本日の給食[しめじごはん、月見団子汁、月見卵]111011

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 9日の土曜日が『十三夜』でした。中秋の名月(十五夜)はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものですが、この「十三夜の月見」は日本独特の風習だそうで、一説には宇多法皇(うだほうおう)が九月十三夜の月を愛(め)で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇(だいごてんのう)の時代(延喜(えんぎ)十九年:西暦919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。
 今日も『月見団子』を作り、おつゆに入れました。きちんと1人分(3個)が行き渡るように別出しにし、茶碗に団子を入れてから、熱々の汁をかけます。給食当番さんは技術が求められます。『白玉粉』(もち米を原料に、冬の寒さが厳しいころに、清潔な流水の得られる所で製造したので、別名《寒晒し粉(カンザラシコ)》とも言います。)を絹ごし豆腐と一緒に練って、湯がきました。
 『月見卵』は、ミートソースに卵を割り入れ蒸したものです。ちょうど「月に叢雲」のように、仕上がりました。和食の組み合わせ(一汁一菜)でしたので、「箸」のみでした。生徒から「美味しかったんだけど、ミートソース食べるのに出来ればスプーンが欲しかった。全部食べたけどね。」との声がありました。
 「箸」で何でも食べられることを願うか完食させるために手段を選ぶかなど、「献立」に対して、生徒や先生から感想や意見をもらって悩むことができるのは、とても贅沢なことだといつも思います。【学校栄養職員;武高子】

《本日の食材》
豚挽肉・鶏挽肉(宮崎県)たまご(青森県)
小松菜(埼玉県)たまねぎ・にんじん(北海道)ねぎ(青森県)パセリ(千葉県)
しめじ(長野県)

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