令和元年度 不動小学校 研究主題

「 聞く力・話す力を高める 〜相手の思いを受けとめ、自分の思いを伝える〜 」

低学年分科会 研究授業

2年生 「スイミー」 吉田 宏 先生

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本単元では、段落ごとに小見出しをつけ、
本時では、その小見出しの中から「新しい魚の兄弟を見つけ、知恵を絞るスイミー」の気持ちについて考えました。
子どもたちは、スイミーの会話や行動から、積極的に気持ちを想像していました。

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次にペア活動にて、スイミーに言ってあげたいことを話し合いました。
「わたしは、スイミーに〇〇と言ってあげたいです」という感想に対し、
「私の考えも同じです」「その言葉からそう思ったのですか」のどちらかを返すことで、感想を深め合うことができました。

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本時の学習を振り返る振り返りカードには
「ペアの人にはっきりと言えてよかった」
「ペアの人にスイミーに言いたいことがよく伝わった」
と書いており、子どもたちの感想からも、話し合い活動が充実していたことが伝わってきました。

中学年分科会 研究授業

4年生「自分の考えを伝えるには」 和久津 綾花 先生

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本単元は、「4年生112人で遠足に行くなら、水族園と動物園のどちらにいきたいか」についての意見文を書くことが目標です。
前の時間の学習で、水族館や動物園を選んだ理由を考えましたが、なかなか思いつかなかった子どもたち。
そこでこの日の学習では、理由を友達に伝え意見をもらうことで、より理由を分かりやすくする学習を行いました。

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友達の理由の文に対して意見を言いやすくするために、聞く側は
「リアクションカード」を持って疑問や共感を伝えました。

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振り返りでは、
「友達に質問をしてもらい、より分かりやすい文章に変えることができた。」
「友達が、一つ目は、二つ目はと理由を説明していてわかりやすいと思った。」
と話しており、友達に意見をもらうことで、自分の考えをより分かりやすくすることができたようです。

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中学年分科会 研究授業

3年生 「つたえよう、楽しい学校生活」 沢田 恭一 先生

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本単元は、保護者に学校生活のことをわかりやすく伝える学習です。
まず、「休み時間」「運動会」など伝えたい大枠を学級で決め、伝えたいことが同じ子同士のグループに分かれました。 その後、一人で「休み時間」の中の特に何について伝えたいのかを考え、付箋に書きました。
 そして本時では、一人ひとりが考えた意見をもちより、グループで、保護者はどのような内容がより知りたいかを話し合いながら考えました。

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司会台本を活用し、司会の児童が話し合いを進行していきます。話し合いの仕方については、事前に中学年分科会作の話し合い方のビデオを見せて学習をしています。この日の学習にもそれが生かされており、子どもたちは付箋を動かしながら、「これとこれは似てるから、一緒にしよう」「その意見はいいね」などとコミュニケーションを活発にとっていました。

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本時の学習の最後には、振り返りをノートに書き、「友達と話し合って、同じような内容をグループにまとめることができた」「友達の目を見て話し合うことができた」と発表していました。

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高学年分科会 研究授業

5年生 「4年生に委員会を紹介しよう〜活動報告書を活かして〜」 石井 翼 先生

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本単元は、委員会の活動報告書を書くために、同じ委員会の児童が集まって
自分たちの意見を伝え合い、内容を取捨選択し、まとめることが目標です。
委員会の活動報告書は次年度から委員会活動に加わる4年生にわたす予定になっており、この日の学習では4年生に1番伝えたいことは何なのか考えました。

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それぞれが前の時間に伝えたいことを書いた付箋をもちより、「出し合う」→「比べる」→「まとめる」の順序で一番伝えたい内容を決めました。 各グループ2〜4人の構成でしたが、4年生の立場に立ち、項目をまとめながら取捨選択している様子があり、友達の意見を認め合いながら話し合いを進めることができました。

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最後にそれぞれの委員会グループで出した結論を発表しました。
「ぼくたちのグループはこの委員会にどんな人が向いているのか書く事にしました。」
「わたしたちのグループでは、みんなの見えないところでしている仕事についてを伝えることにしました。」
と、それぞれの委員会で4年生に1番伝えたいことがしっかりと決まったようでした。

高学年分科会 研究授業

6年生 「未来がよりよくあるために」 圓山 希望 先生