入学式は4月8日です。

3月3日 鮭ちらし寿司 すまし汁 ゆで野菜のしょうがじょうゆかけ 桜餅 牛乳

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今日はひな祭りだったので、彩りのきれいな鮭ちらし寿司と桜餅を作りました。鮭ちらし寿司には、焼いてほぐした鮭と、炒り卵、ごま、菜の花、のりが入っています。お酢の味がしっかりとして、子どもたちにも大好評でした。中には、「先生、これ、お茶漬けにしたらもっとおいしいんだけど・・・。」という声もありました。確かに、鮭茶漬けはおいしいですが、今日はお寿司として食べてもらいたい旨を伝えました。
すまし汁には、ほうれん草、にんじん、しめじ、わかめ、花麩が入っています。こちらはほうれん草の甘みがおいしいすまし汁で、今日は特別にきれいな花麩にしたので子どもたちも喜んでくれ、ほとんど残りませんでした。
そしてデザートは桜餅です。給食で、ひな祭りに一度作ってみたいと、家で何度か試作を重ね挑みました。桜餅は2種類あり、皮が小麦粉で作るものと道明寺粉で作るものがあります。小麦粉が関東風、道明寺粉が関西風とも言われていますが、今日は国産の桜葉の塩漬けと、道明寺粉が手に入ることになったので、道明寺粉を使いました。市販のものはほとんどが食紅をつかってピンク色にしていますが、以前お赤飯を作るのに赤ワインを使うアイデアをテレビで見たので、赤ワインで色づけしました。試作のときは濃い色になってしまったので、今日は少し控えたところ、薄ピンク色になりました。道明寺粉に水・砂糖・赤ワインを入れて蒸し、中には手作りのあんこを入れました。家での試作は電子レンジで行ったので水っぽくなってしまい、包むのが難しかったですが、今日は蒸したので思ったよりもスムーズに作業ができました。桜の葉は塩漬けになっているので水につけて塩抜きして使いました。子どもたちからは「今日、桜餅だよね!」と楽しみにしている声もありましたが、「先生、この葉っぱも食べるの?」「葉っぱは食べられない。くさい。」という子もいました。確かに自分の子どもの頃を思い出すと、桜餅の葉をおいしいとは思わなかった気がします。ただ、やはり何度か食べるうちに好きになったのだと思いました。中には、「家ではお母さんがいつも食べてるけど、ぼくは葉っぱを食べたことないんだ。」という5年生もいました。「一口食べてごらん。食べてみたらおいしいって思うかもよ。」と声をかけると、一口食べて「意外にいけるかも・・。」と残さず食べてくれていました。やはり、食は経験です。給食という大量調理の中で桜餅を作ることはとても難しいですが、きれいにおいしく作ることができたのは、調理師さんたちのおかげです。そして、食べて経験することができた子どもたちの味覚は、また一つ成長できたかなと思っています。
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