3月3日 晴天今朝は、3年生の進路だよりのご紹介です。昨日の結果を受けて、気落ちしている人たちに対する応援のことばがしみます。合い言葉「受験は団体戦」のとおり、最後までみんなで応援しています。 昨日は、私はじょうずに気持ちの切り替えをと応援しましたが、一晩考えました。じょうずに切り替えをとアドバイスするのは、ちょっと急ぎすぎ、余計なお節介だったかもしれません。一晩反省しました。 気持ちが沈んでいる人に、じょうずに切り替えを、はちょっと難しいかもしれません。沈み込む時間も気持ちの整理のため大事な時間ですから。なので、焦らず、十分な時間をとってもいいと思います。 沈むだけ沈んだら、後は浮かびあがるだけです。まだまだ、これからですから。 都立校合格発表(3月2日)
学校日記を書くのに一番神経を使う日です。明暗が分かれ、悲喜こもごもの日だからです。今年もこの日がやって参りました。そして、予想どおり今年も都立校は厳しかったです。
全体では35名の合格でした。都立推薦合格18名と合わせると、53名ということになります。今日の合格は、日比谷2名、西1名、国際1名、小山台3名、三田1名、、、という具合に頑張っています。しかし、都立が第一志望の生徒が多くいましたので、悔し涙を流した一日でもありました。 そんな訳でして、老婆心ながら、悔しい思いをした人にアドバイスをします。悔し涙はめちゃくちゃ流すべきだと思います。2〜3日は落ち込んでもいいでしょう。ですが、その後は、じょうずに切り替えをして、悔しさをバネに、人生の糧にしてほしいということを願います。アドバイスになるかどうかは分かりませんが、少し私の場合をご紹介します。 ●62年生きてきて思うのですが、誰にでも、何回も、悔しい時、悲しい時、イライラむしゃくしゃする時がやってきます。その度に、誰もが、何回も何かの方法でその悔しさを乗り越えなければなりません。悪い状態を引きずったままにするのは、決して良いことではないからです。ですので、こんな時こそ、自分でじょうずに切り替えることや、友達のサポート、家族のサポートが大事になってきます。悪い連鎖を断ち切るためです。 私は、甘い物を食べる、買い物をする、映画をみる、大声で歌う、歩き回る、空を見る、しゃべる、等で解決します。難しい料理を作ることもあります。また、名言などをブツブツと、となえることも効果的です。 失敗は成功のもと。Failure teaches success. 失敗は成功の母。Failure is the mother of success. I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.(エジソン) - 私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。 七転び八起き、艱難汝を玉とする、人生に無駄なことはない、、、、、等。 ●ちなみに、私の母は切り替えの達人です。私達兄弟が入試に失敗する度に、「受かる人もいれば、落ちる人もいる、それが入試タイ。バッテン、その関係はずっと続くわけではない。きっと逆転があるはず。失敗を未来の糧にしなさい。冬来たりなば、春遠からじタイ、、、」と応援してくれていました。 母は戦争経験者、満州からの引き上げ者です。多少のことではビクともしませんでした。いくつも天災にみまわれ、不幸の連続だったようですが、肝がすわったのか、昨年4月の熊本地震でもビクともしませんでした。立ち直る力、レジリエンスの達人です。決して追いつけませんが、私達も、悔しさをはき出すだけ、はき出したら、その後はじょうずに立ち直りましょう。 人生至る所に青山あり、ですから。決まった学校がきっと一番の学校になりますよ。 教育会(3月1日)「空を見よう」というテーマで日常生活の中でふと見失いがちな点に気づかされる講演会でした。中でも、仕事を楽しもう、という姿勢には共感しました。大鳥中の考えと同じです。「楽しい楽校」。学校では特に、先生が楽しんでなければ、生徒は楽しくなれません。大人が意識して、教えることを楽しまなければ、生徒とのふれあいを楽しまなければ、生徒の成長を楽しまなければ、と思って、大鳥中は楽しい学校を目指しています。 |
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