20191112 ごはん、蓮根のはさみ揚げ、さつま芋のレモン煮、田舎汁

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 今日の献立は、姉妹都市『石川県金沢市』の野菜『加賀野菜』を使っています。
 『加賀野菜』とは、古くから金沢市民に親しまれ、主として金沢で栽培されている野菜の中から、金沢市農産物ブランド協会がブランド野菜として認定したものです。現在15品目が認定されています。
 今日はその中から、「蓮根のはさみ揚げ」に『加賀蓮根(かがれんこん)』、「さつま芋のレモン煮」に『五郎島金時(ごろじまきんとき)』、「田舎汁」には『源助大根(げんすけだいこん)』を使いました。「ごはん」にも源助大根の葉を彩りで入れました。
 『加賀蓮根』は、品種名でなく、金沢で作られているレンコンを指しています。品種的には時代とともに変わり、現在は中国から入ってきた「支那蓮種」から選抜育成された「支那白花」という品種が使われています。一般的なレンコンに比べ、澱粉質が多く粘りが強いのが特徴です。また、全体に小ぶりではありますが、ずんぐりと太く、穴が小さい分肉厚なのも特徴です。
 『五郎島金時』は、鳴門金時や坂出金時と同じ「高系14号」の系統のさつまいもです。早堀り用品種として選抜育成された高系14号が金沢に導入されて五郎島金時の品種に統一されました。水分が少なく粉質でホクホクとした食感で、甘味は強いです。
 『源助大根』は、金沢市打木町の篤農家・松本佐一郎が、昭和7年(1932年)に愛知県の井上源助から早生種で生育の旺盛なものを導入し、在来の練馬系打木だいこんと自然交雑させたものを毎年選抜し続け、昭和17年(1942年)に今の源助だいこんを完成させました。一般的な青首大根よりずんぐりとした形をしています。甘くて柔らかく、煮くずれしないことで有名です。

《本日の食材》
豚挽肉(熊本県)たまご(青森県)
れんこん・さつまいも・だいこん(石川県)
さといも(埼玉県)長ねぎ(千葉県)
にんじん(北海道)ごぼう(青森県)
しょうが(高知県)レモン(広島県)
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