品位をたもつ

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 ラグビーのワールドカップ日本大会は、これまでこのスポーツに関心のなかった多くの人々の注目を集めた。特に前回大会で南アフリカを破った日本チームへの期待は大きく、目標のベスト8に進出したその活躍は大きな賞賛に値する。大男が一つのボールを介して陣地取りの肉弾戦を繰り広げる。その闘志あふれるプレーが魅力のひとつであろう。
 ラグビー憲章には、「品位、情熱、結束、規律、尊重」の5要件が定められている。ラグビーを愛好する者が従うべき行動規範である。ワールドラグビーは、選手だけでなく、監督、審判にも遵守を求めている。ノーサイドにおいて、先ほどまで死闘を繰り広げていた選手同士が互いの健闘をたたえ合う姿にこの憲章の精神が象徴的に現れている。プレーヤーたちがこの憲章の精神を遵守して戦っているから、そのプレイが大きな感動を与えるのであろう。
 ラグビー憲章を常に意識してプレーすることで、ラグビーは、ラフプレイに堕ることなく、スポーツとしての品位が保たれている。第九中生にも、にわかラガーメンが誕生したようだが、この品位を保つというラグビーの精神に学んで欲しい。(朝礼の講話)
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