第九中学校区小中連携について

 第九中学校区(向原小、原町小、第九中)では、「豊かなかかわりを大切にする九中校区」を掲げ、小中学校が連携して児童生徒の育成にあたっています。具体的な連携方法の一つに「小中学校の教員による授業交流・行事交流を通して学習指導、生活指導方法の共有化を図る。」ことがあげられます。小中連携の日を設け、年に2回小学校の教室をお借りして、三校の教員が協力して授業を行います。今年度は、8月28日(水)と1月22日(水)に設定しています。
8月28日は、原町小学校を会場に理科、音楽、体育、外国語の授業を実施しました。
大まかな内容は以下の通りです。
理科:空気鉄砲の実験に、家庭で使われる簡易真空保存容器を持ち込んで
4年 空気を押し込んでいる?はずなのに…、レジ袋が膨らんでいく。
音楽:サンサーンス動物の謝肉祭から「白鳥」の鑑賞に
4年 中学から持ってきたチェロとビオラが登場。音楽の先生が実際に弾いてみると…。
体育:マット運動の連続技の練習に体育科の教員が指導・補助に加わって
5年 「えッ? えッ! え〜ッ、開脚後転できちゃった。」
英語:夏休みの思い出を英語で発表する活動で
6年 「中学生は、違うなぁ〜。」「中学の先生、メモを見ないでしゃべってる!」(すべて画像で紹介できないのが残念。)
 機会は少なくとも、校種をこえて実践し、率直に話し合い、互いに知り合う。多くの出会いと発見がありました。授業実践を通じて改めて感じたことは、「子供の学びにとって、三つの実が大切」ということです。つまり、「実物・実演・実体験」。本物の持つ強みとでもいうのでしょうか。このことで子供は驚きや感動(=実感)をし、記憶に残すのです。すなわち、学習していくのです。
 よりよい授業作りのために、これからも先生方は三校協力して取り組んでいきます。
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