20191129 高菜ごはん、太平燕(たいぴーえん)、いきなり団子“高菜”は、【延喜式】にみられる古い野菜で、辛味があって美味です。九州地方に多く、高菜漬けとして漬け物にされますが、漬物にされる幅広、肉厚のものは、明治37年に奈良県に入った青菜(せんさい)が各地に散ったものです。 『太平燕(たいぴーえん)』は、“熊本県の郷土料理”です。中国から伝来した“麺料理”ですが、主に熊本県で広まりました。熊本県の中華料理店では、メニューに入っていて郷土料理的な存在です。麺といっても、手に入りやすい「春雨」を使うのが特徴です。 『いきなり団子』は、さつまいもを使った饅頭です。本来は“餡子(あんこ)”を一緒に包みますが、今日はさつまいもを練って餡にして、使いました。 『いきなり』は、短時間で「いきなり」作れるという意味と、生の芋を調理する「生き成り」という意味が重なっているそうです。 《本日の食材》 豚肉・豚挽肉(熊本県) いか(ペルー産)むきえび(マレーシア産) さつまいも・にんじん(千葉県)はくさい・高菜漬け(長野県) たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)しょうが(高知県) 万能ねぎ・たけのこ(福岡県) 20191128 チキンカレー、フレンチサラダ、りんご《本日の食材》 豚挽肉(熊本県)鶏肉(山梨県) にんじん(千葉県) たまねぎ(北海道)にんにく・りんご(青森県) りんご(山形県)きゃべつ(愛知県) しょうが(高知県)ピーマン・きゅうり(宮崎県) 20191127 ごはん、イワシの胡麻みそかけ、もやしの甘酢、ふろふき大根肉味噌あんかけ昔の風呂は蒸し風呂で、熱くなった体に息を吹きかけると垢(アカ)を掻(カ)きやすいため、息を吹きかけ垢をこすり取る者がいました。それをすることや、その者を「風呂吹き」と呼んでいました。湯気の出る体に息を吹きかける様子と、この料理を食べる時の姿が似ていることから、「風呂吹き」と呼ぶようになりました。 今日の“大根”は、『青首大根』という青首大根で、もっともポピュラーな品種です。文字通り、首の部分が緑色になるのが特徴。ほどよい大きさで、肉質はやわらかく、おろしても辛味が少なく、煮崩れもしにくいです。 今日は、目黒区八雲の栗山常子さんが作った採れたての『大根』正真正銘の地場野菜を無償提供していただきました。大根葉も活きが良かったので、無駄にすることなく塩ゆでしてご飯に混ぜました。とても彩りのよいご飯となりました 全部味わって食べてくれると思います。 《本日の食材》 いわし(千葉県銚子産)鶏ひき肉(山梨県) 青首大根(東京都世田谷区:JA世田谷目黒「栗山常子」) にんじん(千葉県富里)もやし(静岡県) しょうが(高知県)きゅうり(宮崎県) |
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