7月19日 チンジャオロース、糸寒天の中華風サラダ、杏仁豆腐、牛乳メインのチンジャオロースの、チンジャオとはピーマンのこと、ロースとは細切りにした肉のことです。下味をつけたお肉と、細切りにしたピーマン・たけのこ・もやしなども合わせて醤油やオイスターソースで味付けをしています。今日はチーフがお肉や高野豆腐によく下味をつけて先に別に炒めるなどの工夫してくれたので、他の野菜を加えても紹興酒やオイスターソースが生えている味付けとなりました。 子どもたちには今が旬のピーマンをたくさん食べてほしくて、たっぷり10kgの緑ピーマンと3kgの赤ピーマンを使いました。 しかし、今日はランチルームで6年生が給食を食べていたのですが、配膳の時にすでに「自分はピーマンが嫌いだから減らしてほしい」という子がたくさんいて驚きました。ピーマンはかなり細切りにしてあり、味付けもしっかりしていたので苦さはほとんど感じられないと思うのですすが、ピーマン=苦い、美味しくないというイメージがやはり強いのだと思います。食べてみて決めるよりも、もう嫌いだと決めつけてしまうことに不安を感じました。6年生よりもむしろ低学年の方がしっかり食べているような印象を受けました。それまでに嫌いだったものも、ちょっとしたことがきっかけで食べられるようになったり、美味しいと感じたりするものなので、お子さんが嫌いだと言っても家庭の中でも少しづつチャレンジする機会を持っていただければと思います。 杏仁豆腐は、中国の昔の薬膳料理です。本当は杏の種をすりつぶした粉を入れるのですが、それが苦いので甘くしたことが起源だといわれています。普通は杏の種の粉が手に入りにくいので、代わりに香りが似ているアーモンドエッセンスやアーモンドのリキュールを使用します。 7月15日 イタリアンスパゲティー、ケークサレ、キャベツとコーンのサラダ、メロンケークサレはフランスの料理で、「塩ケーキ」という意味です。野菜やチーズがたくさん入っており、ケーキなのに甘くありません。卵・牛乳・薄力粉を混ぜた生地に、ズッキーニやミニトマトなど旬の野菜をたくさん入れました。 他にもベーコンやえび、きのこ、サーモンなどを入れるケークサレもあります。 中目黒に日本で唯一のケークサレの専門店があり、給食に出すということで先週食べに行ってきました。ケーキはふんわりしていて美味しく、内装もかわいいお店で落ち着くので、お茶に利用してみてはいかがでしょうか。 7月14日 沖縄そば、マーミーナチャンプルー、ちんすこう、牛乳沖縄料理は約500年前に発達した琉球王国の宮廷料理に発祥があると言われています。 沖縄そばには、ラフティーが入っています。チーフが朝から豚バラ肉を2時間ほど煮て作ってくれました。食感が柔らかく、味もよくしみ込んでいました。汁には、鶏ガラ出汁とかつお出汁に加えて、豚を煮た汁も入っています。あっさりとしているのに深みがある出汁でした。 マーミーナチャンプルーの、マーミーナとは“もやし”、チャンプルーとは“まぜこぜにした”という意味があります。今日は全校で10kgのもやしを使いました。 デザートのちんすこうは沖縄の伝統的なお菓子です。豚の油脂であるラードに、砂糖・薄力粉を混ぜてオーブンで焼いて作っています。こちらは水分が少ないので取扱いが難しいのですが、調理師さんが丁寧に頑丈に作ってくれてきれいな形でみんなに食べてもらうことができました。子どもたちは「ちんすこう最高〜」「これ大好き!美味しい!」と目をきらきらさせながら声をかけてきれくれました。 ちんすこうという名前を知らない子どもたちも多かったのですが、沖縄のお菓子だよと説明すると「うち夏は沖縄に行くんだ〜!」と教えてくれた子たちもいて、またちんすこうを見た時に「そういえば給食で食べたな。あんな味だな。」と思いだしてくれたらいいなと思います。 料理を通して子どもたちに地域の文化を体験してもらえるように、今後も地域の料理を出していきたいと思います。 7月13日 野菜たっぷりクッパ、チャプチェ、パイナップル、牛乳野菜たっぷりクッパには、にんじん・たけのこ・大根・たまねぎ・たまご・長ねぎなどたくさんの具材が入っています。汁は鶏ガラでとった出汁で、野菜を煮て甘みを出し、しょうゆ・塩・こしょうで味付けをしています。お茶漬けのようにご飯の上にかけて食べました。子どもたちは、汁があり食べやすかったたせいか、とても早くに食べ終わっていて驚きました。「先生、もう全部食べたよ〜!」「クッパ美味しかった♪」と報告してくれる子どもたちが多くてうれしくなりました。あまりに早いので足りないかと心配しましたが、ボリュームもあり、あっさりと食べれて汁が冷めにくいので、食欲がなくなる夏にはピッタリのメニューです。 デザートは沖縄産のパイナップルです。まだ皮の色が黄色くて心配していたのですが、食べてみると芯まで柔らかく、ちゃんと甘く、さすが沖縄のパイナップルはひと味違うなと感動しました。小ぶりのパイナップルだったので、全校(6年生不在)で22玉使いました。今日も調理師さんがきれいに食べやすくカットしてくださったので、そんなに手を汚さないで食べられました。 * また今日は給食委員会の人たちにリクエスト給食の募集してもらいました。約毎月、各学年でリクエストをとり、次かその次の月に献立として出しています。今回は3年生にリクエストをお願いしています。9月か10月に出す予定ですが、いったいどんな希望が出てくるのか毎回楽しみです。 7月12日 パインパン、グリーンサラダ、トビウオの春巻き、ズッパディファッロ主食は人気のパインパンです。近くのパン屋さんから買っているパンですが、乾燥したパインが入っており生地も油脂が入っているためふわふわしています。 主菜のとびうおの春巻きは、八丈島でとれたとびうおを使用しています。八丈島は東京都ですが、羽田空港から飛行機で1時間、船で10時間かかる場所にあります。今日の春巻きは、とびうおのミンチに、カレー味に炒めたじゃがいも、とろけるチーズをまぜて春巻きの皮で包み油で揚げています。 スープはズッパディファッロという呼びにくい名前ですが、イタリアの家庭料理です。トマト・たまねぎ・じゃがいもなどに小麦を加えて煮たスープですが、小麦からとろみが出てまろやかな舌触りでした。 子どもたちからは、とびうおの春巻きや小麦がつぶつぶしたスープを美味しいといってもらえました。 一年生の生徒がわざわざ私のところに来て、「今日うちのクラス全部食べたよ」と空のバットを全部見せてくれました。暑くて消火器官も弱っているのに、たくさん食べてくれてとてもうれしいなと思います。 7月11日 ごまご飯、かつおのにんにくステーキ、トマトのドレッシングソース、めかぶ汁かつおには塩こしょうお酒で下味をつけており、小麦粉をまぶして油を塗りオーブンで焼いています。脂がのっていたので、お肉のようにジューシーな味わいでした。 かつおは傷みが早く生臭さもあるので、一般的にしょうが・わさび・からしなどと一緒に食べることが多いです。今日は焼いたかつおにバターしょうゆとたっぷりのにんにくを入れたソースを上からかけています。ちょっと多かったかなと心配しましたが、魚が厚かったので濃いめのソースがよく合いました。 副菜には夏野菜の代表トマトをふんだんに使ってサラダを作りました。 本当はゆむきをして皮をのぞいた方が食べやすいかと思いましたが、皮の食感も体験して慣れてほしかったので皮つきのままカットしています。 前回ミニトマトを出した時もそうだったのですが、子どもたちの中にはトマトが苦手な子が多く、配膳の時から「トマト少なめにして」と言う子が多くいました。しかし好き嫌いは体験などで克服していけるものなので、一口でもいいので食べてほしいと思います。中には「僕は前までトマト食べられなかったのに、気づいたら食べられるようになってたよ。今は美味しいよ。」という2年生の子もいて、とてもうれしくなりました。 少し評判のよくない野菜でも子どもの食べる経験を重視して給食に取り入れていきたいと思います。 7月8日 冷やしサラダうどん、大豆とじゃこのかりかり揚げ、梅ポテトサラダ、飲むヨーグルト冷やしサラダうどんの麺つゆは、調理師さんが朝早くから来て、作って冷ましてくれていました。釜で煮た後に、氷を入れたシンクに水をためて水を流して冷まします。 うどんも茹でて水で冷やしてから配缶し、上から氷をかけてだしました。 暑い夏なので、冷たい麺がさっぱりとして美味しかったです。子どもたちからは「冷たくて美味しい」「冷たくておなかが冷えそう」といった感想が聞かれました。 梅ポテトサラダには、蒸したじゃがいも、たまねぎ、きゅうり、梅ドレッシング、なめらかさを出すために豆乳が入っています。 こちらも暑い夏にぴったりの酸味がきいたメニューでした。 食べやすいメニューだったので、残菜もほとんどありませんでした。 夏にはご家庭でもそうめんやうどんを食べる機会が多いかと思いますが、栄養が偏りがちになります。一緒に食べる付け合わせは、肉や魚などのたんぱく質、野菜や果物などビタミンを多く含むものを意識して出していただければと思います。 7月7日 七夕ちらし寿司、すましそうめん、寒天わらびもち、牛乳七夕ちらし寿司は、にんじん・しいたけ・かんぴょう・凍り豆腐を出汁と醤油でよく煮込んだものとレンコン・炒り卵を混ぜて作りました。レンコンは茹でてから合わせ酢に漬けていたので、酸っぱい味がしみ込んでいました。 仕上げにいんげんとにんじんを上から散らしていますが、にんじんは天に浮かぶ星をイメージして星型に抜いて入れています。 すましそうめんには、天の川にみたてたそうめんとスライスした時の形が星に似ているオクラを浮かべました。しょうがのしぼり汁がたっぷりと入っており、鶏肉の出汁も効いていてさっぱりとして美味しかったです。こどもたちもパクパク食べてくれていました。 * 和食であっさりしていたのと、暑くて子どもたちもエネルギー消費量が多いせいか、中にはもっと給食の量を増やしてほしいという子もいます。 「ご飯をもっと大盛りにしてほしい」や「牛乳を1人2本にしてほしい」などの声も時々聞きますが、給食は低学年・中学年・高学年・大人でカロリーや栄養計算をしているので、それ以上になるとやはりエネルギー・栄養過多になってしまいます。 子どもたちにはたくさん食べてほしい気持ちが大きいのですが、やはり食べすぎる習慣をつけないようにするためにも、給食一食で自分にとっての適切なカロリーや栄養を感じてほしいなと思います。 7月6日 ナシゴレン、センレックナーム、バレンシアオレンジ、牛乳ナシゴレンはインドネシアとマレーシアの国民的料理です。 ナシは「ご飯」、ゴレンは「揚げる」という意味です。見た目はチャーハンと似ていますが、唐辛子・にんにく・ナンプラーなどが入っているのが特徴です。具材には鶏肉とエビが入っており、いい出汁が出てうまみが効いていました。普通は盛りつける際に、多めの油で焼いた目玉焼きをのせるのですが、今日は茹で卵で代用しています。 子どもたちからは「これ美味しすぎる〜」という感想が聞けてうれしかったです。 センレックナームはビーフンが入ったタイ風のスープです。豚骨と鶏ガラから出た出汁がよく効いたスープです。こちらにもナンプラーが入っているのですが、苦手な子のことも考えて少なめに入れたために感じにくかったかもしれません。次回はもう少し量を増やしてもいいかなと思いました。量が少し多くて心配しましたが、汁ものでつるつると食べれたようです。残量は少なかったです。 デザートは和歌山県産のバレンシアオレンジです。この時期しかとれない貴重なフルーツです。子どもたちもかぶりついて食べていました。 * 今日は先週9日間行った給食残量調査の結果を表彰する日でした。一年生は主食がどうしても残りがちなので、「これからもがんばってくださいで賞」を受賞していました。どんな食事が残りがちだったかもフィードバックしていました。 異なる学年やクラスの人たちの食事の残量を知ることで、もっと全部食べられるように頑張ろうと思うと思うので、給食残量を調査する方もされる方も勉強になる機会となりました。 7月5日 スパゲティー夏野菜ソース、こんにゃくサラダ、ピーチゼリー、牛乳今日の夏野菜ソースには、たっぷりのトマトと、揚げたズッキーニ・なす・パプリカが入っています。トマトの酸味をとるために、よく煮込んでおり、鶏ガラでとった出汁が効いていました。煮詰めたためスパゲティーに比べソースの量が少なくなってしまいましたが、濃厚なソースだったのでよく絡んで美味しく食べられました。 デザートは白桃入りのピーチゼリーです。 田道小学校ではいつもデザートに旗を立てて誕生日の子を祝っています。また手作りのバースデーカードも渡しています。 今回は1〜6年生の生徒と先生を合わせて22人の誕生日を祝いました。 おめでとうございます!!! 7月4日 ひじきご飯、さかなの照り焼き、野菜の炊き合わせ、酢のものひじきご飯には、ひじき・大豆・にんじん・鶏肉が入っています。具を煮た汁でご飯を炊いているので、ご飯にもうまみが詰まっていました。 酢の物は、年中食べますが、特に暑い夏と相性のいい食べ物です。酢の中に含まれている酢酸は、疲労回復の原因となる血行の循環不良を抑えたり、疲労の元になる乳酸を分解します。 ちなみに・・・ 酢を飲むと体が柔らかくなるといわれていますが、これは巡回しているサーカスの団体が疲労回復のために、酢を大量に購入していたところ、それを見た人が「酢をたくさん飲んでいるから体があんなに柔らかいんだ」と思い、それが誤って世の中に広まったといわれています。 今日のメニューは汁ものがなかったので少し食べにくかったかもしれません。普通に生活しているだけで汗をかいて体内の水分が少なくなるので、夏のメニューにはもっと汁ものを出していかないといけないと思いました。 7月1日 キムチ丼、ナムル、スモモ、牛乳7月は気温が上がり体力を消耗しやすく、食欲も低下します。 暑くてもちゃんと子どもたちに美味しくて栄養のある給食を食べてもらえるように、今後も給食を工夫していきたいです。 今日はそんな暑さに負けないメニューのキムチ丼を出しました。 たっぷりの豚バラ肉とキムチに、たまねぎ・はくさい・長ねぎ・にらなどが入っています。味付けはしょうゆ・八丁みそ・コチュジャンなどです。 キムチの辛さが強いので、低学年にはキムチを控えるなど調整をしましたが、まだやっぱり辛かったようで、残してまう子もいました。 高学年は平気な顔をして食べている子もいれば少し辛いという子もいました。 みんながみんなにとってちょうどいい辛さに調整するのは難しいですが、食べられない人がいるのは問題なので、やはりもっと辛さを控えるべきだと思いました。 今日のデザートは旬のフルーツのスモモです。スモモには葉酸やカリウムが多く含まれており、貧血予防や疲労回復に効果があります。今日のスモモは山梨県産の大石という品種でよく熟れていました。 6月30日 五目うどん、味噌ドレッシングサラダ、雁月、牛乳デザートの雁月は、岩手県・宮城県の郷土料理です。小麦粉・卵・牛乳をまぜて黒砂糖・蜂蜜などで甘さをつけた生地に、しょうゆ・酢・重層・黒ごまなどを入れているのが特徴です。酢は重層の苦みを消すために入れているのですが、蒸して蒸発しているので味はしません。生地はふわふわしていて、子どもたちからも「これ美味しい〜!」という感想が聞けました。市販の菓子パンなども美味しいのですが、余分な添加物がたくさん入っているので、このように手作りのパンの美味しさを知ってもらえてよかったです。 6月29日 ご飯、アジのかば焼き、豚汁、きゅうりとわかめのゆかり和え、牛乳アジは一年中収穫されますが、5月から7月の収穫量が一番多く旬と言われています。魚のアジは味が美味しく、「アジ」といわれるほど申し分ないうまみがあり、様々な料理に使われます。アジに含まれる栄養は、たんぱく質・タウリン・ビタミンB・カリウムなどがあり、動脈硬化を防ぐ・視力低下を防ぐ・高血圧を防ぐなどの効果があります。アジを買う際の鮮度の見極め方は、触ると身が硬い・身につや光がある、目が澄んでいる、こまかいうろこがあるなどです。魚は美味しいですが、暑さで傷みやすいので、スーパーなどでは意識して購入することをおすすめします。 子どもたちは「この魚は骨がありそう〜」と最初は嫌がっていましたが、食べると骨がないことがわかってパクパク食べていました。またタレが甘辛く子どもたちの嗜好にあっていたのか結果的にたくさん食べてくれる子どが多かったようです。 6月28日 丸パン、ちんげんさいのクリームスープ、ベイクドカレーコロッケ、ボイルドキャベツ、さくらんぼ、牛乳デザートは今年初めてのサクランボです。品種は山形県の佐藤錦です。6月7月しか食べられない旬の果物なので出せてよかったです。 6月27日 雑穀ご飯、千草焼き、野菜のピーナッツ和え、味噌汁メインの千草焼きは、とき卵に、にんじん・鶏ひき肉・たまねぎ・ネギのみじん切りを入れてオーブンで焼きました。卵はよく混ぜて濾してなめらかにしているので、焼き立てもふんわりと仕上がっています。 野菜のピーナッツ和えには、刻んだピーナッツとこまつな・もやし・にんじんが入っています。こまつなは、東京都江戸川区産地のものを使用しました。 ピーナッツは脂肪が全体の半分近くを占めている食品です。多く含まれるリノール酸は、コレステロールをおさえ、血液がどろどろになるのを防ぐ効果があります。しかし大変カロリーが高いので、ピーナッツひとつかみでご飯一杯分のカロリーがあります。また食べ過ぎると善玉コレステロールを減らしてしまうといわれています。ピーナッツはおやつやおつまみでよく登場しますが、食べ過ぎには気をつけましょう。 * 今日は久しぶりにランチルームを使いました。雨で外に出られないので、ランチルームでの食事はとてもリフレッシュになると思います。 今日も給食委員の人が来て献立の説明と献立にちなんだクイズを出してくれました。クイズを出す方も出される方もこうやって1つ1つ食事に関する知識をつけてくれたらいいなと思います。 6月23日 ツナトマトスパゲティー、コロコロサラダ、ジョア夏野菜の代表でもあるトマトはなす科の植物です。 トマトの赤はリコピンという栄養素の色です。リコピンには、たばこやストレスで体を攻撃する活性酵素を消す機能を持っています。リコピンをたくさん食べると癌の発生率が低いと言われています。 リコピンは熱にも強いので、加熱しても栄養は減りません。トマトピューレやトマトジュースにもリコピンがたくさん入っているので、夏を乗りきるためにも色んな方法で摂取してほしいと思います。 今日のパスタのソースにはルーが入っているので、とろみがついてソースがパスタに絡まりやすいです。 6月22日 ご飯、呉汁、鮭の塩焼き、キャベツの土佐酢和え6月22日は、和食の給食でした。 呉汁とは日本各地に伝わる郷土料理です。大豆を水につけて、すりつぶしたペーストを「呉」といい、呉をみそ汁に入れたものを呉汁といいます。 今日の呉汁には水37kgに対して、大豆が3キロ入っていたのですが、少なかったようで予想より濁りは少なかったです。次回はもっと豆の量を増やしてもいいなと思いました。 6月21日 揚げパン、野菜のクリームシチュー、フルーツ牛乳寒天、牛乳メインは定番のきな粉の揚げパンです。揚げパンは現代のリクエスト給食の定番ですが、開発されたのは戦後直後と言われています。カロリーが高いので、安価に栄養状態を引き上げようと開発されたものです。揚げたコッペパンにきな粉・砂糖・塩を混ぜてまぶしたシンプルなものですが、子どもたちには相変わらず人気があります。一年生の子どもたちは小学校で揚げパンを食べるのが初めてなので、感想が気になったのですが、みんないつもは給食の時間には騒いでいるのに、今日は美味しくて黙々と食べていました。「パンが美味しい」「もっとおかわりしたい」と満面の笑みで言われてうれしかったです。 ただリクエスト給食=揚げパンになってしまうので、もっと他のメニューも人気が出てくるといいなと思います。 シチューには旬のブロッコリーがたくさん入っています。ブロッコリーはカリフラワーの変種で、ビタミンC・E・カロテン・鉄分を豊富に含んでおり、免疫力を高めてくれるので風邪の予防にもなります。これから梅雨もあけ、暑さが増していくので、野菜を食べて水分をとって夏バテに備えてほしいと思います。 * 昨日と今日は5年生の教室で一緒に給食を食べました。クラスの係には、「クイズ・お笑い係」というものがあり、給食の時間や帰りの会で漫才をしています。昨日も今日もクラスで係の子たちが漫才をしてくれました。オリジナルの漫才だと思うのですが、体と頭を使ってうまく笑いをとっていました。そんな笑顔のあふれる給食の時間も素敵だなと思いました。 6月20日 ジャンバラヤ、ゆで野菜のドレッシングソース、ドライプルーンにんにく、セロリ、たまねぎ、ウインナー、とりにく、にんじん、トマトペーストを炒めて塩こしょうで味付けをし、炊いたご飯と一緒に炒めます。 起源はスペインのパエリアらしいのですが、色つけのサフランが手に入りにくかったことからできた料理です。 労働者や漁師の料理なので、材料を切って炒めるというシンプルな作り方ですが、素材の味がうまみを出して、少しピリ辛でマッチしていました。 付け合わせのゆで野菜のドレッシングソースは、茹でたキャベツ・にんじん・きゅうり・ホールコーンに、たまねぎのドレッシングをかけています。あっさりしていてさわやかで美味しい味になりました。 デザートのプルーンは鉄分を補給する目的でよく出すのですが、好きだという子もいれば見た目が気持ち悪いと食べたがらない子もいました。「美味しくなさそう」と言って残そうとする子には、食べない前から決めつけたらだめだよ、絶対に一口は食べようねと指導しています。 日々の食生活で鉄分などを補うのは大変難しいので、自分の体のためだと思って、最初は美味しくないと感じても、食べてみてもらえてらと思い合うがアが宇。 ご家庭でも新しい食材や料理が出たら一口は食べさせるなどしていただければ、子どもの感性がより豊かになっていくと思います。 |
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