入学式は4月8日です。

11月25日 バニーチャウ、野菜スープ、ドライプルーン、飲むヨーグルト

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今日は南アフリカ料理のバニーチャウを作りました。
南アフリカは、西洋・東洋の食文化はもちろん、アフリカの大地がもたらす自然の恵みにも影響を受けています。バニーチャウは、南アフリカに移住してきたインド人が持ってきた、南アフリカ・インド料理です。パンの中身をくりぬいて、玉葱・セロリ・人参のみじん切り、トマトケチャップ、トマトピューレ、くりぬいたパンなどを入れ、ガラムマサラ・カレー粉などで味付けした具を詰めてチーズを乗せてやいたものです。この作り方は、昔、インドから連れてこられた労働者に簡単に食器なしでご飯を与えられるように考案されたという悲しい歴史があります。南アフリカ料理は北アメリカやポルトガルなど様々な土地の文化の影響を受けていますが、その中でも特に東南アジアの影響が強いです。連れてこられた移民の中でも、インドネシアからマレー系の女性が台所を任されたことから、香辛料をふんだんに使った料理は南アフリカの国民的料理として親しまれています。南アフリカは、澄んだ空気・良質の水・湿度の少ない土壌・豊かな陽光に恵まれることから、ワインも名産品として有名です。また珍しい金属などがよく採れる土地です。アフリカの最南端に位置し、普段は接することがないですが、実は私たちの身の回りのものは南アフリカから来ているかもしれません。
 子供たちはカレー味のものが大好きなので、よく食べてくれました。パンの中にたっぷりと具が入っているので、少し食べにくく手を汚してしまった子もいますが、大きな口をあけてかぶりついている姿を見てうれしくなりました。「これ美味しい〜!!」とはみんなに言ってもらえてうれしかったのですが「ありがとう。このパン何て名前だっけ?」と聞くとみんな「忘れちゃった」と答えます。「バニーチャウだよ〜南アフリカの料理だから覚えてね!」と言ったのですが、あまり覚えてないかもしれません。料理が発達する背景には、歴史があり、それを広げて掘り下げていくことはとてもおもしろいのですが、小学生が理解し“おもしろい”と思うところは大人とは違うのだと思います。ちゃんと子供たちに伝えたいことを絞ってわかりやすく伝えないといけないと思いました。ぱくぱく便りにはかなり詳しめに書いたのですが、一年生は1クラス担任の先生が給食の時間に出張だったためぱくぱく便りが読まれませんでした。次回からはそのような時は私が入ろうと思いました。せっかく世界の文化を子供たちに教えられる貴重な機会だったので、少しもったいなかったです。

★今日の食材の産地★
豚肉・・・鹿児島
鶏ガラ・・・青森
ベーコン・・・茨城群馬千葉
人参・・・千葉
玉葱・・・北海道
セロリ・・・北海道
にんにく・・・青森
じゃがいも・・・北海道
キャベツ・・・千葉
パセリ・・・千葉
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