9月29 クロックムッシュ、にんじんポタージュ、キャベツのハニーマスタード和え
今日の給食は洋食でした。
クロックムッシュとは、フランス発祥のトーストの一種です。たまご・牛乳・砂糖を混ぜた液に、パンを浸して、ハムとチーズを挟んでオーブンで焼いています。本場ではホワイトソースを挟むこともあるそうです。クロックとは「かりっと」という意味で、 「ムッシュ」とは紳士の意味です。仕事に行く前の紳士達が手軽に食べられるようにということで名付けられたものです。日本でも喫茶店などで食べることができます。 今日は厚めの食パンを使って作っり、卵液に浸した食パン→ハム→チーズ→ハム→食パンとたくさんの具を挟んで焼いたので、思ったより火が通るのに時間がかかってしまいました。今日は厚めのトーストを二枚使い、それを半分に切って食べたのですが、次回は半分の厚さにして、半分に切らないで1人2枚を使って具をサンドして食べる方法でいいかなと思います。 にんじんポタージュは、全校で8kgのにんじんを使っています。お米・たまねぎなどとミキサーにかけて、生クリーム・牛乳を入れて調味しています。なめらかな口触りと味だったので、子ども達からも大人気でした。 キャベツのマスタード和えは、子ども達には少しオリーブオイルの味が強いかなと心配していたのですが、ウインナーも入っていて食べやすかったからかたくさん食べてくれました。しかし、やはり中には苦手な子もいたようで「どうして美味しくないサラダはたくさんあるのに、みんな大好きなスープは少ないの?なんでいつもそうするの?」と聞かれました。 別に嫌な思いをみんなにさせたい訳ではなくて、給食ではたくさん野菜を食べてほしいと思っているから、野菜はできるだけたくさん食べてもらえるように意識しているし、ポタージュのように脂質の割合が高い料理はカロリーを摂りすぎることがないように、量を調整している話をしました。 今はいまいち納得がいっていない顔をしていまいがが、将来理解できるようになってくれたらと思いますし、率直に自分が思ったことをストレートに栄養士に意見としてぶつけてくれたことが衝撃でした。うれしかったです 私ももっと勉強して活きたいです。 ★今日の食材の産地★ にんじん・・・北海道 たまねぎ・・・北海道 パセリ・・・長野 キャベツ・・・群馬 10月3日 鮭チャーハン、チンゲンサイとわかめのスープ、にんじんケーキ鮭は北海道産のものを全校で8kg使いました。鮭は切り身を焼いて、骨をとって身をほぐして、ご飯や他の具と炒めています。鮭は「あきあじ」といって親しまれる秋刀魚と並ぶ秋を代表する魚です。三枚切りで注文したので、骨がたくさんあったのですが、調理師さんが一つひとつ骨を丁寧にとってくれました。子ども達も骨を気にせず口いっぱいに頬張っていました。量が少し多いかなと心配していたのですが、残りはほとんどありませんでした。美味しい鮭を見分けるこつは、身のオレンジ色がこいもの・うろこがはがれていないもの・身の色つやや弾力がいいものなどです。旬の秋鮭なので、ご家庭でも食卓に並べてみてはいかがでしょうか。 にんじんケーキはにんじんをピューレして、油・砂糖・薄力粉・コーンスターチ・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼いています。にんじんの鮮やかな色がわかるケーキになりました。 ★今日の食材の産地★ タアサイ・・・静岡 ねぎ・・・山形 玉ねぎ・・・北海道 にんじん・・・北海道 チンゲンサイ・・・茨城 鮭・・・北海道 9月28日 大豆ピラフ、ジュリエンヌスープ、生プルーン、牛乳大豆ピラフは、たまねぎ・にんじん・しめじを炒め味付けをして、米と混ぜてバター・塩を入れて炊き込みます。ウインナーやコーンは、別に炒めて後から炊いたご飯と混ぜています。大豆がたくさん入っており、見た目よりもボリュームのある料理です。バターの風味が利いており、残食もほとんどありませんでした。 ジュリエンヌスープのジュリエンヌとは、フランス語で「千切りの」という意味です。スープには、千切りにしたにんじん・キャベツ・たまねぎ・えのきとたっぷりの具を使用しました。 デザートは生プルーンです。今年出すのは2回目なのですが、何人にも「皮は食べられるの?」と聞かれました。もちろん皮は食べられるのですが、過去一回給食に出しただけでは覚えていないのだなぁとしみじみ思いました。子ども達が大人になって、その料理について紹介できるくらい、舌と知識で覚えてほしいなと思います。 ★今日の食材の産地★ たまねぎ・・・北海道 にんじん・・・北海道 しめじ・・・長野 にんにく・・・青森 いんげん・・・青森 キャベツ・・・群馬 えのき・・・長野 パセリ・・・長野 豚骨・・・青森 ベーコン・・・茨城 ウインナー・・・茨城 9月27日 皿うどん、和風サラダ、マーラーカオ、牛乳名称は“うどん”とつきますが、使う麺は中華麺なのでやきそばに近い料理です。 元々は長崎県の郷土料理のちゃんぽんを配達する時に、汁がこぼれないように考案されたものです。皿うどんの麺は2種類あって、今日の給食に出した細麺を油で揚げたものと、やや太めの中華麺を焼いたものがあります。今日はいつもラーメンなどで使用している麺よりも、揚がりやすいように細い麺を使用しています。 具にはたくさんの野菜・イカ・豚肉などを炒めて、片栗粉でとろみをつけた餡を麺の上からかけています。豚骨などは使っていないのですが、肉や野菜から出たうま味がスープとなっていました。 いつもとは違いパリパリとした食感が楽しめるのですが、子ども達は堅くて食べにくいという子もいました。そういえば自分が小さい時もそうだったなと思いましたが、よく歯でかまないと口の中に刺さるので少し抵抗感がありました。しかしみんなよく食べてくれました。 マーラーカオは中国の蒸しパンです。材料は薄力粉・卵・無糖練乳・三温糖・ベーキングパウダー・重曹・油・ごま油・ごまと、中華らしく少し油脂の多い材料からできています。すべての材料をよくまぜて蒸すのですが、どうしても鉄板で作ると厚さに差ができたり、間に空気の層ができてしまいうまく均等にふくらまないのですが、今日も調理師さんが上手に切ってくれました。 皿うどんも油で揚げており、蒸しパンにも脂質が多かったのでかなりおなかいっぱいになる給食だったので、次回のデザートはあっさりとフルーツでもいいなと思います。 今日は一年生がランチルームデビューの日でした。 いい気分転換になったのかいつもより笑顔でたくさん食べてくれていた気がします。 ★今日の食材の産地★ にんにく・・・青森 しょうが・・・熊本 たけのこ・・・静岡 にんじん・・・北海道 たまねぎ・・・北海道 キャベツ・・・群馬 もやし・・・栃木 ニラ・・・栃木 胡瓜・・・愛知 長ねぎ・・・青森 豚肉・・・鹿児島 イカ・・・ペルー 9月26日 さつまいもご飯、さんまの塩焼き、みそ汁、磯香和えさつまいもご飯は、お米にさいころ状にしたさつまいもを入れて炊いています。 主菜のサンマは、北海道産のものです。魚のシンプルな味を楽しんでほしく、塩をつけて焼き、レモン醤油をかけました。お味噌汁には、なめこが入っています。 子ども達には、骨がたくさんあるサンマは食べるのが難しいかと心配していましたが、予想外に1・2年生の子ども達の食べ方が上手で、骨をきれいにはがして食べていました。また太い骨までばりばり食べる子もいるので驚きました。のどにささりそうで心配でしたが、いつも食べているとのことです。 いろんな子に「おうちでサンマ食べるの?」と聞くと「昨日食べたよ!」「大好き!」という子もいれば「家がくさくなるからおうちではサンマは焼かないよ」という子もいました。確かに家でお魚を調理するのは、生臭さや煙のにおいが強く嫌がる方も多いかと思います。 せっかくの旬のさんまなので、10月も給食に2回ほど出す予定です。一番最初に食べにくい形でサンマを出せたので、次に出すのはハードルが下がってよかったかと思います。 高学年の子ども達は、骨が原因で食べにくいというよりも、「自分が魚を好きではない」ということを意識してしまっている子が多いように感じました。そのため一口も食べていない子が数人いました。過去に食べて美味しくなかったからもう食べたくない、と決めつけないで、いつも出されたら絶対に一口は食べてほしいと思います。 秋分を過ぎ今朝も寒かったので、これから一気に秋の香りがしてきそうです。寒さが増してきますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 ★今日の食材の産地★ さんま・・・北海道 さつまいも・・・千葉 なめこ・・・山形 長ねぎ・・・青森 こまつな・・・埼玉 もやし・・・栃木 人参・・・北海道 レモン・・・長崎 9月22日 スープ茶漬け、五目金平、フルーツジュレ、牛乳普通のお茶漬けは、お茶かお湯をかけて食べることが多いと思いますが、給食のお茶漬けは、食べやすいようにかつお出汁でたっぷりの鶏肉を煮たスープをかけています。味付けはみりん・塩・醤油とシンプルでしたが、あっさりとした中にコクがあるスープとなりました。 ご飯の上にかけるふりかけは、焼いてほぐした鮭・ちりめんじゃこ・わかめご飯の素・ゆかり・ごまでした。ふりかけなので、塩分を濃いめに調整したのですが、子ども達の中にはかけ過ぎてしょっぱすぎた子もいるようです。料理の塩分調整は重要ですが、配膳する時の量でも塩分摂取量が大きく異なってしまうので、次回からは量もわかりやすく指定して配膳できればと思いました。 五目金平はたっぷり8.5kgのごぼうを使いました。金平を作る時には、40本近くあるごぼうを一つ一つ丁寧に洗って千切りにしていくのでとても大変です。今日も調理師さんが頑張って下準備してくれました。また鉄鍋だとごぼうが酸化して色が黒くなってしまうので、ティルティングで作ってくれました。普通の食生活をしているとどうしても食物繊維が不足しがちなので、ごぼうのように噛むのにも力がいて、食物繊維が豊富な食材は定期的にメニューに入れていきたいなと思います。 ★今日の食材の産地★ 鶏もも肉・・・北海道 銀鮭・・・チリ ちりめんじゃこ・・・愛知 こまつな・・・埼玉 ごぼう・・・茨城 人参・・・北海道 いんげん・・・青森 レモン・・・広島 9月21日 ココナッツミルクカレー、海藻サラダ、ぶどう、牛乳タイカレーとは、タイ語で「ゲーン」と呼ばれる様々な汁ものの中で、香辛料の効いたココナッツミルク仕立ての料理の総称です。タイの宮廷で発祥した料理で、インドカレーとは直接関係がないと言われています。使用するスパイスや煮込む食材によって、色・香り・辛さが異なります。タイカレーには、レッドカレー・イエローカレー・グリーンカレーなどがあります。 給食なので辛さを出す香辛料はあまり入れられませんでしたが、いつものカレーに使っているスパイス(ガラムマサラ・グローブ・ナツメグ・クミン)などに、ココナッツミルクをたっぷり9kg使っているのでタイ風カレーを体験してもらえたと思います。 クラスを回ってみると、みんなほとんど食べていましたが、中にはココナッツの風味が苦手という子もいました。一口食べただけで嫌だと言うので、「それは舌がなれないからだよ。まずは3口食べてみよう、そしたら美味しくなるよ。」と教えてあげると、少しいやそうな顔をしながら3口食べて、4口目には顔を輝かせて「おいしい!!」と言ってくれました。大人よりも舌の細胞が多い子どもは初めて食べる味に敏感ですが、その分慣れるのも早いようです。 またココナッツよりも、たっぷり入ったなす・ピーマン・赤ピーマンが苦手という子も多かったです。甘みを引き出すように、油で揚げているので食べやすいと思うのですが、ピーマンは苦いというイメージが強いのと、色が濃いので存在が気になるようです。おかわりが少なくカレーが残ってしまうクラスもありましたが、みんな自分によそられた分は全部食べようと努力していました。 ココナッツミルクは癖があるので普通のカレーの方が好きという子ども達もいましたが、タイ独特の新しい体験をしてもらえて良かったかと思います。 ★今日の食材の産地★ 玉ねぎ・・・北海道 にんにく・・・青森 しょうが・・・高知 なす・・・栃木 ピーマン・・・茨城 赤ピーマン・・・高知 人参・・・北海道 きゅうり・・・宮城 もやし・・・栃木 巨峰・・・長野 鶏肉・・・青森 鶏ガラ・・・岩手 9月20日 けんちんうどん、即席漬け、セレクトおはぎ、牛乳毎年「春分の日」「秋分の日」を中心とした一週間をお彼岸と言います。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、年に2回のお彼岸は昔から季節の変わり目の目安になっていたようです。お彼岸は、仏教でいう「悟り」を開けるよう修行する期間です。またご先祖様との距離が近い時期とも言われています。お彼岸には、おはぎや牡丹餅(ぼたもち)を食べる習慣があります。小豆(あずき)の赤色には災難から身を守る効果があると信じられていますが、邪気を払うという信仰が祖先の供養に結びついたと言われています。この習慣は江戸時代から庶民の間で広がったと言われています。 また秋におはぎ、春に牡丹餅と言われる理由は、秋に咲く萩の花、春に咲く牡丹の花に由来しています。季節の花に合わせて呼び方を変えるというのは、日本人の四季を大事にする心が感じられますね。 例年はおはぎ2つを主食として出していましたが、甘いもの2つよりも主食を別にして、おはぎをデザートとして食べた方がいいのではというアドバイスを何名かにいただいたため、今回のセレクトおはぎは1人一種類にしました。 おはぎは、あんこ・きなこ・ごまの3種類があります。全校の生徒と先生にアンケートをとって希望を聞いたところ、あんこ74個・きなこ194個・ごま48個と、きな粉が圧倒的な人気でした。口触りがなめらかで、クセの少ない甘いきなこが子どもたちは大好きなようです。 おはぎは、もち米と白米を混ぜて炊いたご飯を半分ほど潰して、人数分に分けて丸めてから三種類の味付けに分けていきます。今日も調理師さんたちが一生懸命丸めて成形してくれました。クラス1人1人が希望通りのおはぎが食べられるように、いつも以上に入念に数を確認しながら配りました。 数の不足などを確認するために全クラスを回ってきたのですが、どのクラスでもほとんどおはぎは残らず食べていました。生徒の中には「きなこ大好き!」「おはぎ大好き!」という声が聞こえたり「なんで1つなの、主食で2個でよかったのに。」という不満の声も聞かれました。今回は、けんちんうどんを主食としてみましたが、次回3月のお彼岸の時には2個出してもいいかなと考えています。 ★今日の食材の産地★ 人参・・・北海道 ごぼう・・・茨城 大根・・・北海道 里芋・・・千葉 ねぎ・・・青森 しょうが・・・高知 白菜・・・長野 鶏肉・・・青森 9月16日 八宝丼、大豆とじゃこのサラダ、梨、牛乳メインの八宝菜は、もともとは広東料理です。八宝菜の「八」とは、「8種類」という意味ではなく「たくさんの」「数多くの」という意味です。八宝菜をご飯の上にのせた食べ物を日本人が中華丼と呼ぶようになりました。今日の八宝菜には、白菜・人参・筍・玉葱・椎茸・エビ・イカとたくさんの具が入っています。 たくさん野菜が入っていますが、とろとろのあんかけと一緒に柔らかく煮ているので子どもたちには食べやすかったようです。「たくさんお代わりしたよ!」という声が低学年を中心に聞かれました。 今日の梨は豊水という種類で長野県産です。日持ちがよく、果肉が軟らかく、果汁が多いことが特徴です。甘みの中に適度な酸味があり、大変美味しい梨です。 大豆とじゃこのサラダも合わせて、今日の給食は全体的に、ビタミンやカルシウムなど不足しがちな栄養素がよく摂取できたのではないかと思います。 明日から三連休ですが、ご家庭でもしっかりと三食食べ、牛乳も飲み、早寝早起きの規則的な生活を続けていただければと思います。 ★今日の食材の産地★ にんにく・・・青森 しょうが・・・熊本 たけのこ・・・九州 にんじん・・・北海道 たまねぎ・・・北海道 青梗菜・・・茨城 白菜・・・長野 きゅうり・・・岩手 キャベツ・・・群馬 豚肉・・・鹿児島 豚骨・・・青森 9月15日 二色サンド、ビーンズシチュー、フレンチポテトサラダ、牛乳二色サンドは、クリームチーズ・ヨーグルト・レモン・砂糖を混ぜたクリームを黒糖パンに塗ったものと、ブルーベリージャムを白食パンに塗ったものを出しました。 全部調理師さんが一枚一枚手で丁寧に塗って切ってくれています。 どちらの味も甘すぎずさっぱりしていて子どもたちもパクパク食べていました。 ビーンズシチューは、大豆・たまねぎ・人参・豚肉・セロリと具だくさんのシチューです。たまねぎを飴色になるまで炒めて、よく煮込んでおり深みがある味わいでした。ブラウンルーも手作りしています。 今日の給食は子どもたちからも好評でした。ただの「美味しい」とはまたちょっと違い「食べやすかった」という感想も多く聞きました。感動するほど美味しい料理を出すのも子どもたちからの期待ですが、例えば骨がある魚や色や味の濃い野菜など食べにくい食材を使わないというのも子どもたちからの期待なのだと思いました。そこは体験してもらいたいと考えているので、すべてを食べやすい献立にするわけにはいきませんが、やはりみんなが気持ちよく「美味しいっ」といえる給食も大切なのだなと気付きました。 ★今日の食材の産地★ 豚肉・・・鹿児島 鶏ガラ・・・岩手県 豚骨・・・青森県 レモン・・・長崎 にんにく・・・青森 セロリ・・・長野 たまねぎ・・・北海道 人参・・・北海道 じゃがいも・・・北海道 きゅうり・・・北海道 9月14日 わかめご飯、うったち汁、イカシューマイ、じゃこ入り和風サラダ、牛乳うったち汁とは、佐賀県の塩田を代表する郷土料理です。“うったち”とは、「出発」の意味を持つ方言で、平安時代にロマン歌人和泉式部が塩田から都へ旅立つ日に、旅の安全と幸せを念じてもてなした郷土料理と言われています。佐賀県塩田町では、クジラの脂味を使って味噌汁を作っています。 佐賀県唐津市呼子(からつしよぶこ)はイカしゅうまいの発祥と言われています。今日はイカとタラのすり身をよく混ぜた生地を丸めて、しゅうまいの皮を刻んでまぶして蒸しています。 子どもたちから、イカしゅうまいを指しながら「これ何が入っているの?」と聞かれたので、「イカだよ」と答えると「でもイカが見えないよ」と言われました。イカをミキサーにかけたような状態のものを他の材料と混ぜているんだよと説明したら、そういうことかと納得していました。いつも食べている食品でも違う形をしていると認識するまでに時間がかかるようです。 また今日は給食委員さんから、今までの給食当番服装・給食準備チェック、食事中マナーチェック、片づけチェックの表彰を行いました。各担当クラスを持つ給食委員さんが約2週間のチェック結果を踏まえてフィードバックと表彰を行います。各担当がそれぞれのクラスのいいところをほめつつ、できていないことはきびしく言ってくれるのでよかったです。給食委員さんにとっても成長になるなと思います。 ★今日の食材の産地★ イカ・・・ペルー たら・・・(北太平洋)北海道 ごぼう・・・青森 たまねぎ・・・北海道 大根・・・北海道 人参・・・北海道 さといも・・・千葉 こねぎ・・・福岡 しょうが・・・熊本 キャベツ・・・群馬 長ねぎ・・・青森 豚肉・・・鹿児島 9月13日スパゲティーポモドーロ、きゅうりとコーンのサラダ、パイナップルケーキ、牛乳ポモドーロとは、イタリア語でトマトという意味です。今日は誕生日給食でケーキをつけたかったため、メインのスパゲティはシンプルなトマトソースにして、カロリーを調整しました。ホールトマトは全校で18kg使い、最後に入れたバジルの香りが効いていました。 パイナップルケーキは、バター・牛乳・たまご・薄力粉で作るシンプルなケーキにパイナップルとダイスチーズを加えて焼いたほんのり甘いケーキです。パイナップルの甘みと酸味が活きており、最初からおかわりをと考えている子がたくさんいました。 ★今日の食材の産地★ 鶏ガラ・・・岩手 にんにく・・・青森 玉葱・・・北海道 バジル・・・千葉 胡瓜・・・岩手 9月12日 里芋としめじのご飯、鮭の竜田揚げ、切り干し大根、月見団子、牛乳満月の力は強く、昔から「満月の日にはよくないことが起きる」と言われていますが、良いことも悪いことも多く起きる日だと言われています。中秋の名月は『芋名月』とも言います。この頃は里芋の収穫期であり、日本では昔から里芋の収穫祭が行われてきました。一方、月を観賞する風習は中国から伝わったもので、たまたま同じ時期に行われていた二つの行事が融合したものが、お月見という行事なのです。なので、お月見の祭には、さといも、あるいは米の収穫にちなんでお団子を食べるようになりました。感謝の気持ちを込めて神様にお供えしたと言われています。 里芋としめじのご飯は、にんじん・しめじ・油揚げを出汁で煮て、その煮汁と里芋とお米を一緒に炊いて、後から具をよく混ぜ込んだご飯です。 また月見団子は、白玉粉と薄力粉をよくまぜて耳たぶくらいの柔らかさにして、一口大の大きさのものを作りました。全校で800個作りました。 今日は久しぶりにランチルームを使用しました。5年生が使用したのですが、先週八ヶ岳の宿泊体験に行っていたため、田道小学校の給食は久しぶりでした。「田道小学校の給食美味しいよ」と元気よく言われてとてもうれしかったです。 また主事さんが中秋の名月にぴったりなススキを飾ってくれました。ススキは厄除けになると言われています。 さといもとお団子を食べながら月を観賞するのも風流ですね。 ★今日の食材の産地★ 鮭・・・北海道 さといも・・・千葉 にんじん・・・北海道 しめじ・・・長野 しょうが・・・熊本 胡瓜・・・岩手 9月9日 昆布ご飯、サバと夏野菜の焼き漬け、すまし汁、牛乳魚料理は前から子ども達には人気が低いとわかってはいるのですが、今日は味付けと付け合わせの野菜のせいもあって、食べるのが遅い子ども達が目立ちました。しかし魚の摂取量はただでさえ減ってしまっているので、給食では積極的に魚のおかずを出したいと思っています。 先生方からは「美味しかったよ」とコメントをいただきましたが、やはり子どもの味覚と大人の味覚は大きく違うのだなと感じました。苦手な子も一口は食べてくれたようなので、今日の給食は美味しいと思えなくても、未来に向けた経験になればいいなと思います。 ★今日の食材の産地★ さば・・・長崎 ねぎ・・・青森 にら・・・茨城 しょうが・・・高知 なす・・・栃木 ピーマン・・・岩手 かぼちゃ・・・北海道 9月8日 塩ラーメン、じゃがいもの中華風サラダ、豆乳花、牛乳午前中に保護者の方が集まり、ICT教室で栄養士より田道小学校の給食について説明しました。学校給食の目標、給食提供までの基本的な流れ、栄養所要量、田道小学校の給食で特に工夫している点、食材料、衛生管理、アレルギー対応、地産地消などについてお話しました。 毎日子ども達が食べている給食のことということで、皆さん真剣に聞いてくださいました。 ※説明の途中に間違えてしまいましたが、地産地消で使用している八丈島の特産は、とびうお・むろあじ(くさや)・明日葉です。大変失礼致しました。 その後は調理室の一日の流れの映像を見て、質疑応答です。チーフが朝6:30に来て食材の検収をしたり、お皿一枚一枚を手で洗っている映像を見て驚かれたようです。大釜で調理する風景など、普段見れるものではないので、関心を持って見てくださいました。保護者の方には、この映像を子ども達にもぜひ見せてほしいと仰っていただいたので、社会や家庭科の時間にでも子ども達に見てもらえればいいなと思います。朝早くから調理している姿やお皿洗いの状況を見れば、残菜の多いクラスなどはもっと残菜が減るようになるかもしれません。 その後はランチルームに移動して実際の給食を試食しました。 メニューはリクエスト給食でも大人気のラーメンです。今日はその中でもさっぱりとした塩ラーメンを選びました。塩ラーメンは豚骨・鶏ガラ・削り節で出汁をとっており、中にはたまねぎ・にんじん・もやし・きゃべつ・イカなどたくさんの具が入っています。副菜はじゃがいもの中華風サラダを出したのですが、一人分の量が多く少し残ってしまうくらいでした。デザートは、香港・台湾で人気がある豆乳花(トール-ファ)です。豆乳を寒天で固めて、黒密ときなこをかけて食べます。 今日は幹部の方に給食をよそっていただいたのですが、意外に全員分を均等に取りよそるのは難しく、普段子ども達が苦労して給食を配膳している様子がうかがえたかと思います。食事中にはチーフにも来てもらい、普段の調理や献立をたてる時についてなどお話しました。 保護者の方には、 「いつも給食があることで子ども達の栄養についての心配が軽減している」 「子どもがぱくぱく便りを持って返ってきてクイズを出してくれる」 「普段家では嫌がって食べないものも、学校だと食べられる」 ことなどお伺いし、改めて学校給食の意義を感じるとともに、普段から給食を支えてくださっている他の先生、調理室の方々、前任の織田先生、保護者の皆さんに感謝の気持ちで一杯になった次第です。 栄養士も精一杯努力して参りますので、どうぞ引き続きご協力よろしくお願いします。 試食会を企画してくださったPTAの幹部の方々、本日は本当にありがとうごいざいました。 ★今日の食材の産地★ にんにく・・・青森 しょうが・・・高知 たまねぎ・・・北海道 にんじん・・・北海道 もやし・・・栃木 きゃべつ・・・青森 にら・・・茨城 ねぎ・・・青森 じゃがいも・・・北海道 きゅうり・・・岩手 鶏ガラ・・・岩手 豚骨・・・青森 9月7日 家常豆腐(ジャーチャンどうふ)、トマトときゅうりの中華風サラダ、なし、牛乳デザートは今年初めての梨です。栃木県産の幸水という品種で原産地は中国です。食べた時の食感がしゃりしゃりと独特であり、これは石細胞と呼ばれています。甘くて美味しい梨だったので、子どもたちは休みの子の分を競って食べていました。 ★今日の食材の産地★ 豚肉・・・鹿児島 しょうが・・・高知 にんにく・・・青森 たけのこ・・・静岡 ねぎ・・・青森 人参・・・北海道 にら・・・茨城 トマト・・・茨城 きゅうり・・・岩手 梨・・・栃木 9月6日バイン・ミー、フォー・ガー、ぶどう、牛乳バイン・ミーはフランスパンにお肉と甘酢漬けの野菜を挟んだものです。鶏肉を塩こしょう・ナンプラーで炒めたもの・野菜を酢漬けにしたもの・かりかりに焼いたベーコンをフランスパンに挟んでいます。ベトナムはかつてフランスの植民地だったのでその時に発達した料理です。子ども達はナンプラーを入れて炒めたお肉が美味しかったようで、これ何のお肉?と聞いてくる子がたくさんいました。また、パンに挟んでいる野菜が酸っぱいのがいやだという子もたくさんいました。実際は少し甘すぎたかなと感じるくらいの酸味でしたが、小さい子は舌は敏感なので、酸味に対しては大人が予想するよりも強く反応するようです。 フォー・ガーのフォーとは米の麺、ガーとは鶏肉のことを指します。ベトナムでは高級レストランから街角の屋台までフォーを作っており、朝昼晩の3食すべてで食されるほど極めてベトナム人の生活に密着した料理です。 ★今日の食材の産地★ 鶏肉・・・鹿児島 鶏ガラ・・・岩手 胡瓜・・・岩手 大根・・・北海道 人参・・・北海道 小ねぎ・・・福岡 玉葱・・・北海道 もやし・・・栃木 にら・・・茨城 レモン・・・広島 巨峰・・・長野 9月5日 煮じゃこご飯、冬瓜と豚バラ肉のはちみつ煮、さつま汁、牛乳煮じゃこご飯は、じゃこを甘辛く煮付けたものと白米を混ぜています。香ばしいじゃことごまの香りがして、ご飯だけでもたくさん食べている子どもがいました。 さつま汁は今年初めてのサツマイモをたくさん入れて作りました。さつまいもは低温でじわじわ温度を上げるほど、さつまいもの成分が糖化して甘くなるのですが、給食では低温加熱が難しいため、みそ汁とは別の釜で蒸してから後から加えました。直接お湯で茹でるよりもゆっくり温度が上がったようで、ほっこり甘い芋になりました。 メインの冬瓜は、全校で35kg使いました。といっても一個が重いので数にすると10コくらいです。冬瓜は中に種を含んだ綿が入っており、それと皮を取り除いた柔らかい白い部分が食べられます。見た目ほど可食部は少なく、煮ると水分がでるので、できあがりは予想より少なめでした。 和食は子どもたちも普段家で食べる機会が減っていると思うので、週に最低一度は和食を食べてもらい、日本の味をしっかりと覚えてほしいなと思います。 ★今日の食材の産地★ 人参・・・北海道 ごぼう・・・茨城 大根・・・北海道 さつま芋・・・千葉 ねぎ・・・青森 冬瓜・・・愛知 いんげん・・・青森 鶏肉・・・鹿児島 豚バラ・・・鹿児島 9月2日 シンガポールチキンライス、モロヘイヤサラダ、冷凍パイン、牛乳今日のモロヘイヤは群馬県産です。モロヘイヤは元々アフリカからインドが原産地のため、日本では夏が旬の食材です。モロヘイヤはほうれん草を上回る栄養素を持っています。古代から、インド・エジプトあたりで栽培されてきました。モロヘイヤとはアラビア語で「野菜の王様」という意味です。 子ども達にモロヘイヤのねばねばを味わってほしいと思い出したのですが、今回はモロヘイヤの葉っぱが少なく、他の野菜と同じくらいの量になってしまったためあまり食感を味わえなかったかもしれません。家庭ではあまり取り扱わないかもしれませんが、茹でて醤油や鰹節とあえるだけでも食卓の一品になるので、ぜひモロヘイヤのとれる時期にご家庭でも召し上がっていただければと思います。 デザートの冷凍パインは、今年の冷凍みかんがすべて売り切れてしまったということで急遽出したものです。1年生は冷凍デザートを初めて食べたのですが、冷たいからと一生懸命手で溶かしていました。夏の暑い時にはうれしいですが、口に入れるにはやはり冷たすぎるかなと思います。夏はちょっと時間を置いて半解凍くらいが美味しいようです。 ★本日の食材の産地★ 鶏胸肉・・・北海道 鶏ささみ肉・・・群馬 しょうが・・・熊本 ニンニク・・・青森 長ねぎ・・・青森 キュウリ・・・岩手 にんじん・・・北海道 キャベツ・・・群馬 モロヘイヤ・・・・群馬 9月1日 冷やし中華、ゆでとうもろこし、フルーツヨーグルト、牛乳冷やし中華の具は、茹でたきゅうり・もやし・にんじん、薄焼きたまご、かまぼこ、ハムです。冷やし中華のタレは、かつお出汁・しょうゆ・砂糖・酢・こしょう・塩・からし・しょうが・ごま油を合わせて加熱に冷やして作っています。さっぱりとしていて美味しいタレでした。薄焼きたまごは、オーブンで蒸し焼きにして大きな卵焼きを作り、細く刻んでいます。かまぼこは、2センチくらいの短冊型に切ってこちらも蒸し焼きにしています。ハムは家庭では生で食べるかもしれませんが、学校給食は衛生基準に従って加熱しないといけません。ハムを加熱すると水分が減ってしまい、干からびてしまうので、そこがとても残念です。麺は冷やして一人分の大きさに丸めて配缶しています。 ゆでとうもろこしは、北海道産です。甘みが強く、子ども達も夢中になって食べていました。今日出したのは4分の1本だったのですが、「この前は一人で一本食べたよ。」という子もいて、とうもろこしは子ども達に人気なようだとわかりました。 今日の給食は、調理行程も盛りつけも複雑で、調理室は大変忙しくなりました。 デザートはもっと簡単なものにすればよかったかなと反省しましたが、調理師さんが急いで間に合わせてくれてみんなに美味しい給食を提供できました。 少し大変でも子ども達に美味しい給食を食べてほしいなという気持ちが大きいのですが、あまり複雑な調理工程になってしまうと事故につながる可能性も大きくなってしまうので、そこはもっと考えて献立をたてなければいけないと思いました。 今は給食委員さんの衛生チェック期間なので、各クラスに委員さんが回り、食事中のマナーなどについて質問しできているかチェックします。食事を楽しんでもらうと同時に適切なマナーを身につけてもらうためにも、給食委員さんの言葉をしっかり聞いてできていないところは改善していってほしいなと思います。 ★今日の食材の産地★ もやし・・・とちぎ りんご・・・山形 しょうが・・・くまもと にんじん・・・北海道 とうもろこし・・・北海道 きゅうり・・・青森 |
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