12月1日 ちゃんこうどん、五平餅、リンゴ、牛乳ちゃんことは、本来『力士』全般を指します。力士の料理として知られるちゃんこ鍋は、鶏ガラで出汁を取ることが多いです。相撲では、『手をつくこと』が『負ける』ことを意味します。鶏は人間と同じように二本足で立つことから“手をつかない”=“負けない”という縁起を担いでいます。今日は鶏ガラ出汁ではなく、圧削り節を使っています。仕上げにたっぷりのおろしにんにくとニラを入れているので、相撲選手にぴったりのパワーみなぎるうどんになりました。 五平餅は、岐阜や愛知など中部地方南部の地方に伝わる郷土料理です。昔はその土地を三河と呼んでいました。神に捧げる御幣という飾りに形が似ていることが名前の由来と言われています。五平餅は江戸時代中期に作られました。今日はごま・くるみ・ピーナッツを入れて香ばしい五平餅にしています。餅と言っても、普通のご飯で作っているので、焼きおにぎりに近いです。子供たちも、これ焼きおにぎりみたいだねと言っていました。 またデザートは今年最後のリンゴです。今日のりんごは、青森県の斉藤農園さんのふじだったのです。蜜がたっぷりと詰まっており、甘くておいしくいただきました。この時期だけの贅沢な果物を子供たちに堪能してもらいよかったなと思います。 今日のランチルームは一年生が使いました。給食委員さんの発表を熱心に聞いており、クイズも真剣に考えて取り組んでいました。 ★今日の食材の産地★ 人参・・・千葉 大根・・・千葉 白菜・・・茨城 ネギ・・・山形 にら・・・栃木 にんにく・・・青森 鶏肉・・・鹿児島 11月30日 さつまいもご飯、ぶりのごまみそ焼き、ほうれん草の白和え、すまし汁、牛乳昨日はこれからが旬のぶりがメインの和食でした。 寒ブリの旬は、富山湾あたりでは12月から、能登半島では1月と言われています。ぶりは北海道から九州まで、日本沿岸に分布しています。沿岸を回遊しながら、小魚を食べて、春から夏に北上し、秋から冬に南下します。今回は長崎で水揚げされたぶりを使っています。ぶりは脂が多い魚ですが、焼くとたんぱくな味なので、少し濃いめのタレがよく合います。 ほうれん草の白和えは、絞り豆腐をオーブンで焼き、裏ごしして大きなボールに入れて冷まして野菜とあえて味付けをしました。給食なので生の豆腐を扱うことができないため、火を通しているのですが、絞り豆腐を使ったためか、豆腐のそぼろのようになってしまいました。普通食べられる白和えは、絹ごし豆腐で作り、もっと水分が多く舌触りがなめらかだと思うので、少し残念でした。次回は絹ごし豆腐でチャレンジしたいと思います。練りごまとすりごまが入っているので、ごまの香りが強かったです。 春には魚嫌いと言っていた子も少しづつ魚が食べられるようになってきました。旬の美味しい魚を食べて、もっと好きになって欲しいなと思います。 ★今日の食材の産地★ さつまいも・・・千葉 生姜・・・熊本 ほうれん草・・・埼玉 人参・・・千葉 えのき・・・長野 鰤・・・長崎 |
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