本日の給食[冷やしうどん、ムロキツネ大根おろし添え、バナナッツケーキ]110929そして、天ぷらの予定でしたが、新作の『ムロキツネ』を作ってみました。八丈島で獲れた「ムロアジ」を使った、八丈島漁協のお母さんたちが考案した料理です。九中では、さらにひねって、同じ八丈島で獲れた「トビウオ」を使いました。トビウオミンチにネギ・ニラ・胡麻を入れて良く捏ねて調味し、油揚げに詰めて、一つずつ焼きました。そして、焼き物には大根おろしが欠かせませんが、今回はレモンも絞っていれました。 感想は、「ほんとうに魚?」「生臭くなくて美味しい。」「さっぱりしている。」等々、好評でした。ニラや生姜を使うので、餃子みたいな味になるようです。 いろいろと調理師さんには手間をかけてもらうのですが、残さず食べてくれれば、それだけで作り甲斐があるそうです。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 トビウオミンチ(八丈島)たまご(青森県) 小松菜(埼玉県)大根・にんじん(北海道)にら(栃木県)ねぎ(山形県) しょうが(高知県)レモン(広島県)バナナ(エクアドル産) 本日の給食[ごまごはん、秋刀魚の塩焼き大根おろし添え、二色浸し、もやしの甘酢]110928焼き魚に『大根おろし』を添えるのは、大根の白い根の部分に含まれているオキシターゼ酵素に、解毒作用があり、発がん性のある焼き魚のコゲを抑制分解する働きがあるからです。オキシターゼ酵素は、消化酵素の一つです。他にも、ジアスターゼ、アミラーゼ、グリコシターゼなどの酵素も含んでいます。 小玉に1杯の目安で上手に配り、さんまと一緒に食べることが出来ました。 【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 さんま(北海道)大根・にんじん(北海道)ほうれん草・もやし(栃木県) きゅうり(宮城県)しょうが(高知県) 本日の給食[磯ごはん、千草焼き、揚げ出し豆腐、味噌汁]110926“わかめ”は食物繊維や、カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。ヨード(ヨウ素)も多く、含有しているチロキシンが甲状腺ホルモンを作ります。ヨードは成人で約15〜20mg存在しますが、補充が必要です。家でも意識して食べて欲しい食材です。 『揚げ出し豆腐』は、豆腐を蒸して、中まで充分(じゅうぶん)加熱(かねつ)してから、揚げました。豆腐は絹ごし豆腐を使いました。 口当たりは、軽いですが、よく噛(か)んで食べてくれるよう伝えました。今日の一番人気は『揚げ出し豆腐』でした。一汁二菜でしたので、一菜にするときより小さめとなったためか、「倍食べたかった。」そうです。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚挽肉(熊本県)たまご(青森県)ちりめんじゃこ(愛知県) 大根・にんじん・ねぎ(北海道)たけのこ(福岡県)なめこ(長野県) 本日の給食[ショートニングパン、ハンバーグ、青菜のソテー、人参グラッセ]110927『人参グラッセ』は一人3個ですが、ニンジン本来の自然な甘みを知ってほしいのと、身体に抵抗力をつける栄養をふくんでいるので、必ず1個は食べること!としました。 『青菜のソテー』に使った“小松菜”は、地産地消の野菜で、八王子の立川勝美さんが作ってくれました。ニンジンと同じように緑黄色野菜で、とても新鮮な小松菜でした。 テキパキと盛りつけて、ゆっくり食べたせいか、ほぼ完食でした。 天候が不順のためか、体調不良を訴える人が増えています。つよく明るく元気が取り柄の九中生ですので、しっかり食べて、病気に負けない身体を造って欲しいと思います。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 牛挽肉(北海道)豚挽肉(熊本県)たまご(青森県)大豆(北海道) 小松菜(東京都)キャベツ(青森県)たまねぎ・にんじん(北海道) にんにく(青森県) 本日の給食[フッシュバーガー、豆腐の中華スープ、梨]110922“梨”は、日本で栽培される果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうです。また日本書紀にも栽培の記述が残っており、江戸時代には品種も増加しています。現在のような甘みが強く果肉のやわらかい梨は、明治以降に発見されたり品種改良されたものです。 水分が多く、そのうちの10〜15%は糖質で甘みが強いのが特徴です。水分が豊富なので、発熱したとき、のどが渇いたときや、咳が出るとき・タンがからむときなどに効果があります。食物繊維も豊富なので、便秘のときに食べると効果があります。今注目されている『カリウム』も多く含みます。ただし、消化器系に病気のある人は避けた方が良いとされます。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 ヒナもも肉(徳島県)メルルーサ(アイスランド)たまご(青森県) キャベツ(山梨県)にんにく(青森県)しょうが(高知県)たけのこ(福岡県) にんじん(北海道)ねぎ(埼玉県)梨(千葉県) 本日の給食[ごはん、さんまの胡麻味噌かけ、お浸し、さつまいもの甘煮]110921“さんま”は、秋が旬の魚です。内臓ごと食べられる新鮮なものが出回るのは今だけです。学校では内臓は取り除いて、使います。 「胡麻味噌と一緒に食べたら美味しかった。」と、よく食べてくれました。 “さつまいも”も旬の食材です。芋類の中でもっともビタミンCが多く、そのビタミンCは熱を加えても壊れにくいのが特徴です。また、ビタミンEやカリウム、βカロチンも含み、便秘を解消してコレステロールを取り除く食物繊維が豊富です。この中で、カリウムは、身体の中にきちんと足りていると、セシウムの吸収を抑えるという効能が注目されています。配りやすいように、2個ずつ輪切りにしてもらって、煮ました。 甘煮とはいえ、本来のさつまいもの甘さを大事にしたためか、「甘煮というなら、もう少し甘くして欲しい。」という意見が寄せられました。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 しょうが(高知県)ほうれん草・もやし(栃木県)さつまいも(千葉県) 本日の給食[かぼちゃの蒸しパン、カレーヌードル、フルーツヨーグルト和え]110920緑黄色野菜に分類され、黄色い実の色はβ(ベータ)カロチンで、体内に入るとビタミンAになり、粘膜を強くし、肌荒れや風邪、ガン細胞の発生を防ぐすぐれた効能があります。粘膜が強くなると、細菌等の感染を防ぐからです。 かぼちゃをよく洗って、皮ごと使いました。黄色と緑色がキレイな蒸しパンになりました。 『カレーヌードル』には、“ヌイユ(平打ち麺)を使いました。ヌイユはフランス語で「麺」という意味です。きしめんに似てますが、原料の小麦粉がデューラムセモリナ粉(日本では強力粉)で卵・塩を使います。きしめんは中力粉で塩・水で作った麺です。 配膳がし易いように、1人分ずつ丸めて、熱々のスープをかけて食べるようにしました。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(山梨県)たまご(群馬県) かぼちゃ(北海道)たまねぎ(兵庫県)にんじん・じゃがいも(北海道) パセリ(長野県)バナナ(エクアドル) 本日の給食[中華丼、豆腐とわかめのスープ、オレンジゼリー]110916「八宝菜」は字のごとく八種類以上の具材を使っています。生姜(食欲増進・発汗作用)干椎茸(骨粗鬆症・便秘)たけのこ(便秘)豚肉(疲労回復)にんじん(免疫力・抵抗力を高める)たまねぎ(健胃・整腸)白菜(疲労回復)もやし(便秘・美肌)いか・えび(動脈硬化)青梗菜(高血圧・骨粗鬆症)などの主な効能を持つ野菜をたくさん使います。豚骨鶏ガラでとったスープを加えてトロミをつけ、ごはんにからむように作りました。 スプーンの方が食べやすいだろうと思うのですが、箸を使って器用に食べることが出来る生徒も多いのが、九中生の特徴の一つと思います。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚肉(宮崎県)生わかめ(鳴門)生姜(高知県)たけのこ(静岡県) たまねぎ(北海道)青梗菜(茨城県)にんじん(北海道)ねぎ(山形県) 白菜(長野県)もやし(栃木県) 本日の給食[秋刀魚の蒲焼き丼、田舎汁、二色浸し]110914『蒲焼き』という呼び名は、串刺しする調理法が“蒲の穂(蒲の穂)”に似ていたからとする説や、焼き色が蒲の穂に似ていたため蒲焼き(がまやき)が訛って、蒲焼き(かばやき)になったのが始まりとする説があります。一般的には、“ウナギ”を指すことがおおいですが、学校では扱いが難しいため、旬の脂ののった秋刀魚を使いました。 秋刀魚は、良質のタンパク質、資質、ビタミン、ミネラルをを備えています。その中のEPAは、動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれる働きがあります。タンパク質は良質で、牛肉に匹敵するほどです。 有効成分は脂の中にたっぷりと含まれているので、澱粉で薄い衣をつけて揚げて食べるのは、効果的な食べ方の一つです。しょうゆ・みりん・砂糖・酒で作ったタレが、蒲焼きとごはんに染みて、とても美味しかったようです。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 さんま(三陸産)さといも(千葉県)ごぼう(茨城県)しょうが(高知県) 大根・にんじん(北海道)ねぎ(山形県)ほうれん草・もやし(栃木県) 本日の給食[ハムカツサンド、ミネストローネ]110915給食をしっかり食べて頑張ろうとエールを送ったのですが、今日の暑さとテスト疲れのためか、牛乳、スープはほぼ完食だったのに、ハムカツサンドは無残に残菜となって給食室に返ってきました。「好きだから食べようとしたけど…」「1個はきちんと食べたよ。」と、いつもより元気が出なかったようです。「食べる」ということにも元気が必要です。明日には「明るい・つよい・きよい」九中生に復活してほしいと思いました。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚肉・豚骨(宮崎県)鶏ガラ(山梨県)キャベツ(岩手県)セロリ(長野県) たまねぎ・にんじん(北海道)にんにく(青森県) 本日の給食[スパゲティ・ミートソース、ポテトのフレンチサラダ、ロザリオ]110913『ミートソース』は、イタリアの北部ボローニャ地方のソース(Salsa bolognese)といわれます。牛の挽肉が主材料でたまねぎ、セロリ、にんじんなど野菜のみじん切りと共に炒め、トマトの酸味をきかせ、肉と野菜のうま味を煮詰めた保存のきくソースです。 朝から、玉ねぎを炒める匂いが学校の周りにふりまかれ、生徒が「今日は何だっけ?」と話しながら登校していました。玉ねぎをいかに炒めぬくかというところに、九中のミートソースの美味さの秘訣があります。 今日のぶどうは『ロザリオビアンコ』を初めて出しました。山梨生まれで、「ロザキ」と「マスカットオブアレキサンドリア」の交配欧州種です。甘さが増して、食べ頃になると皮にアバタやエクボが出るのが難点だそうです。 確かに、見栄えは悪かったのですが、そのことを伝えると気にせずに皮ごと食べていました。「すごい甘かった。皮を食べても、巨峰と違って苦くなかった。美味しかった。」と報告してくれました。【学校栄養職員;武高子】 《今日の食材》 牛挽肉(宮崎県)豚挽肉(熊本県)たまねぎ・にんじん(北海道) じゃがいも(北海道)きゅうり(宮城県)レモン(広島県)にんにく(青森県) ロザリオビアンコ(山梨県) 本日の給食[焼きトウモロコシごはん、月見団子汁、豆腐の真砂揚げ、きゅうりとわかめの酢の物]110912今日は『十五夜』です。2011年は今日が旧暦8月15日で、6年ぶりに満月となり、「中秋の名月」という言葉にピッタリなお月様が見れます。十五夜の月を観賞する慣習は中国に由来します。月が見える場所などに、ススキを飾って月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り。御酒を供えて、月を眺めました。この時期収穫されたばかりの里芋を供えることから、十五夜の月を『芋名月』と言う地方もあります。学校では、月見団子を汁物にしました。【学校栄養職員;武高子】 《今日の食材》 鶏挽肉・ヒナもも肉(徳島県)ちりめんじゃこ(愛知県)生わかめ(徳島県鳴門産) きゅうり(宮城県)小松菜(埼玉)たまねぎ(北海道)とうもろこし(北海道) にんじん(北海道)ねぎ(青森県) 本日の給食[ソース焼きそば、アメリカンドッグ、牛乳羹]110908『アメリカンドッグ』は、日本では小麦粉・卵・砂糖・ベーキングパウダーに牛乳か水を混ぜたものを、「衣」として使います。『アメリカンドッグ』とは日本独自の名称で、発祥国の米国では、コーンミール(トウモロコシの粉)を原料としたコーンスプレッドの生地が「衣」に使われるため、日本以外のほとんどの国々では『コーンドッグ』(Corn dog)と呼ばれています。 今日は、粉物の組み合わせで、配りやすく食べやすかったためか、完食でした。【栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚肉(宮崎県)キャベツ(群馬県)しょうが(高知県)たまねぎ(兵庫県) にんじん(北海道)もやし(栃木県)にんにく(青森県) 本日の給食[ビビンバ、キムチスープ、キョンダン(韓国白玉)]110909『ビビンバ』は、「ビビム」が混ぜる「パプ」が飯の意味で、より原音に近いカタカナ表記だと『ビビンパプ』となり、韓国混ぜご飯となります。これは子音で終わる発音法を持たない日本語においては、『ビビンバ』となるのです。混ぜごはんとは言うものの、ごはんの上に、ナムルや肉・卵をトッピングして、匙(さじ)「スカラックと言います。」でよく混ぜ合わせてから食べます。ちなみに【石焼きビビンバ】は日本が発祥の地で韓国に逆輸入されました。 “唐辛子”をたくさん使う料理ですが、これは“唐辛子”が身体をポカポカと温める血行促進作用や発汗作用、消化液の分泌を促し、食欲増進に役立ち消化を助けるなど、優れた効能を持つからです。【学校栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚肉(熊本県)しょうが(高知県)ニラ(茨城県)にんじん(北海道) にんにく(青森県)ねぎ(青森県)ほうれん草(栃木県)もやし(栃木県) 本日の給食[ごはん、じゃこふりかけ、秋刀魚の姿煮、沢煮椀]110907『じゃこふりかけ』は、“じゃこ”“わかめ”“焼きのり”“黒ごま”“白ごま”を材料として、給食室で作りました。小魚・海藻・種実類の栄養(カルシウウム・タンパク質・ヨウ素)がたっぷり入りました。【栄養職員;武高子】 《本日の食材》 新さんま(北海道)豚肉(宮崎県)ごぼう(群馬県)しょうが(高知県) 大根(北海道)にんじん(北海道)長ネギ(青森)しめじ(長野) 本日の給食[オムレツサンド、ポークシチュー、豆乳ババロア]110906『豆乳ババロア』は、豆乳とホイップクリーム、ゼラチンを使っています。“畑の肉”と呼ばれる“大豆”を絞った豆乳と、牛乳から抽出した生クリームで、あっさりとした甘さとまろやかな食感に仕上がりました。 ゼリー類は、エコサイクルなどの上で、バットに流し入れたものを食器に盛りつけます。柔らかいと配膳時に少し手間どるようですが、かたいのよりも、そして食べる量も調節できるので、この形で良いと、生徒が言ってくれます。 【栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚もも肉(宮崎県)豚骨(宮崎県)鶏ガラ(山梨県) じゃがいも(北海道)たまねぎ(兵庫県)にんじん(北海道)にんにく(青森県) 本日の給食[枝豆ごはん、肉団子の甘酢あん、大根の田舎漬]110905枝豆は、江戸時代に枝付きのまま塩茹でして売り歩いたことから、この名になったと言われます。田の畦などによく栽培されたので“あぜまめ”とも言われました。 若いときに収穫した“大豆”で、アミノ酸の一種のメチオニンが肝臓の働きを助けます。またビタミンCも豊富です。 【豆ご飯というだけで嫌う人もいますが、旬があるので年に1回しか出せないごはんです。まず、食べてみてください。というメッセージを保健給食委員が伝えました。結果は、考えて食べても箸のすすまない子も、食べたら思ったより美味しいとおかわりした子と、やはりいろいろでした。全体的には、残量の少ないごはんとなりました。】(学校栄養職員;武高子) 《本日の食材》 豚肉(宮崎県)枝豆(群馬県)しょうが(高知県)大根(北海道) たけのこ(福岡県)たまねぎ(兵庫県)青梗菜(静岡県)にんじん(北海道) ピーマン(岩手県) 本日の給食[炊き出しおにぎり2種、豚汁、巨峰]110901『炊き出しおにぎり2種』は、1個は普通に炊いた「じゃこごはん」もう一つは「アルファ化米の五目ごはん」で、作りました。 「アルファ化米の五目ごはん」は、被災時などに、水で炊けるようにしたものです。あくまで緊急時の非常用です。食べる機会がない方が幸せですが、経験として食べてみることにしました。 『炊き出し』は、食物を摂取することで、ストレスを和らげる、温かい食事は精神的なダメージを軽減するなどの効果があります。満ち足りた生活の中で、どんな感想が出るか、楽しみです。【栄養職員;武高子】 《本日の食材》 豚もも肉(宮崎県)さといも(千葉県)ごぼう(茨城県)生姜(高知県) 大根(北海道)にんじん(北海道)ねぎ(青森県)巨峰(山梨県) |
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