20191210 わかめうどん、野沢菜のお焼き

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 今日の『野沢菜のお焼き』は、長野県の郷土料理です。
 小麦粉・そば粉などを水で溶いて煉り、薄く伸ばした皮で、小豆・野菜などで作った餡を包み、焼いたものです。「焼き餅」とも呼ばれます。
 長野県(信州)の名物で、発祥は北信地方・安曇野地方です。急峻な地形や寒冷な気候などの悪条件から米の収穫量が少なかったため、米食の代用品となる粉食品として、そばと共に食べてきました。
 昔は、囲炉裏の灰の中に埋めて焼いていました。九中では、囲炉裏がないので、まず蒸かしてから、ティルティングパンで焼いて焦げ目をつけました。今日の餡は、長野県産の『野沢菜漬け』で作りました。
 『野沢菜漬け』の“野沢菜”は、アブラナ科の“かぶ”の一種で、長野野沢温泉付近が特産です。“かぶ”なのに、根は食用にならず、茎葉のみを塩漬けにして食べるようになりました。ビタミンA、Cが豊富です。

《本日の食材》
鶏肉(山梨県)たまご(青森県)生わかめ(鳴門産)
小松菜(東京都)にんじん(千葉県)野沢菜漬(長野県)
たまねぎ(北海道)長ねぎ(秋田県)たけのこ(福岡県)
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