【本日の給食】大豆ごはん、けんちん汁、磯辺揚げ、もやしの甘酢(150212)

画像1 画像1
 「大豆」は世界各地で生産されている農作物です。
 その原産地は、諸説があり定かではありませんが、中国東北部からシベリアとの説が有力で、日本にも自生している「ツルマメ」が原種と考えられています。栽培の歴史も同様ですが、約4000年前に中国でツルマメの栽培が始められ、大豆として作物化されたと考えられています。日本には朝鮮半島を経由して、縄文時代後期中ごろに伝来したと考えられています。
 ヨーロッパへの伝来は、オランダの植物学者ケンペルが長崎より帰国した後、1712年に出版した「廻国奇観」において、大豆種子を醤油の原料として紹介したことでした。ゆえに大豆の英名はshoyu(醤油)bean(豆)から「soybean」となっています。その後、ドイツで「畑の肉」とネーミングされたのは、大豆が肉に匹敵する量のタンパク質を含んでいることがわかったからです。
 アメリカへは、1804年にペンシルバニア州での試作が最初の栽培とされています。アメリカでは大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうです。これは、アメリカでの大豆の用途が油の原料とされているからでしょう。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(青森県)細切昆布(釧路産)
にんじん(千葉県)大根・もやし(神奈川県)
ごぼう(青森県)さといも(愛媛県)きゅうり(宮崎県)

【本日の給食】バターライス、ロールきゃべつ入りトマトスープ、ベークドポテト(150210)

画像1 画像1
 キャベツの葉を茹でながら、1枚1枚はがし、その葉で詰め物を巻き込みスープで煮込んだ洋食です。具材や味付けに多少の違いはあるものの、世界中の多くの国で食べられている料理です。東欧やアラブ諸国では、米を入れて作ることも多いそうです。
 日本では明治28年(1895年)観光の「女鑑」に「ロールキャベーヂ」として紹介されているのが初見とされています。日本独自のものとして「かんぴょう」で縛り、そのまま食べられるものになっています。今では、小さく作っておでんの具材ともなっています。【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(秋田県)
パセリ(静岡県)
たまねぎ(北海道)きゃべつ(愛知県)じゃがいも(長崎県)

【本日の給食】ごはん、お事汁、試験に勝つ、コールスローサラダ(150209)

画像1 画像1
 昨日は【針供養】の日でした。かって、12月8日と2月8日は「事八日」と呼ばれ、12月8日を事納め、2月8日を事始めとし、事納めには農耕を終え事始めには始めるとされていました。
 この両日は慎みをもって過ごす日とされ、この日は針仕事を休むべきと考えられ、使えなくなった(折れたり、曲がったりして)針を神社に納めたり、豆腐や蒟蒻のように柔らかいものに刺して供養して、裁縫の上達を祈りました。
 日本の伝統行事には、食べ物と密接なものが多くあります。そこで今日は、和食の伝統的な基本形である『一汁二菜』の献立にしました。「ごはん」に、「汁物」「2種類のおかず」(主菜・副菜)の組み合わせです。汁物として体を温める『お事汁』、主菜に『チキンカツ』、副菜は『コールスローサラダ』にしてみました。
 主菜を『チキンカツ(試験に勝つの語呂合わせ)』にしたのは、明日から3年生が私立高校の入試に挑むので、「験担ぎ(げんかつぎ)」してみました。
 明日の試験に備えて準備万端整え、“早寝・早起き・朝ごはん”で出かけて欲しいと思います。【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)たまご(秋田県)
にんじん(千葉県多古)長ねぎ(埼玉県深谷)大根(神奈川県)
ごぼう(青森県)きゃべつ(愛知県)
きゅうり・しょうが(高知県)さといも(愛媛県)

【本日の給食】ビビンバ、キムチスープ、韓国白玉(150206)

画像1 画像1
 『ビビンバ』は、お隣の韓国の料理です。「ビビム」が混ぜる「パプ」が飯の意味で、より原音に近いカタカナ表記だと『ビビンパプ』となり、韓国風混ぜご飯となります。これは子音で終わる発音法を持たない日本語においては、『ビビンバ』となるのです。
 混ぜごはんとは言うものの、ごはんの上に、ナムルや肉・卵をトッピングして、匙(さじ)[スカラックと言います。]で、よく混ぜ合わせてから食べます。
 「ナムルがおいしいのに、いつも足りない。」と言われるので、今日はちょっと多めです。残菜になってもどって来ないことを祈っています。
 ちなみに【石焼きビビンバ】は日本が発祥で韓国に逆輸入されました。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚肉(熊本県)たまご(秋田県)生わかめ(鳴門産)
ほうれん草(東京都)にんじん(千葉県)
長ねぎ(埼玉県深谷)もやし(静岡県)
にんにく(青森県)しょうが(高知県)


【本日の給食】ハムカツサンド、ポークシチュー(150205)

画像1 画像1
 『ハムカツサンド』の『ハムカツ』とは、ハムを肉の代わりに具としたカツレツのことです。
 食肉一般が高価な物であった時代にプレスハムを利用するという工夫で生まれた総菜です。九中では「ポークハム」を使います。衣をサクッと揚げ、パンに挟んでいます。
 「プレスハム」とは、小片の畜肉を固めて作られる比較的安価な食肉加工品です。日本では1970年代以前の一時期、一般にハムといえばこれのことでした。品質表示基準では「プレスハム類」として「ハム類」とは区別されています。
 「プレスハム」は日本独自に発展した食品ですが、欧米においてもプレスドハム、ニュージャージーハムなどの、全く同じではないが、似た製法で作られる食品が存在しています。【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚肉(熊本県)たまご(秋田県)
にんじん(千葉県)
たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)きゃべつ(愛知県)じゃがいも(長崎県)


【本日の給食】カレーピラフ、フライドフィッシュ、ジュリアンスープ(150205)

画像1 画像1
 『ピラフ』(トルコ語:pilav、フランス語:pilaf)は、炒めた米を様々な具とともに出し汁で炊いた料理です。トルコ料理が有名ですが、インドから中近東を経て、南欧ギリシャにまで幅広く見られる「米料理」です。
 ピラフの語源となったピラブは、トルコでは一般的な料理で、主に付け合わせとして食べられます。入れた具材の名前を冠して「○○ピラブ」と称されます。
 今日は「カレー粉」を入れて炊いたので「カレーピラフ」です。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
鶏肉(徳島県)メルルーサ(アルゼンチン産)
にんじん(千葉県山武)セロリー(静岡県)
たまねぎ(北海道)にんにく(青森県)キャベツ(愛知県)パセリ(香川県)


【本日の給食】恵方巻、魚のつみれ汁、海苔塩大豆(150203)

画像1 画像1
 今日は『節分』です。「海苔巻きの日」でもあります。
 そこで行事食として「恵方巻き(えほうまき)」「海苔塩大豆」にしました。
 【恵方巻】とは、起源についてはいくつもの説があり、その一つに、大阪の船場商人による商売繁盛の祈願事として始まったという説があります。
 1年の災いを払うための厄落としとして行われ、節分の夜にその年の恵方(歳徳神の在する方)〔今年は西南西(九中での目安は、環七)〕に向かって、目を閉じ、一言もしゃべらず、願い事を思い浮かべながら、まるかじりすると、商売繁盛・無病息災・願い事がかなうなどの意味を持つとされました。
 「節分」の「豆まき」の大豆を自分の年の数だけ食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという言われがあります。【海苔塩大豆】は、学校では豆まきは出来ないので、味に工夫をこらしてみました。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
あじすり身(鹿児島県阿久根)たまご(青森県)
焼き海苔(徳島県)青海苔(愛知県)大豆(北海道)かんぴょう(栃木県)
小松菜(東京都)長ねぎ(埼玉県深谷)にんじん(千葉県八街)大根(神奈川県)
きゅうり(宮崎県)ごぼう(青森県)しょうが(高知県)

【本日の給食】ごはん、青のりふりかけ、スコッチエッグ、コールスローサラダ、みそ汁(150202)

画像1 画像1
 イギリス料理の一つである『スコッチエッグ』は、殻をむいた固ゆでの卵を、調味したひき肉で包み、フライにしたものです。黄身が真中に来るのがポイントです。
 黄身が真中に来るために、茹でている間、小川チーフはグルグルと釜をかき混ぜ続け、真中にきれいに黄身がある茹で卵を作ってくれました。
 家で茹で卵を作る時も、かき混ぜながら作ると、黄身が真ん中にある茹で卵が出来上がります。試してみてください。
【学校栄養職員:武高子】

《本日の食材》
豚挽肉(熊本県)牛挽肉(北海道)たまご(青森県)青海苔(愛知県)
にんじん(千葉県)

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28