地形や寒冷な気候などの悪条件から米の収穫量が少なかったため、米食の代用品となる粉食品として、そばと共に食べてきました。昔は、囲炉裏の灰の中に埋めて焼いていました。
 九中では、囲炉裏がないので、まず蒸かしてから、ティルティングパンで焼きました。また餡は、長野特産の『野沢菜漬け』で作ってみました。
 『野沢菜漬け』の“野沢菜”は、アブラナ科の“かぶ”の一種で、長野野沢温泉付近が特産です。“かぶ”なのに、根は食用にならず、茎葉のみを塩漬けにして食べるようになりました。ビタミンA、Cが豊富です。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚肉(宮崎県)鶏肉(徳島県)生わかめ(鳴門産)
小松菜(埼玉県草加)たけのこ(愛媛県)たまねぎ(北海道)
にんじん(千葉県)長ねぎ(埼玉県深谷)野沢菜漬(長野県)

【本日の給食】ハムとチーズのホットサンド、白菜のクリームシチュー、ビスキュイパン(121211)

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 『ビスキュイパン』は、丸パンに「バター・アーモンドパウダー・小麦粉」を練り合わせた生地を塗り、焼きました。仕上がりはメロンパンのようになります。
 『白菜のクリームシチュー』には、地産地消の八王子産のにんじんと白菜を使いました。
 “白菜”は、大根についで作付けが多い野菜です。新鮮なものはサラダなどの生食ができます。でも加熱することで繊維質がやわらかくなり、整腸作用もあるので、鍋物には欠かせない食材です。淡色野菜ですが、見た目より栄養があります。ビタミンCやカリウム、亜鉛を豊富に含みます。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
鶏肉・鶏ガラ(徳島県)たまご(青森県)
白菜・にんじん(八王子産)たまねぎ(北海道)パセリ(香川県)

【本日の給食】カレーライス、油揚げと大根のサラダ、コーヒーゼリー(121210)

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 東京の野菜は、江戸川の小松菜、練馬の大根などが有名ですが、地産地消の野菜となると、八王子などの市部に頼るのが現状です。
 東京の人口に比べると生産量が少ないため、近県の野菜も流通において東京の地産地消の野菜として扱われます。
 遠距離輸送には大量の燃料・エネルギーを必要とします。そのために、輸送する際にかかるエネルギー・CO2排出量等のコストを計算するフードマイレージの観点から、地産地消ならば流通過程が短くなり、それは不必要なエネルギー消費、排出削減が可能であると考えることができるからです。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚肉・豚骨(大分県)鶏ガラ(徳島県)
じゃがいも(長崎県)しょうが(高知県)だいこん(神奈川県)
たまねぎ(北海道)にんじん(千葉県)りんご(長野県)にんにく(青森県)

【本日の給食】ゆかりじゃこごはん、胡麻味噌田楽、筑前煮、かぶの甘酢(121207)

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 明日は『針供養の日』です。
 関西では明日、関東では2月8日に行われ、字の如く“針”を供養する行事です。針の使用を謹んで、針仕事を休み、古針を豆腐やこんにゃく、あるいは餅に刺して、神社で供養したり、川へ流したりするのが一般的であったようです。
 なぜ豆腐やこんにゃくかと言えば、柔らかいもので針に楽をさせ、今までの針の労に感謝するという意味で、この日に芋・大根・焼豆腐・あずき・人参などの煮物料理を食べるのも、こうした縁起からきたものだそうです。
 今日は、『田楽』と『筑前煮』にしました。九中生は豆腐が好きなので、豆腐に甘い胡麻味噌だれをつけて焼いた“胡麻味噌田楽”にしてみました。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)ちりめんじゃこ(広島県)
にんじん・かぶ(八王子産)里芋(愛媛県)いんげん(沖縄県)れんこん(佐賀県)

【本日の給食】フィッシュバーガー、ミネストローネ、ハッシュドポテト(121206)

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 『ハッシュドポテト』は、ハッシュブラウン(hashed browns)とも言われ、英語の本来の発音ではハッシュ(ト)ブラウンズになります。みじん切りしたじゃがいもを、小麦粉をつなぎとして円盤状ないし小判状に成型し、油で揚げた料理です。他の料理の付け合わせにも用いられます。
 じゃがいもを主体とした炭水化物(デンプンなど)が豊富で、加えて油で揚げる調理法から高カロリーな食品であり、朝食・昼食など活動エネルギーを得るための食事に好まれる料理といえます。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
メルルーサ(アルゼンチン産)たまご(秋田県)
豚肉・豚骨(熊本県)鶏ガラ(徳島県)
じゃがいも・たまねぎ(北海道)きゃべつ(愛知県)
セロリ(福岡県)にんじん(千葉県)にんにく(青森県)


【本日の給食】豚丼、三平汁、柿(121205)

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 『豚丼』は、開拓の多くを人力に依存し、養豚が始まった“帯広”の料理です。
 豚ロース肉を焼いて、砂糖醤油味の甘辛いたれで味付けしたものを“具”とした丼物です。甘辛いのは、地元産の“テンサイ”を隠し味にしていました。
 『三平汁』も、北海道の郷土料理です。
 北海道で獲れる鮭・ニシン・鱈・ホッケなどの魚の「塩引き」または「糠漬け」を、大根、にんじんなどの根菜類やじゃがいもと一緒に煮た塩汁で、特色は魚自体が含む塩味にあります。野菜の旨み(甘み)と酒粕と少量の味噌のコクが一体となって、体が温まる料理と言えます。
 今日の根菜は「大根・人参・じゃがいも」です。どれもビタミン豊富な野菜たちです。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚ロース肉(熊本県)たら(宮城県)
小松菜・長ねぎ(埼玉県)大根(神奈川県)たまねぎ(北海道)
にんじん(千葉県)柿(奈良県)

【本日の給食】鮭とほうれん草のパスタ、木の実サラダ(121204)

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 今日の『パスタpasta』は、「乾麺(かんめん)」でなく「生パスタ」です。いつものようにアルデンテ(食べてみて軽く歯ごたえのある)で茹でました。イタリア料理の主食の一つです。
 イタリア語はいくつかの異なる意味をもっていて、 いずれも、英語 paste (ペースト)、フランス語 pâté (パテ)や、英語 pastry(ペーストリー)、フランス語 pâtisserie(パティスリー)、イタリア語 pasticceria(パスティッチェーリア)などと同じ語源をもち、俗ラテン語の pasta (生地、練りもの)に由来するものです。
 ソースの中に入っている“ほうれん草”は八王子から届いた地産地消の食材です。“鮭”は旬の食材で脳細胞を活性化するDHAが豊富です。『木の実サラダ』の木の実は“カシューナッツ”です。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
生鮭(チリ産サーモンスクラウト)
豚骨(熊本県)鶏ガラ(徳島県)
ほうれん草・だいこん・にんじん(八王子産)
きゃべつ(愛知県)きゅうり(宮崎県)たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)

【本日の給食】五目ごはん、豆腐入り白玉汁、みかん(121203)

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 今日は『みかんの日』です。“旬の果物”です。
 『みかん』は、500年ほど前に九州に日本独自の種なしみかんが誕生し、「温州みかん」と名付けられました。明治時代に一般に栽培され、冬の味覚の代表的なものになっています。
 現在日本には、静岡みかん・熊本みかん・愛媛みかんをはじめ、200種近いみかんがありますが、これらはみな同じ温州みかんの仲間です。同じ品種でも気候風土の違いによってみかんの特徴も異なります。
 果実の中には100g中35mgのビタミンCが含まれていて、“いちご”や“レモン”に比べると決して多くはありませんが、袋や皮がガードしているので、壊れやすいビタミンCを効率的にとることができるのです。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)
小松菜・長ねぎ(埼玉県)たけのこ(福岡県)たまねぎ(北海道)
にんじん(千葉県)みかん(和歌山県)

【本日の給食】チキンカレー、大根と油揚げのサラダ、オレンジゼリー(121130)

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 今日は、八王子の地産地消の野菜「にんじん」「大根」を使っています。
 『チキンカレー』は、野菜をみじん切りしてよく炒めてカレーソースを作り、チキンはオーブンで焼きました。カレーソースにからめて、ごはんと一緒に食べます。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚挽肉・豚骨(熊本県)鶏肉・鶏ガラ(徳島県)
にんじん・大根(八王子産)
しょうが(高知県)たまねぎ(北海道)ピーマン(茨城県)
りんご(長野県)にんにく(青森県)

【本日の給食】二色サンド、コーンクリームシチュー、焼きリンゴ(121129)

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 今日の二色サンドは「食パンにブルーベリージャム」「黒砂糖食パンにクリームチーズ」の組み合わせです。
 『焼きリンゴ』は、“紅玉(こうぎょく)”という種類のりんごに、シナモンバターをたっぷり塗って、焼き上げました。
 紅玉は、1871年に開拓使によって導入され、1900年に日本名を「紅玉」と命名されました。その名のとおりつややかな深紅のりんごです。戦前はおいしいりんごの代名詞として、国光とともに一世を風靡しましたが、戦後酸味の強さから他の品種にとってかわられました。しかし、アップルパイなどの焼き菓子には最適な品種のため、製菓用として根強い需要があります。
 甘酸っぱく、美味しく出来ました。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
鶏肉・鶏ガラ(徳島県)豚骨(熊本県)
じゃがいも・たまねぎ(北海道)にんじん(千葉県)
パセリ(静岡県)紅玉(青森県)

【本日の給食】ごはん、イワシの胡麻味噌焼き、さといもの含め煮、もやしの甘酢(121128)

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 今日は『いわしの胡麻味噌焼き』です。鰯(いわし)は、大きくなる「まいわし・うるめいわし」で25cm位にしか成長しません。小さい魚なので、いつも群れています。今は漁獲量も少なくなりました。
 いわしの脂肪は、《飽和脂肪酸》と言われ、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含んでいます。この脂肪は、肉などに含まれる脂肪と違って、“肥満の原因”とはならず、コレステロールを減少させる効果があります。血液をサラサラにさせ、心筋梗塞・動脈硬化・狭心症などの欧米型の生活習慣病をかなり防げるものです。
 鰯だけでなく、青い魚(鯖・さんまなど)には同じように豊富に含まれているので、魚を食べる時は、意識して食べるといいと思います。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
いわし(千葉県)
さといも(埼玉県)きゅうり(宮崎県)しょうが(高知県)
にんじん(千葉県)もやし(栃木県)

【本日の給食】麻婆焼きそば、さつまいもの胡麻団子(121127)

 『麻婆麺』は字のごとく、炒めた麺の上に“麻婆豆腐”をかけました。
 麻婆豆腐は、中国の四川料理の一つで、ひき肉と赤唐辛子・花椒(山椒の同族異種)・豆板醤などを炒め、鶏ガラスープを入れて豆腐を煮た料理です。
 『ゴマ団子』は、甜点心(てぇんてん中国の甘い点心:お菓子)の一種です。本来は、胡麻餡を白玉粉で作った生地で包んで揚げたものですが、今日は、“武バージョン”で、旬の野菜の「さつま芋」と、みんなに積極的に食べて欲しい「インゲン豆」を少々入れて作ってみました。そして、“ゴマ”をたっぷり使いました。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚挽肉・豚骨(熊本県)鶏ガラ(徳島県)
ねぎ・さつまいも(八王子産)たけのこ(愛媛県)
にら(長崎県)にんじん(千葉県)にんにく(青森県)


【本日の給食】ヘルシーかき揚げ丼、なめこのみそ汁、切り干し大根のハリハリ漬け(121126)

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 今日の『ヘルシーかき揚げ』は、たんぱく質のいか・大豆、カルシウム・ミネラルの小魚の桜えび・ごま・もずく、ビタミンCのさつまいも・たまねぎ、ビタミンAのにんじん、食物繊維のごぼうが入っています。
 そのため、色黒で見た目は今ひとつかもしれません。まずチャレンジ精神で食べて欲しいと思っています。食べたことがないからといって食べないで嫌うことは損をします。思ったより“うま〜い!”のを保証します。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
いか(ペルー産)たまご(秋田県)生わかめ(鳴門産)
さつまいも(千葉県)ごぼう(青森県)切り干し大根(宮崎県)
たまねぎ(北海道)にんじん(千葉県)長ねぎ(山形県)なめこ(新潟県

【本日の給食】ごはん、中華風卵焼き、ワンタンスープ(121122)

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 今日の『ワンタンスープ』の盛り付けは、時間との戦いでした。ぐずぐずしていると、「ワンタン」がどんどん溶けてしまい、「スープ」もなくなっていきます。盛り付ける食器は強化陶磁器なので、熱くなります。きちんと作法どおり持てば、≪糸底≫(または、糸尻)があるので、今までのコレールボールより熱くありません。
 『ワンタン』(雲呑、餛飩)とは、細かく刻んだ肉や魚介類、野菜などを混ぜた餡(あん)を、薄く伸ばした小麦粉などの皮で包み、いったん茹でてからスープに入れて供される中華料理の一つです。ワンタンの漢字表記の内、雲呑の表記は「広東語」で用いられ、「ワンタン」という読み方も広東語によるものです。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚挽肉・豚肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(徳島県)たまご(青森県)
にんじん(八王子の源原さん)ねぎ(八王子の菱山さん)
たけのこ(福岡県)はくさい(茨城県)もやし(神奈川県)
長ねぎ(埼玉県)しょうが(高知県)

【本日の給食】ほうとう、イカ天、イモ天、早香(121121)

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 今日の『ほうとう』は、山梨県(甲斐の国)を中心とした地域で作られる郷土料理です。2007年には農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の一つに選ばれています。
 今日の果物は『早香(はやか)』です。「ポンカンと温州みかん」の掛け合わせで、甘夏発祥地とも言われる熊本県葦北郡芦北町田浦と津奈木町で有機栽培されました。食味は、酸味が少なくポンカンの香りがします。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
いか(ペルー産)鶏肉(徳島県)たまご(青森県)
大根(神奈川県)にんじん・かぼちゃ(北海道)ごぼう(青森県)
白菜(茨城県)小松菜(埼玉県)長ねぎ(秋田県)
金時いも(徳島県)早香(熊本県)

【本日の給食】鶏飯(とりめし)、八つ頭のそぼろあん、黄金餅(121120)

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 今日は“二の酉(にのとり)”で、“お酉さま:酉の市(おとりさま:とりのいち)”の日です。目黒の大鳥神社もお酉様で有名な神社です。
 酉の市の食べ物の縁起物に『頭の芋』『黄金餅(こがねもち)』があり、頭の芋(とうのいも)は、頭(かしら)になって出世する、芋は子宝に恵まれる、黄金餅は金持ちになれるという縁起をかつぎました。“酉の日”にちなんでの献立を作りました。
 『鶏めし』はその名のごとく“鶏肉”と旬の野菜の“ごぼう”と臭み消しの“生姜”を炊き込みました。
 “八つ頭(やつがしら)”は里芋の親芋です。子沢山・子孫繁栄の縁起かつぎに使われる食材です。
 『黄金餅』には“粟(あわ)”を蒸して、さつまいもと餅粉に混ぜ、黄金色に仕上げました。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)豚挽肉(宮崎県)
にんじん(八王子産)さつまいも(東京元気農場)
ごぼう(青森県)しょうが(高知県)万能ねぎ(福岡県)八ッ頭(埼玉県)


【本日の給食】チーズバーガー、ミネストローネスープ、ラ・フランス(121119)

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 今日の『ラ・フランス』は、フランス原産の西洋梨(セイヨウナシ)の一種で、日本における洋なしの代表格で、生産量の7割を占めます。1864年にフランス人が発見し、1903年(明治36年)に農商務省農事試験場へ食用としてでなく、受粉用として導入されました。
 日本では盛んに栽培されていますが、原産国フランスなどヨーロッパ各国では気候が合わなかったためにほとんど生産されていないのです。 
 収穫後に常温で10日から2週間程度追熟されることで、初めて生食に適するものになります。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
牛挽肉・豚挽肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(徳島県)たまご(秋田県)
ラ・フランス(山形県)きゃべつ(神奈川県)にんにく(青森県)
セロリ(静岡県)にんじん(千葉県)たまねぎ(北海道)
豚挽肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(徳島県)

【本日の給食】高菜ごはん、太平燕、いきなり団子(121116)

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 『高菜ごはん』の“高菜”は、“高菜漬け”を使いました。
 “高菜”は、【延喜式】にみられる古い野菜で、辛味があって美味です。九州地方に多く、高菜漬けとして漬け物にされますが、漬物にされる幅広、肉厚のものは、明治37年に奈良県に入った青菜(せんさい)が各地に散ったものです。
 『太平燕(たいぴーえん)』は、“熊本県の郷土料理”です。中国から伝来した“麺料理”ですが、主に熊本県で広まりました。熊本県の中華料理店では、メニューに入っていて郷土料理的な存在です。麺といっても、手に入りやすい「春雨」を使うのが特徴です。
 『いきなり団子』は、さつまいもを使った饅頭です。本来は“餡子(あんこ)”を一緒に包みますが、今日はさつまいもを練って餡にして、使いました。『いきなり』は、短時間で「いきなり」作れるという意味と、生の芋を調理する「生き成り」という意味が重なっているそうです。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚肉・豚挽肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(徳島県)
いか(ペルー産)むきえび(インドネシア産)
さつまいも(東京元気農場)しょうが(熊本県)たけのこ(愛媛県)
たまねぎ(北海道)にんじん(千葉県)にんにく(青森県)
万能ねぎ(福岡県)はくさい(長野県)きくらげ(大分県)

【本日の給食】ごぼうピザトースト、ボルシチ、アップルゼリー(121115)

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 “ごぼう”は、旬の野菜です。中国から薬草として入ってきたもので、日本で改良して、宮廷などで料理に使われてきました。ごぼうを野菜として栽培化したのは日本だけです。茨城県と千葉県で全国のほぼ3分の1が生産されています。八百屋さんに行った時“ごぼう”の産地を確認してみるよう伝えました。
 ごぼうを切って放置しておくと黒褐色に変色します。これは、ごぼうに含まれているポリフェノールが、酸化酵素のポリフェノールオキシターゼの作用を受けるからです。ゴワゴワとした歯ごたえは多糖類のイヌリンというものです。体内でブドウ糖に変わりにくく、消化吸収されず、食物繊維として排出されます。このときに腸内の発がん物質を吸着するので、大腸がんの発生率を低くする効果があります。コレステロールも排出してくれるので、動脈硬化の予防にも効果があります。
【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
豚肉・豚挽肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(徳島県)
きゃべつ(東京)じゃがいも・たまねぎ・にんじん(北海道)
にんにく・ごぼう(青森県)パセリ(青森県)

【本日の給食】昆布ごはん、アジの南蛮漬け、野菜の煎り胡麻、肉じゃが(121114)

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 あじの南蛮漬け』の“南蛮漬け”は、ねぎ・唐辛子をもちいた料理につけられる名称です。
 室町から江戸時代にかけて東南アジアを“南蛮”と呼んでいましたが、スペイン人やポルトガル人が東南アジアを経て渡来したため、その本国や植民地、さらに西欧諸国を含めて南蛮と呼ぶようになりました。
 南蛮を経て入ってきた料理には、ねぎや唐辛子を用いたものが多く、また油もよく使われていたため、この名称がつけられました。唐辛子の別名としても用いられます。カリッと揚げたあと、南蛮たれをかけました。【学校栄養職員;武 高子】

《本日の食材》
あじ(ニュージーランド産)豚肉(宮崎県)鶏肉(徳島県)昆布(釧路産)
江戸菜(千葉県)じゃがいも・たまねぎ・にんじん(北海道)
きぬさや(愛知県)パセリ(静岡県)もやし(栃木市)

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