ロウソクの科学この本は、実験科学の入門書として古典的な名著です。多くの人がその書名ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。昨年リチウムイオン電池の開発により、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が、小学生のときに担任の先生から薦められて読み、「化学に興味を抱いたきっかけ」と語ったことで話題にもなりました。ちなみに2016年のノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典氏も、「科学者を志すきっかけになった本」として本書の名前を挙げています。 「ロウソクの科学」は、1860年にファラデーが講演した内容をまとめたものです。さまざまな実験を通じて化学の面白さを知ることができます。見たところ、この男子生徒はすでに中程まで読み進んでいる様子でしたから、臨時休業期間中に読み始めたのでしょう。 将来、九中の卒業生が「現在の私があるのも、『ロウソクの科学』を中学校の朝読書の時間で読んだからです。」と語る日が来るのを楽しみに待ってます。 入学式で待ってます。授業の再開(3年生)本校では、5分前行動を推奨していますが、その具体的な実践の一つが朝読書の取り組みです。始業時刻より5分早く8時20分までには登校して、およそ10分間読書に取り組みます。これから学校で勉強を始めるのだという切り替えの儀式でもあります。 画像は、今朝の3年生の様子です。良い習慣が身についていることが分かります。下級生の皆さんも好きな本を一冊用意して授業日に臨みましょう。 受験生としての自覚まず、「家庭で学習を進めていくことも大切です。」とおっしゃっていました。すなわち予習です。「授業で初めて習う、授業で教えてもらう。」といった姿勢ではなく、「授業で確認する。徹底を図る。」という構えが必要でしょう。予習・復習をすることは、難しいことであるかもしれませんが、このような状況でなくても当然でしょう。 そして、「(評価は、)テストの点数だけで(決まるので)はない。」それはそうですが、強調される先生が多かったと思います。 T:「(テストの)他に何がある?」 S:「関心・意欲・態度!」 T:「具体的には?」 「課題の提出がこれまでにも増して重要(な評価要素の一つ)になる。」と、複数の先生が指摘されていました。「宿題として出された課題には、きちんと取り組んで、必ず提出して評価を受けなさい。」ということです。宿題にしっかり取り組むということがすなわち(受験)勉強となり、しかも!よい評価が得られるのです。このことは、学校での授業の受け方にも共通するところがあります。 「勉強、どこでするの?」「学校でしょ!」 学校の授業をないがしろにして、成績の向上は望むべくもないと考えますがどうでしょう? 先生方も授業の工夫を頑張りますから、皆さんもしっかりと取り組んでいきましょう。 ソーシャルディスタンス「クラス替えをして初めてだもんな…。」という言葉に、この違和感の原因があることが分かりました。男女別の場面がしばらく続きますので、学級としての一体感が生まれてくるのは、もうしばらく先のことになりそうです。 3年生分散登校日学校一番乗りは、7時50分過ぎに登校した男子生徒でした。生徒たちの出足は意外と早く、8時を過ぎる頃には続々と生徒たちがやって来るのが確認されました。 ギャラリー・九中 2ギャラリー・九中 1毎日をどのように過ごすか「いつもだったら授業をしているときに学習をしていないことが分かりました。切り替えをして学習に取り組むべきだと思いました。」 「(普段はあまりしない)部屋を掃除すると小銭がでてきたりして…、(ちょっとラッキー)楽しかった。」 「先週までは午前中よりも午後に勉強することが多かったのですが、この予定表を書くようになって午前中から学習を始めることができるようになりました。」 「基本、毎日午前中4時間は(人出の少ない時間帯に)、『ランニング、筋トレ、テニス』を含む運動をしています。毎日同じ時間に起きて運動し、寝るという規則正しい生活はできたかなと思います。」 「早めに課題を終わらせたのは良かったと思います。が、受験生として1、2年生の苦手な単元の復習など、自主的に進めてもらいたいと思います。」 「一週間に1回でも学校があると、前より規則正しく過ごしています。」 「久々に登校できて嬉しそうでした。来週学校に行けるのを楽しみに、意気揚々と課題に取り組んでいました。」 最後は生徒の切実な思い。 「自習はやっぱり身に入らない気がした。授業を受けたい。」 「ヨロコビ」は、その後どうなった?自然界にはみられない羽を持った蝶(?)のほかに、虫にとらわれないユニークな発想もありました。 3年生は、全学年とも出席番号により登校時刻が指定されているので、九中ホームページトップの配布文書一覧(新型コロナウイルス対応について)の最新版「R2年5月15日」で再確認してください。 2年生の連絡日は、18日(月曜日)は、第2回目の連絡日です。家庭学習 計画表自己評価もレーダーチャート式にしました。計画を立てて、実行し、反省を次に生かしていく、いわゆるPDCAサイクルですね。この機会に自己管理能力を養いましょう。 それから、学校のリズムばかりに注目したものですから、土曜・日曜日の体温など「健康の記録欄」を落としてしまいました。体温を測らなくてよいということではありませんから、とりあえず「今週の振り返り」欄などに記録をつけておいてください。来週は改良版を配布します。 学校では、接触機会低減のための出勤抑制に協力しながら、分からないことや心配なことなどがあれば対応できるように、交代で先生方に出勤してもらっています。必要があれば連絡してください。 連絡日・3年生連絡日・2年生自己紹介カードに使う個人写真の撮影をしました。学校に送られてきた「アベノマスク」も配りました。 臨時休業延長に伴う連絡日学校の臨時休業が5月の末日まで延長されたことに伴い、休業明けまで毎週月曜日に学校連絡日を設けることにしました。今日はその第一回目です。通知文に誤解を招くような表現があり、仕事を休んでまでご来校いただいた保護者の方がいらっしゃいました。誠に申し訳ありませんでした。 生徒から直接に状況の確認をし、必要な指導を行うために設けた日ですので、なるべく生徒を登校させてください。生徒の体調が悪いなど、やむを得ない場合には、保護者の方等が代理でご来校いただいても結構です。(必要があれば生徒とともにご来校いただいても構いません。)また、指定された時刻に登校できない(欠席や遅刻などの)場合は、必ず事前にご連絡をください。別途対応いたします。ご不明の点があれば遠慮なく学校にお問い合わせください。 画像は1年生の様子です。入学式もないまま、中学校で宿題を与えられるという状況ですが、もうしばらく頑張りましょう。 ちょっとだけ、予習画像は授業で取り組む予定の課題です。先生方が学校再開に備えて臨時休業期間中に準備している教材の一つです。少しだけ、授業を先取りしてみましょう。 ところで、変わっていく、変えていくことが求められるとき、「どのようになったらよいか」を考えなくてはなりませんね。 ユニークな発想を期待してます。(結果だけでなく、その過程もしっかり記録するとなおよい。) 課題 「クリエイティブの練習帳」から「予想できない大変身」 アゲハチョウの幼虫は、蛹になった後、羽化して美しい羽を持った成虫の姿に劇的(幼虫や蛹の姿からは、思いもよらないような姿)に変化します。そこで、架空の虫「ヨロコビ」の幼虫が蛹を経て、羽化するとどのような姿になるか、自分なりに想像して、描いてみましょう。 3年生の副教材には、画像からはわかりにくいかもしれませんが、卒業後の進路を見据えた内容になっています。3年生の学習内容について授業はしていませんが、それでも「3年間の…」といった教材が目につきます。すでに習ったことの復習はできるはずですから、どんどん取り組みましょう。 2年生の教室では、 |
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